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みのおじゆうがくえん ちゅうがっこう

箕面自由学園中学校

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箕面自由学園中学校の基本情報

  • 住所: 〒560-0056 豊中市宮山町4-21-1
  • TEL: 06-6852-7595
  • アクセス: 阪急箕面線「桜井駅」より徒歩6分、JR京都線「茨木駅」から阪急バス「南桜井」下車
  • 生徒数: 約140名   教員数: 15名(中のみ)
  • HP: http://mino-jiyu.jp/jh/index.html
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 546,000円
入学金 220,000円
諸経費 234,000円
初年度必要金額 約1,000,000円



最新情報

・大学合格実績 こちら

 


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・中一は週7時間、中二は週6時間、中三は週7時間学習する。内、週1時間はネイティブスピーカーの授業を確保している。
・毎年10月に、英語暗唱コンテストを実施。中一はクラス単位でのコーラス暗唱、中二は数人のグリープによるスキャット(寸劇)、中三は個人暗唱を行う。

 

■募集
・中学募集: 70名
 ※筆記試験: 国語50分100点、 算数50分100点
 ※面接: グループ面接(8名)30分   ※当校の試験は面接重視

・高校募集: あり
※中学校からの内進生とは “混合クラス編成”

・内部進学: 併設高校への進学率約70% (スーパー特進コース、総合コース 特進・総合、 クラブ選抜コース)

 

■併設学校
箕面自由学園高等学校


併設高校の大学合格実績 上位校

近畿大、追手門学院大、甲南女子大、関西大、龍谷大、関西学院大、京都産業大、立命館大、同志社大、大阪学院大、武庫川女子大 など




 

 

 




理念・教育の特長

教育方針

「よく卒業生が訪ねてくる学校ですね」そんな言葉をよくいただきます。箕面自由学園は、「教養の高い社会人の育成」を建学の精神とし、その精神にのっとり、中学教育では「楽しくて行きたい学校」、「人間としてのしつけ」、「夢実現への学力保障」を目標に掲げております。素晴らしい感性を持つ子供達に多くの体験を積ませ、多くの失敗を経験させ、最後には大きな達成感を持たせるのが本校の教育です。その過程として、勉強、クラブ活動、伝統のある独自の行事などの様々な経験があります。そこで本当に頑張った可能性こそが大きく未来へと飛翔するのです。
特に、子供達と向かい合う教師の真剣な眼差しや熱意は年々高まり、中高併設でありながら「まず、中学の3年間で勝負する」というベクトルのもと、教師自ら先頭に立ち、厳しい教育活動を展開しております。その成果として、着実に進路実績を伸ばしている併設高校の「特進コース」「総合コース」への推薦入学はもちろん、難関私立・公立高校への進学実績も大きく飛躍しております。
「学校が楽しい!」生徒たちがそう表現するその理由はここに来ていただければ感じていただけるはずです。「楽しくなければ学校じゃない」「面白くなければ授業じゃない」。声を大にして言える子供達がますます増えていきますように。それが校長である私の願いです。

 


沿 革

○箕面自由学園の設立
箕面自由学園は1926年4月に大阪府豊能郡箕面村(現在の箕面市立北小学校の位置)に箕面学園尋常小学校として設立されました。
設立者の岸本兼太郎(岸本汽船社長)は、阪急電鉄の開業に伴い、箕面付近の住宅開発を行っていましたが、居住者の子弟の教育に適した学校の必要性を考え、熟練の教育者である小谷新太郎を校長に招きました。

 

○教育の本質を呼びさます
大正時代から昭和前期は、デューイの児童中心主義の教育論や自然教育、作業教育などの理念の下に「新教育運動」が展開され、教授法の革新や新教育を実践する新しい学校の設立が目覚しかった時代でした。学問的にも全人教育論をはじめ、新しい理論や潮流が開花した時期でした。
学年進行とともに一つずつ知識を覚えさせる、型にはまった主知注入型の官制教育に対して、教育の本質を呼びさまそうとする流れもありました。

 

○大正時代の小学校で英語教育
1926年の創立以来、小学1年生から英語の授業を実施していました。
ネイティヴスピーカーのマギル先生の情熱的な授業は、英語を通して児童に国際感覚を育みました。創立から80余年を経た現在も、小学校での週2時間の授業に受け継がれています。

 

○保護者の熱意が学園の存続に繋がる
第二次大戦後の混乱で、学園は廃校すら決意していました。しかし保護者の大勢は「この特色ある教育の火を絶やしてはならない」と委員会を結成し、存続をはかりました。その中に当時の大阪帝国大学工学部教授小島公平氏と、中山寺成就院院主の池田瑩澄氏がいました。
1945年4月から宣真高等女学校(現在の宣真高等学校)の仮校舎、そして同年10月からは中山寺境内で授業を継続しました。
小島氏は1947年4月中学校設立と同時に初代校長に就任しました。1947年10月、現在の豊中市宮山町の丘の上に移転、中学校は1947年6月から1948年5月までの期間は、旧制浪速高等学校(現大阪大学)に仮移転の後、現在地に移転し再スタートしました。

 

○自由の名のつく学園
1947年10月に、現在地(豊中市宮山町)の丘の上に移転した際に、かねてから標榜する教育理念である「自由の精神」をそのまま校名に取り入れ、発展的に「箕面自由学園」と改名しました。
その後、伝統教育を継続して行うため1951年4月に高等学校が設立されました。さらに学園教育の精神を幼児教育に反映させるべく、1965年年3月に幼稚園が設立されました。
これ以来、学園では、満3歳の幼稚園児から18歳の高校3年生までの園児・児童・生徒たちが、高い空の下、自由闊達な雰囲気のなかで、のびのびと勉学にいそしんでいます。

 

1926年4月 大阪府豊能郡箕面村平尾に箕面学園尋常小学校設立 (校主 岸本兼太郎 初代校長 小谷新太郎 入学定員1学年30名、総定員180名、男女共学)
1927年3月 第1回卒業式 小谷校長が自ら担任した1期生12名が卒業
1940年4月 この頃、校名を箕面学園初等科と呼称。中等科(旧制中学校・高等女学校)、高等科(旧制高等学校)を開設し旧制高校までの一貫教育を目指す設立当初からの目標があったが、太平洋戦争のために実現に至らず
1941年4月 校名を箕面学園国民学校初等科と改称
1943年2月 厳しい戦局の下、校主岸本兼太郎が廃校を決意し、以後保護者会の手により運営
1944年2月 校主岸本兼太郎、校地・校舎、校具・教具一切を箕面村に売却、大阪府知事に昭和20年3月31日限りの廃校届を提出 1945年3月 保護者池田瑩澄らの努力と池田市の宣真高等女学校校長松尾孝順の厚意で同校内仮校舎に移転し、授業続行
1945年4月 校名を箕面学園国民学校初等科と改称
1946年3月 財団法人箕面自由学園設立認可 小学校学則制定(4月1日施行)
1947年4月 箕面自由学園小学校と改称。兵庫県川辺郡長尾村中山寺内仮校舎にて箕面自由学園中学校設立(入学定員1学年50名 総定員150名 男女共学)1年生39名で授業開始。初代校長に小島公平就任。
1947年6月 中学校仮校舎を旧制浪速高等学校校長森河敏夫氏の厚意により豊中市柴原(現大阪大学)の同校尋常科内旧武道場に再移転。
1947年10月 豊中市野畑(現在の場所)の校地に5棟8教室(594m2)の校舎が竣工。小学校が移転。
1948年5月 現在の校地に中学校校舎(307m2)竣工。旧制浪速高等学校内仮校舎から移転。
1951年3月 財団法人を改組して学校法人箕面自由学園設立認可
1951年4月 豊中市野畑に箕面自由学園高等学校設立。初代校長佐谷正。入学定員1学級40名、総定員120名、男女共学。1年生17名で授業開始。
1959年1月 学園所在地が地名変更により豊中市宮山町となる。
1964年12月 箕面自由学園幼稚園園則を制定。
1965年3月 箕面自由学園幼稚園設立。初代園長佐谷正。4月、園長1名、教員1名で保育開始。
1977年11月 幼稚園に保護者の協力による手作りのフィールドアスレチックが完成
1987年4月 幼稚園に子育て支援講座「2-3歳児のプレイルーム」開設
1994年4月 カウンセリング機関「自己開発研究所」開設
1996年4月 高等学校が「特進コース」「総合コース」コース別募集を開始
2000年9月 幼稚園で「満3歳児クラス(ひよこ組)」を開設
2005年3月 完全防音・空調完備の「桂門ホール」が竣工 同年5月に「学園創立80周年記念式典」を行う。

 


教育の特色 

○教育について

◆しっかり学べる「完全週6日制カリキュラム」
豊富な学習時間の確保
本校では完全週6日制で授業を行います。特に英語は週8時間・数学は週6時間、国語についても週5時間と一般標準に比べ、かなりの授業時間を確保しています。これは、将来高校受験や大学受験で特に重要となる英語・数学・国語という3教科の基礎力を中学3年間で確保させることを目的としています。

 

◆一人ひとりを大切にする「習熟度別クラス」
生徒一人ひとりの現状をふまえベストな状況で授業を受けられるように英語・数学・国語について習熟度別(レベル別)クラス編成を実施しています。本校では一人ひとりの個人成績を分析したうえでそれぞれにあった弱点補強および実戦力強化をはかります。個人の状況の変化に速やかに対応できるようクラス編成は毎学期行います。
・高校入試・大学入試を見据えた少数精鋭の指導方針
大学入試に最も影響が大きいといわれる英語・数学・国語をそれぞれ英語(3グレード制)数学・国語(各2グレード制)に分け徹底した少人数教育を行っています。週6日制の豊富な時間を細かくグレード制に分けることで、個々の力に応じて極めて効率の高い定着学習が望めます。

 

◆基礎力を定着させる「毎日の朝礼テスト」
1 日の始まりは朝一番のテストから…中学3年間に触れる問題数はざっと6,000題にもおよびます。日々の積み重ねにより、無理なく着実に基礎力構築につなげることができます。テスト科目は平成20年度から英語・数学・国語・理科・社会の5教科となり、ポイントをついた各科目の基礎力定着と知識量を増やすことを目的としています。(各教科で合格点を定め、不合格者には放課後居残り補習を実施いたします。)

 

◆実戦力アップのための「フォローアップ対策」
授業内容をいかに速やかに吸収し、効果的に自分のものとできるかが、学力伸長には大きく影響するものですが、本校の「フォローアップ対策」は毎日実施される早朝テストの結果をもとにして、担当教諭が放課後特別補習を行い基礎学力を定着させるものです。
早朝テストのみならず、授業の中で理解できなかった内容についても質問はOK!少数精鋭の方針で常にきめ細やかな指導を心がけ、弱点をしっかりと補強していきます。 こういった日々の積み重ねが、やがて来る高校入試、そして6年後の大学入試に大きな力となり実戦力が養われていくのです。本校の「フォローアップ対策」は月曜〜金曜まで毎日行われます。

 


○その他特色

◆チューターと本校教員との連携指導 
レベル別「チューター連携指導」 [指導者1名:生徒3〜7名(任意参加)]
本校では放課後に多数のチューターを配し英語・数学の2教科において週3日構成の少人数特別指導を行っています。応用・標準・基礎の3グレードによる構成で十数グループに細分化しています。本校教員との連携のもと、生徒の現状を常に把握することで極めて効果の高い指導を実践しています。箕面自由学園の特徴である「面倒見の良さ」へのこだわりをいかした独自の指導方針です。(希望者が受講し、有料となります。)
チューター特講終了後は教職員・チューターによる引率のもと、生徒の集団下校を行い安全管理を徹底しています。

・アドバンスレベル(チューター1名:生徒5〜7名)
チューター1名に対して生徒7名以内のグループ指導で、難易度の高い題材を用い難関校受験に対応できる高い学力とスピードを兼ねた問題対応力を効果的に習得することを目的としています。

・スタンダードレベル(チューター1名:生徒5名程度)
チューター1名に対して生徒5名程度の少人数グループ指導で標準的なレベルの課題を正確に解くことを意識し基本問題の習得から実戦問題対策に至るまで幅広く対応していくクラスです。

・ベーシックレベル(チューター1名:生徒3〜5名)
チューター1名に対して生徒3〜5名の少人数個別型の指導です。基本問題をとりこぼすことなく確実に得点力をアップさせることを目的とし正規授業にもスムーズに対応できるようにカリキュラムを構成しています。基礎力養成に徹したクラスです。

 

 

特徴

・国公立大学への進学希望者が大多数のため、カリキュラムもそれに対応している。
・毎朝の20分テスト(1日1教科、国、社、数、理、英の主要5教科)を創立以来続けている。
・1週36時間授業、年間授業日数は250日超を確保している。
・夏季に14日間、冬季に4日間、春季に6日間、合計24日間の特別授業を行う。
・基本的に1年先取り学習を実施。中二までに中学の学習範囲を終了、中三からは高校の学習内容に入る。


教科の特長

国 語

大切なのは自分の意見を持つこと。そのためには物語や詩に書かれたことばを正しく読む力、自分がどう感じたかをストレートに文字にできる力が必要です。特にこの二つの力をつけていこうと授業をしています。これらを養っていくことは他の教科にもつながります。日々の生活面でも失敗を怖がらずにどんどんチャレンジを繰り返していきましょう。。

 

 

 

数 学

目標は「シンプルな解答がかけるようになること」。つまり、どのような考えや法則を用いて答えを導いたのかを人に伝えられる力をつけること。さらにより簡潔に表現していくことです。だから授業では、立式途中式に特にこだわっています。なぜ、そうなるのかということを毎回考え抜くことで、本物の実力が養われます。


理 科

理科で大切なのは、自然現象を正確に表現すること。それには頭の中にイメージ(図や式)する能力を鍛える必要があります。授業ではイメージを形にする練習をしています。さらに基礎用語を小テストなどで徹底的に覚えます。根気よくトレーニングを積み、「あきらめない」を合い言葉に全力で指導にあたっています。

 


英 語

授業にリズム感、展開にバリエーションを。生徒たちが集中力をきらせないように、音読・解説・答え合わせなどテンポよく進めます。しかし最も大切なのは生徒全員が積極的に授業に参加できる雰囲気づくりです。少しでも英語で考えや気持ちを伝えることに重点を置き、受験テクニックだけじゃなく、使える英語が身につくよう指導しています。

 



学校トピック

箕面自由学園中学校 トピック

  • 特待生制度:  ・特待生A(授業料年額給付) ・特待生B(授業料年半額給付) ※それぞれ入学試験(算数・国語)各日程による成績上位者による選抜
  • チアリーディング:中学生の部全国優勝、 ワールドカップ世界選手権優勝など、多数の大会で好成績。  射撃部: 大阪府大会 個人準優勝
  • 週6日制
  • チューター制の充実
  • 龍谷大、甲南大などの指定校推薦大学あり

代表的な行事・修学旅行

箕面の周辺の山を踏破する山岳踏破

夏期学校。 修学旅行(海外・沖縄など)

合唱祭


 

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