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中学受験用語 「英数字」


AO(アドミッションオフィス)入試

基礎学力だけでなく、面接や作文・自己PR文などを課すことによって、受験生本人の意欲や入学意思を確認しながら合格者を決定する入試制度。もともとは1990年に慶應大学が実施したことから始まった制度で、大学入試の分野で多く実施されてきた。今では一部の私立中学でも実施されているが、本来のAO入試とはかなりの隔たりがあるのが実情だ。


A級中学数学問題集

かつて中学受験専門の雑誌でも紹介された、昇龍堂出版より市販されている問題集のこと。著者は桐朋中学・高校の先生方であり、中学段階で学んでおきたいことが全て盛り込まれているという難問集。多くの私立中学校で採用されている。


LL教室

Language Laboratoryの略です。意味は言葉の研究室です。


MARCH(マーチ)

明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の5校をまとめた大学群の総称。


R4偏差値・R3偏差値・R2偏差値

日能研の模擬試験における偏差値表示法。四谷大塚の80%偏差値・50%偏差値と同じで、合格可能性が80%の偏差値をR4偏差値、50%の偏差値をR3偏差値という。R2偏差値は、合格可能性20%の偏差値となる。


TOEIC

TOEIC(トーイック)とはTest of English for International Communicationの略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストです。TOEICテストは和文英訳、英文和訳などの技術ではなく、身近な内容からビジネスまで幅広くどれだけ英語でコミュニケーションできるかということを測ります。TOEICテストは、合否ではなく10点から990点までのスコアで評価されます。英検では級でレベルを表しますが、このTOEICでは点数で評価を表します。英語能力の測定するのに、英検とTOEICを用いています。


2科目受験, 4科目受験, 2科目・4科目選択制

◆2科目受験…国語と算数の2科目による受験のこと。中堅校や女子校で多く実施されてきた。受験勉強の負担が軽いので、かつては中学受験中途参入組や理社の苦手な受験生たちにとってはメリットがあったが、最近は4科目受験に変更する学校が増えてきているので、自分の志望校が現在2科目受験であったとしても油断はできない。

◆4科目受験…国語・算数・理科・社会の4科目による受験のこと。首都圏の難関校では、ほとんどがこの方式をとっている。また、算数・国語よりも理科の配点を低くする「傾斜配点」を実施している学校もある。

◆2科目・4科目選択制…受験生自身が2科目と4科目のどちらで受験するかを選べる受験方式。2科目受験から4科目受験への移行を考える学校が、その過程で実施する場合もある。合否の判定は、どちらを選択したかにかかわらず、まず2科目の合計点で合格者の80%を決定し、残りを4科目の合計点で決定するという方式をとっている学校や、それぞれ別個に2科目の合計点・4科目の合計点で合格者を決定する学校などがある。4科目受験の選択者が、うっかり4科目の合計点のみで合格者が決定されると思い込んでしまうと失敗する恐れがあるので、合否の判定基準を学校説明会等で質問し、確認しておくことが重要だろう。


80偏差値,50偏差値

四谷大塚の合不合判定テストで使用される偏差値表示法のこと。合格可能性が80%であるのが80偏差値、50%であるのが50偏差値。あの中学校は偏差値60で合格するという場合、それは80%偏差値のことを指すと考えてよい。つまり、偏差値が60あれば、100人中80人が合格するという意味である。ただし、これはその模擬試験の過去のデータから<今の時期にこれだけの点数を取っている人の80%が合格している>という意味であり、模擬試験の内容と志望する中学校の出題傾向までを考慮に入れた数字ではない。したがって、一般的な模擬試験との内容とは違う、独特の入試問題を課す学校には当てはまらない場合があることも注意しておきたい。

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