まなびの会　コンパス2010　レポート　　【中学受験わかばナビ】

『まなびの会コンパス』 は今年で 4回目を迎えました。

年々、参加者数が増えているそうです。

今年の参加校は13校で、1校が1〜4授業を行い、参加児童たちは、自分の受けたい学校の、受けたい授業を選んで受講します。

授業内容は、算数、社会、理科もあれば、音楽、美術、茶道まで、幅広く用意されており、中には学校の特色を出したフランス語の授業や、「英語でクッキング」の授業まであり、小学校では体験したことないような授業を、児童、または親子で楽しそうに体験していました。

『まなびの会コンパス』は、小学生たちに実際の授業を体験してもらい、中学校での学習の雰囲気を肌で感じて欲しいという想いで実施しています。

そのために、各中学校は朝早くから準備を行い、また、参加児童にどのような授業を行えば楽しんで帰ってもらえるのかを試行錯誤した学校もあったようです。

自分で作った工作物やお菓子を持って帰ったり、絵付けした陶器を後日送ってもらえるなど、児童にとってはとても良い思い出になったと思います。

算数や理科の授業は、今まで小学校で受けていた授業とは大きく異なったものでしょうし、 他の授業も体験したことないことばかりで、これからの中学校生活を思い描くには良い機会となったことでしょう。

4〜6年生の参加でしたが、進学を希望する学校の授業の一端を体験できただけでも、受験生にとっては、目標意識を再確認できる貴重な機会になったと思います。

児童だけではなく、ご両親も楽しそうに授業を受けている姿が印象的な『まなびの会コンパス2010』でした。

来年度、是非参加してみてはいかがでしょうか。

取材：2010年11月23日（火祝）