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 【吉祥女子中学校説明会レポート】 私立中学校 説明会レポート 


 吉祥女子中学校 説明会レポート  

 

吉祥女子中学校説明会レポート

日時:H23年11月19日(土)10:30〜  雨

参加者数:約350人(吉祥ホール)

配布物:
説明会資料、学校案内、リーフレット、吉祥進学、H23年度入試問題及び解答(第1、2、3回分)、アンケート、雑誌掲載記事

 

内容
■10:30〜10:40
『挨拶』   校長 臼井勝先生
・創立から72年、吉祥女子になって63年がたつ。社会で活躍できる女性を育成するために創立された。自分の意思をしっかり持ち、思いやる心を持った人になってほしい。この創立者や理事長の意思を教職員は大切にしている。
・3月11日の東日本大震災について。どんな状況でも強くい生きていくことを育んでほしい。また、節電について。現在も続け、電気を無駄にするのではなく、大切にすることを教えている。

 

■10:40〜10:55
『学校紹介DVD』 
・中高一貫の学習指導をしており、中学は徹底した基礎固め、高校は知的好奇心を満たすため質の高い授業を行っている。
・英語は中高一貫校用のテキストを使用し、『読む・聞く・話す』を総合的に学ぶ。
・理科は実験を多く取り入れている。
・国語は様々な作品に触れ、読解力と理解力をつけている。
・図書館の蔵書は56,000冊以上である。
・数学は中高一貫校用テキストを使用し、柔軟な思考力と物事を多角的に見る力をつけることを目指している。
・自主自立をモットーとした放課後の活動も特色の一つである。

 

■10:55〜11:12
『特色及び入試について』   広報室長 萩原茂先生
・中高一貫により、進路の達成と社会に貢献することを目指している。近年は進路が多様で、国公立大学や理系を目指す生徒が増えてきている。
・入試は3回行い、40人強の6クラスを目指しているため募集は250〜260名前後を目標としている。1回目と2回目では補欠や繰上げは出さない。国立、公立一貫校に抜ける場合があるため、手続き状況により、3回目を含む複数回受験した人を対象に繰上げ合格者を出す。
・昨年は13名が繰上げ合格となったが今年は0名だった。
・高2から文系、理系に分かれるが、両方国立向け。高3から私立文系に分かれる。

 

■11:12〜11:55
『入試問題について』
●国語(11:12〜11:25)   塩澤知美先生
・特徴として、問題文が長い、長い記述があるということが挙げられ、この傾向は変わらない。まとまっていて、読み応えのある文章が多い。
・説明的文章と文学的文章の大問2題と漢字を独立して出題する場合は、合計3題となる。
・よい文章に触れてもらいため、6年生に読ませたいものを問題文として選んでいる。そのため、引用する文章が長くなってしまう。
・記述は20〜50字程度の短いものを数問出し、70〜90字以内の長いものを1問出す。これは1回目から3回目まで変わらず、難易度もほぼ同じである。
・目や耳から得た言葉の意味を調べる等、わからないことをそのまま放置しない姿勢が大切である。
・本校の過去問、特に記述問題を徹底的に解いて練習してほしい。渡した資料には模範解答や記述の採点についても記載してあるので、採点・減点部分を見て参考にしてほしい。
・本番の注意点として、必ず解答欄を埋めること。記述問題は部分点を与えられるものには与えているので、空白のまま出さないように。また、人に読ませることを意識して、文字をはっきり丁寧に、濃く書くようにしてほしい。
・選択肢では差がつかないため、記述問題を重視する。
・慣用句、ことわざや言葉、表現の意味を問う問題を必ず出題。

 

●算数(11:20〜)   西塚純一郎先生
・全体の構成は1回目から3回目まで変わりなく、大問は5題、満遍なくどの分野からも出題する。
・1問目は計算問題と1行問題を合計7問出し、配点は30点。基本的な問題を確実に取ってほしい。また、早く正確に解き、残りの問題のために時間を確保することが大切。
・2問目、3問目は2問で20点。約束記号の問題等で、1つずつクリアしていけば完答できる問題である。
・4問目、5問目は2問で50点。応用問題となり、条件が複雑になるため問題文が長くなる。そのため、長い問題文から条件を読み取れるかという読解力が必要となる。
・出題方針は変わらないので、過去問題を練習することが有効である。
・小学校の算数で解ける問題だが、丸暗記しているだけでは手が付けられないものもある。日頃から答えだけを見るのではなく、解説も読んで理解することが大切。

 

●社会(11:30〜)   岡田英之先生
・地理、歴史、公民の3分野から出題するが、地理と歴史が比較的多めに出題される。
・地理は地図、グラフ、統計資料の読み取り問題で、断片的な情報を横断的に考えられるかが大切。また、都道府県や湖の形から名前を問うものもあるので、普段から地図帳を眺めるようにしてほしい。
・歴史は流れを問う並べ替えの問題があるので、個々の事柄を結び付けて考えられるようにしてほしい。全時代、全分野から出題するように心掛けている。
・公民は教科書の知識だけでなく、想像を巡らせて解くものもある。また、海外の時事問題等について出題されることもあるので、普段から新聞を読むことやニュースを見ることを習慣づけてほしい。
・大問が3題で、偏った出題はしないので、満遍なく勉強すること。
・H22年から変更したことは、1点配点の問題を約40問に増やした。来年度から変更することは、原則的に漢字やカタカナで解答することを指定するため、漢字で書くものはしっかり書けるようにしてほしい。

 

●理科(11:45〜)  綾部香先生
・物理、化学、生物、地学の各分野から大問1題ずつ、合計4題出題する形式は昨年までと変わらない。また、配点も同様である。
・本校は、実験を通して科学的なことへの興味と思考力を養うことを目的とした授業を行っている。そのため、小学校から科学への関心を持っているか、実験や観察にきちんと取り組んできたかを見る。
・見たことや聞いたことのない現象について出題されても、諦めずに実験結果を読み取ればわかる問題なので、普段から暗記型の勉強だけでなく、五感を使った勉強をしてほしい。また、なぜそうなるのかを考えることが重要である。
・基本的な知識を問うが、日頃から新聞やニュースで取り上げられる出来事に目を向けることも大切である。
・本校では実験や観察をした後、レポート作成を行い、自分の言葉でまとめることを6年間行っている。そのため、実験結果から規則性を見つける問題は必ず出題する。
・問題文の文章量は多少長いので、普段から読み取る訓練をしておくこと。
・グラフに関する問題は必ず出題するので、基本的な読み取り方と書き方を身につけてほしい。
・基本的な計算問題もあるので、正確に短い時間で解けるようにしてほしい。

 

■11:55〜
『校内見学』 

☆備考
スリッパや事前予約は必要ありません。
吉祥ホールを入った左手で資料を配布し、右手で願書(500円)と市販の過去問題集(2,100円)が販売されていました。
前年の過去問題が解答付きで配布されました。また、その他の学校に関する資料も非常に充実していました。

 

☆所感
会場は前から順番に先生の指示に従ってつめて座りました。
説明会終了後、アンケート(説明会の回数、学年、説明会を何で知ったか、意見)を記入する時間があり、出口で回収していました。
校内見学をしない方から退場になり、見学をする方はアンケート記入後、そのまま席で待ち、先生の指示に従って見学に移りました。半数以上は見学をせずに退場されました。
過去問題は第1回目のものは実物大だったので、練習するのによく、解説もしっかり掲載されているので、とても参考になると思いました。
図書室に教科書や副教材が展示され、皆さん熱心に見ていました。
塾には行ってほしくないと言っており、補習等により学校がしっかり指導するという姿勢はよいと思いました。
中学1年生は、カフェテリアに慣れるため、月に1回クラスごとにカフェランチが行われるそうです。
とても綺麗な校舎で、学校生活を心穏やかに送ることができると思いました。
入試直前であったため、多くの方がいらしていました。また立ち見の方もいらっしゃいました。



 

 

吉祥女子中学校説明会レポート

日時:H22年10月27日(水)10:30〜  晴れ

参加者数:約350人(吉祥ホール)

配布物:
説明会資料、説明会次第、学校案内、リーフレット、吉祥進学、H22年度入試問題及び解答(第1、2、3回分)、アンケート、雑誌掲載記事

 

内容
■10:30〜10:40
『挨拶』   校長 臼井勝先生
・創立から72年、吉祥女子になって63年がたつ。社会で活躍できる女性を育成するために創立された。この創立者や理事長の意思を教職員は大切にしている。
・本校は希望する学部に行ける力をつけるために授業を大切にしている。また、学校行事や部活動等により、異なる価値観をお互いに尊重するための場を作っている。6年間にできるだけ多くのことを体験させたいと思っている。
・学校見学の際に、校内を歩く生徒を見かけるかもしれないが、中学3年生である。今日、これからカナダへ語学体験ツアーに出発する。姉妹校の生徒との交流やホームステイにより、帰ってくるともっと英語力を磨かなくてはいけないと感じるようである。また、異文化や違う家庭に触れることにより刺激になっている。

 

■10:40〜10:55
『学校紹介DVD』 
・中高一貫の学習指導をしており、中学は徹底した基礎固め、高校は知的好奇心を満たすため質の高い授業を行っている。
・英語は中高一貫校用のテキストを使用し、『読む・聞く・話す』を総合的に学ぶ。
・理科は実験を多く取り入れている。
・国語は様々な作品に触れ、読解力と理解力をつけている。
・図書館の蔵書は56,000冊以上である。
・数学は中高一貫校用テキストを使用し、柔軟な思考力と物事を多角的に見る力をつけることを目指している。
・自主自立をモットーとした放課後の活動も特色の一つである。

 

■10:55〜11:12
『特色及び入試について』   広報室長 萩原茂先生
・英語の授業が、今までは6時間のうち2時間が英会話だったが、来年度から中学1年と2年は6時間のうち1時間が英会話となる。
・学費は前年と同額の据え置きになることが正式に決定した。
・中学から高校への進学は総合的に審査しているが、ここ10年来、希望者は全員進学している。
・不登校の生徒は年によっては数名いる。
・週6日の3学期制。
・中高一貫により、進路の達成と社会に貢献することを目指している。近年は進路が多様で、国公立大学や理系を目指す生徒が増えてきている。
・現在の検定教科書は易しいため、独自のハイレベルな教材や副教材を使用している。
・下位層を作らないため、指名制の補習を行っている。
・小テストやノート点検、質問等はいつでも受け付けるので、中学の間は塾に行ってほしくない。高校3年になるとセンター試験に対応するため、補てんとして塾に行く生徒が7割程度いる。
・入試は3回行い、40人強の6クラスを目指しているため募集は234名だが、250名前後を目標としている。1回目と2回目では補欠や繰上げは出さない。公立一貫校に抜ける場合があるため、手続き状況により、3回目を含む複数回受験した人を対象に繰上げ合格者を出す。毎年1桁の繰上げ合格者がいる。
・昨年の数字は3回目の受験者323名中227名が複数回受験し、合格者41名中17名が複数回受験者。その後、210名の複数回受験者の中から13名が繰上げ合格となった。
・4教科の総合点で判断するため、教科の足切りはない。

 

■11:12〜11:55
『入試問題について』
●国語(11:12〜11:25)   渡辺麻里先生
・特徴として、問題文が長い、長い記述があるということが挙げられ、この傾向は変わらない。
・説明的文章と文学的文章の大問2題と漢字を独立して出題する場合は、合計3題となる。
・よい文章に触れてもらいため、6年生に読ませたいものを問題文として選んでいる。そのため、引用する文章が長くなってしまう。
・記述は20〜50字程度の短いものを数問出し、70〜90字以内の長いものを1問出す。これは1回目から3回目まで変わらず、難易度もほぼ同じである。
・本番まで100日切ったが、今後は言葉に意識した生活を送ってもらいたい。目や耳から得た言葉の意味を調べる等、わからないことをそのまま放置しない姿勢が大切である。
・本校の過去問、特に記述問題を徹底的に解いて練習してほしい。渡した資料には模範解答や記述の採点についても記載してあるので、採点・減点部分を見て参考にしてほしい。
・本番の注意点として、必ず解答欄を埋めること。記述問題は部分点を与えられるものには与えているので、空白のまま出さないように。また、人に読ませることを意識して、文字をはっきり丁寧に、濃く書くようにしてほしい。

●社会(11:25〜11:36)   岡田英之先生
・地理、歴史、公民の3分野から出題するが、地理と歴史が比較的多めに出題される。
・地理は地図、グラフ、統計資料の読み取り問題で、断片的な情報を横断的に考えられるかが大切。また、都道府県や湖の形から名前を問うものもあるので、普段から地図帳を眺めるようにしてほしい。
・歴史は流れを問う並べ替えの問題があるので、個々の事柄を結び付けて考えられるようにしてほしい。全時代、全分野から出題するように心掛けている。
・公民は教科書の知識だけでなく、想像を巡らせて解くものもある。また、海外の時事問題等について出題されることもあるので、普段から新聞を読むことやニュースを見ることを習慣づけてほしい。
・大問が3題で、偏った出題はしないので、満遍なく勉強すること。
・H22年から変更したことは、1点配点の問題を約40問に増やした。来年度から変更することは、原則的に漢字やカタカナで解答することを指定するため、漢字で書くものはしっかり書けるようにしてほしい。

●理科(11:36〜11:46)   吉ア聡先生
・物理、化学、生物、地学の各分野から大問1題ずつ、合計4題出題する形式は昨年までと変わらない。また、配点も同様である。
・本校は、実験を通して科学的なことへの興味と思考力を養うことを目的とした授業を行っている。そのため、小学校から科学への関心を持っているか、実験や観察にきちんと取り組んできたかを見る。
・見たことや聞いたことのない現象について出題されても、諦めずに実験結果を読み取ればわかる問題なので、普段から暗記型の勉強だけでなく、五感を使った勉強をしてほしい。また、なぜそうなるのかを考えることが重要である。
・基本的な知識を問うが、日頃から新聞やニュースで取り上げられる出来事に目を向けることも大切である。
・本校では実験や観察をした後、レポート作成を行い、自分の言葉でまとめることを6年間行っている。そのため、実験結果から規則性を見つける問題は必ず出題する。
・問題文の文章量は多少長いので、普段から読み取る訓練をしておくこと。
・グラフに関する問題は必ず出題するので、基本的な読み取り方と書き方を身につけてほしい。
・基本的な計算問題もあるので、正確に短い時間で解けるようにしてほしい。

●算数(11:46〜11:55)   西塚純一郎先生
・全体の構成は1回目から3回目まで変わりなく、大問は5題、満遍なくどの分野からも出題する。
・1問目は計算問題と1行問題を合計7問出し、配点は30点。基本的な問題を確実に取ってほしい。また、早く正確に解き、残りの問題のために時間を確保することが大切。
・2問目、3問目は2問で20点。約束記号の問題等で、1つずつクリアしていけば完答できる問題である。
・4問目、5問目は2問で50点。応用問題となり、条件が複雑になるため問題文が長くなる。そのため、長い問題文から条件を読み取れるかという読解力が必要となる。
・出題方針は変わらないので、過去問題を練習することが有効である。
・小学校の算数で解ける問題だが、丸暗記しているだけでは手が付けられないものもある。日頃から答えだけを見るのではなく、解説も読んで理解することが大切。

 

■11:55〜
『校内見学』
・10〜15名のグループに分かれ、先生の案内で校内を見学する。

 


☆備考
スリッパや事前予約は必要ありません。
吉祥ホールを入った左手で資料を配布し、右手で願書(500円)と市販の過去問題集(2,100円)が販売されていました。
平日のため、お母様のみの参加がほとんどでしたが、お父様の姿も見られました。
前年の過去問題が解答付きで配布されました。また、その他の学校に関する資料も非常に充実していました。
校内見学は先生の案内で1グループ10〜15名ごとに30分程度行われました。


☆所感
会場は前から順番に先生の指示に従ってつめて座りました。
説明会終了後、アンケート(説明会の回数、学年、説明会を何で知ったか、意見)を記入する時間があり、出口で回収していました。
校内見学をしない方から退場になり、見学をする方はアンケート記入後、そのまま席で待ち、先生の指示に従って見学に移りました。半数以上は見学をせずに退場されました。
入試に関する個別の質問は8号館ラウンジにて受け付けていました。
過去問題は第1回目のものは実物大だったので、練習するのによく、解説もしっかり掲載されているので、とても参考になると思いました。
図書室に教科書や副教材が展示され、皆さん熱心に見ていました。
塾には行ってほしくないと言っており、補習等により学校がしっかり指導するという姿勢はよいと思いました。
校舎はきれいで、図書室には靴を脱いで使用する床暖房の備わったスペースがあり、冬には多くの生徒が利用しているとのことでした。
中学1年生は、カフェテリアに慣れるため、月に1回クラスごとにカフェランチが行われるそうです。

 

 

 

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