日時: H22年11月14日(日) 10:30〜
参加者数: 約700名
配布物: 学校パンフレット、アンケート(マークシート用紙)
内容
■10:30〜10:36
DVD放映
・学校の特徴を、生徒がインタビューに答える形で説明していました。
■10:36〜10:50
大森正仁部長のお話
・1200名の学生を抱える学校です。
・特徴は「共学」。 中等部は1学年40名×4クラス。 高等部は外部募集が80名プラスされて1学年240名。 それぞれの規模としては小さな学校です。
・この学校で色々な基礎的なことを学んで欲しい。
「知、体、心」のバランスのとれた人になって欲しい。
・国際社会への関心。 世界で使われている地図では日本は「極東」扱いとなっています。将来国際的に活躍できる人材を育てていきたい。
・慶応義塾には、小学校から大学まで、福沢諭吉の精神に則り学校が運営されています。それぞれの学校が、福沢先生の精神を解釈し学校がつくられています。
当校は「国際化」を大切に考えている学校です。
・本日行われている文化祭を見ていってください。
■10:50〜11:00
在校生徒2名(中1、中2)が、学校生活について作文を読む。
・通学に1時間45分かかるが同じ駅を使う同級生が多くいて心強かった。
・レベルの高い授業を受けることができます。
・海外を経験している友達がたくさんいます。クラスには色々な才能を持っている人が多くいます。相手を認める気持ちのゆとりをみな持っています。ですから揉め事はありません。男女も仲が良いです。
・先生方は、各分野に強い先生ばかりで、高度な授業を受けることができます。
・学校全体に明るい雰囲気があります。
・古い伝統と、新しい雰囲気のある学校です。
■11:00〜11:25
主事の先生から、教育環境と入試の説明
☆教育環境について
〇中高一貫 多様な人材
・6年間ほぼ男女同数
・教員も中高区別なし
・中等部で帰国生は約25%。 更に高等部から全国枠生、帰国生、他の義塾生の合計80名が加わります。
※全国枠入試(高等部)・・2011年度入試より「地域調整枠入試」は名称を「全国枠入試」と変更します。全国各地から多様な資質の生徒を迎え入れる方法として、神奈川・東京・千葉・埼玉を除く地域に在住かつ在学する者を対象に選考を行っているものです。(パンフレットから)
・他の塾内学校への進学はできません。 6年一貫の教育を受けてもらいます。
・慶應大学の全10学部への進学が可能です。
〇二人担任制
・各クラスに担任は二人つきます。状況に応じて異なる担任に質問相談などをすることができます。
・3学期制。再来年からは2学期制にしようか考えています。
・8:40までに登校
・中高ともに土曜日も4時間授業。平日6時間授業。合計週34時間授業。1時間は50分授業。
最終下校時間は夏季ですと中等部は18:30、高等部は19:00
〇昼食
・原則としてお弁当です。スナックコーナーにて軽食を買うことができます。
〇通学
・平均1時間20分〜30分
・新宿を7時、横浜を7時30分、多摩プラーザを7時10分 に出れば間に合います。
・中等部生は、父母(親権者)のもとから通学すること。
〇社会の良識が本校の校則
・〜してはいけない、という校則はありません。
・生徒の良識を信じた教育方針。なぜいけないのかを考え、理解させる教育方針です
〇服装
・生徒の自主性を尊重しています。通学服は、スラックス、スカートのみ学校指定としています。
・式典などの時のための式服は必ず一揃えしていただきます。
〇海外留学プログラム
・多様な留学プログラムがあります。イギリス、アメリカ、アジアの学校とも交流。6ヶ国12校。
〇カリキュラムの特徴
・大学を視野に入れた教育。
・受験用の重箱の隅ではなく本当に必要なものの教育。
・自己表現: 自分から問題点を探り、自分なりの考えをきちんと述べられることが求められる。
(レポート、ディベート)
・感性を磨く教育
・恵まれた「情報環境」
・英語の「習熟度別学習」
一般性と帰国生は実力に応じて別々に授業
・6年(高3)で類型の選択をする。
T類: 文系を中心とする
U類: 理系を中心とする
・・・他校に比べ、満遍なく学習
・6年(高3)で各教科の「自由選択」が入る。 4単位2科目
・「特別カリキュラム」: 普段の授業では扱われない文学や芸術、生活に密着した講座が開講されます。
〇クラブ活動
・中等部生はほぼ全員。高等部は8割が入部
・中等部:週4日以内 高等部:週5日以内(日曜を含んでもよい)
※学外のスポーツ団体に所属して活動していたり、バレエ、ピアノなどの習い事のためにクラブ活動ができない場合は「学外活動届」を提出することになっています。
〇自分で考える力
・入学してからが本当の勉強・・・学ぶ意欲にあふれ、学習が大変でも楽しむことができる諸君
・高等部から入学しても心配なし
■入試について
〇一次、二次の合否について
・募集: 一般入試約160名(慶應義塾内進学者を含む)
一般入試 男女約120名 帰国生入試 男女約30名
・中等部 国算各100点 理社各50点 平均点185.5点
一次、二次総合的に判断する
・二次試験は一次試験合格者のみ。「面接・体育」試験
面接は保護者同伴。保護者は一人でも結構です。
体育: 種類は年度によって異なります。少々の失敗があっても最後まで頑張って!
■11:25〜 希望者は文化祭見学
☆備考
日程が文化祭と重なっているので、湘南台駅のバス停は長蛇の列でした。
バスに乗ってからは約20分で到着しました。
早めに出かけたほうが良いと思います。
10:30開始、10:00開場ですが、9:40の段階でホールの前も長い列ができていました。
席は誘導に従って着席しますが、80名〜100名が立ち見でした。
スリッパは必要ありません。パンフレットは家族で1冊。アンケートあり。
ご家族で参加される方がとても多かったです。格好はカジュアルな方が多くいました。
☆所感
湘南台駅、説明会開場前の列が当校の人気の高さを物語っていました。
説明会は1時間と、他校に比べて短い時間でしたが、理念、教育内容についてはしっかりと伝わってきました。
説明会の最初に挙手アンケートがあり、6年生と5年生のご家族が同数ぐらい、4年生の保護者も少なくありませんでした。
義塾内のどの学校でもそうなのですが、福沢諭吉の思想、歴史などを詳しく話していました。理念を大事にしている様子が伝わります。
2人の生徒が作文が読んでいる間も、スクリーンに学校生活の様子が数多く流され、また、冒頭に流れたDVDからも学校の雰囲気、学校生活の様子が伝わってきました。
中1、中2の年齢の生徒が、自分達は“高度な授業を受けている”と感じていることには少々驚きました。
スクリーンに流されるDVDや写真を見る限り、広いキャンパスの中で、充実した施設の中で、そして併設大学に進学できるというゆとりを持ちながら、理想的な学生生活を送ることができる学校のように感じました。
当校は国際的に活躍できる人間の育成に力をいれており、将来ご子息が、世界の舞台で活躍することを望まれているご家庭には、大変魅力的な学校だと思います。
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