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鴎友学園女子中学校
鴎友学園女子中学校の情報は中学受験わかばナビ鴎友学園中学校の基本情報
- 住所: 〒156-8551 東京都世田谷区宮坂1-5-30
- TEL: 03-3420-0136
- アクセス:
小田急線「経堂」徒歩8分・東急世田谷線「宮の坂」徒歩4分 スクールバス - 生徒数: 約780名
- HP: http://www.ohyu.jp/
- 参考偏差値: こちら
初年度に掛かる経費 | |
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授業料 | 480,000円 |
入学金 | 220,000円 |
諸経費 | 約470,000円 |
初年度必要金額 | 約1,170,000円 |
※創立記念事業寄付金(任意) 1口20,000円 1口以上
最新情報 |
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・説明会レポートは こちら
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備 考 |
■英語:
■募集 ・高校募集: なし
■併設学校 |
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併設高校の大学合格実績 上位校 |
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明治大、早稲田大、立教大、慶應大、青山学院大、東京理科大、中央大、日本大、上智大、明治学院大、法政大 成蹊大、東京農大、津田塾大、学習院大、成城大 など |
併願中学校例 |
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慶應中等部、筑波大附中、女子学院中、慶應湘南藤沢、豊島岡女子学園中、浦和明の星女子中、フェリス女子学院中、学大世田谷中、栄東中、普連土学園中、日本女子大附中、頌栄女子学院中、淑徳与野中、東京農大第一中、晃華学園中、田園調布学園中、西武文理中、桐光学園中、大妻多摩中、八雲学園中、恵泉女学園中 など |
建学の精神
◆教育理念成
鴎友学園では創立以来「慈愛(あい)と誠実(まこと)と創造(そうぞう)」を校訓として心の教育が行われてきました。
「慈愛」とは、多くの人々と共に社会の中で生きる私たちに神が与えた理性の愛で、他人を思いやる心のことです。聖書には、「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」という言葉があります。
「誠実」とは、神から与えられ、一人ひとりが潜在的に持っている可能性を発見し、それを誠実に伸ばすことです。ものごとに取り組むときには、それが与えられた仕事であっても、自分から進んでやることであっても、真心をこめて、誠実に一生懸命取り組むことが大切です。
「創造」とは、与えられた才能を社会の中で発揮し、生き生きと創造的に生きることです。どんなに能力に恵まれていても、それを発揮する場は社会の中です。自分らしさを発揮し、自信と責任をもって社会に貢献できるよう、努力することが求められています。
◆校訓
慈愛と誠実と創造
鴎友学園では創立以来、「慈愛(あい)と誠実(まこと)と創造(そうぞう)」を校訓として、心の教育を行っております。
校訓「慈愛と誠実と創造」の下、生徒たちに3つの力を身につけさせたいと考えています。
1.哲学する力:基礎学力をつけながら、自分で考える力、「なぜ」を手放さない懐疑的な視点を持つこと、自己と誠実に対話する力といってもいいでしょう。
2.関係する力:他者と関わり対話する力です。よりよい関係性を身につけるには、自己の意志WILLを発信することと同時に、他者や異文化に対する敬意、尊敬RESPECTを持つことが大切です。世界に羽ばたくには、この関係する力が必要です。
3.創造する力:創造的な行動は、与えられたものをこなしていくだけでは身につきません。失敗を恐れずチャレンジする精神が大切です。これまでの常識にとらわれない、生徒の自由な発想を肯定する立場を取りたいと思います。
沿 革
鴎友学園は、東京府立第一高等女学校(現東京都立白鴎高等学校)の同窓会である鴎友会によって、1935年に母校創立50周年記念事業の一環として鴎友学園高等女学校の名で設立されました。
今日の鴎友学園の基礎を築いたのは、東京府立第一高等女学校の校長を長くつとめ女子教育の先覚者と仰がれた市川源三と、内村鑑三・津田梅子の薫陶を受けた石川志づです。
市川源三は、今から70年以上前、まだ良妻賢母教育が当たり前の頃、「女性である前にまず一人前の人間であれ」「社会の中で自分の能力を最大限発揮して活躍する女性になれ」と教えていました。本校は、その教えを教育の根本に、一人ひとりのいろいろな可能性を引き出し、能力を発揮できるようにすることを大切にしてきました。
石川志づは、第二次世界大戦中も英語教育を続けるなど国際社会で活躍する女性の育成をめざしました。また、ミッションスクールではありませんがキリスト教精神による全人教育を心の教育の基盤にしています。中学で週1時間の聖書の授業があり、一人ひとりが自己と向き合う時間を持ちながら、いかに生きるかを考えます。
これからの時代に向かって生徒たちが広い視野を持ち、理解力と判断力を身につけた知性豊かなひとに、そして、思いやりをもって多くの人々と協力し共に生きる心豊かなひとに、育ってほしいと願っています。
教育の特色
○少人数クラス実施
中1は、1クラス約30名の少人数制
○行事
年間の行事を通して、しっかりとした鴎友精神が培われ、豊かな人間性が育まれます。なお、本校では前・後期2期制がとられており、成績通知は7月と3月の2回になります。高校入試がないこともあり、ゆとりをもった学校生活を送ることができます。
○生徒会
鴎友学園生徒会役員は、中学高校それぞれ会長、副会長、書記2名、会計2名の6名で構成されています。
生徒会は、学芸部・運動部・同好会の各クラブ活動、6つの自治委員会、運動会・学園祭等の学校行事、これら生徒活動の中心組織です。
「自治組織」にふさわしく、生徒主導の活動は常にパワー全開です!
○進路指導
鴎友学園では、6年間という時間を生かした進路指導を行っています。自分は将来何をしたいのか、そのためにはどんな勉強が必要なのか、一人ひとりが自分で自らの進路を選択し、目標に向かって努力する過程を大切にします。そのためには、総合的な学習の時間・ホームルーム・クラブ・委員会・生徒会・学校行事などの活動を通して社会性を高め、また各教科の授業や読書指導などで独自性を養います。中学では「環境」「福祉」「進路(職業)」「平和」をテーマに取り組み、高校では小論文指導などにも力を入れ、一人ひとりのアイデンティティを確立させることを目指し、社会の中でどう生きていくのかを考えます。
・中学1年
夏休みに「自分レポート」を書きこれまでの自分を振り返ることによって客観的に自分を見つめ、自分はどのような人間であるかを考える第一歩とします。「環境」をテーマに、自分の身のまわりの環境を考えることからはじめて、最終的には地球と共に生きる自分を考えます。
・中学2年
「福祉」をテーマに、車椅子・ブラインドウォークなどの体験や、個人・グループでのボランティア活動を通して社会の中で他者と共に生きる自分を見つめ直します。また、福祉行政の取り組みにも着目し、だれもが安心して暮らせる社会はどうあるべきかを考えます。
・中学3年
「進路(職業)」の取り組みでは職場訪問も行い、自分はこれから社会とどう関わっていきたいのか、将来の夢を描きます。「平和」では沖縄への修学旅行を核として世界で起きている出来事に目を向け、平和な世の中をつくるにはどうしたら良いのか、自分にできることは何なのかを考えます。
国 語
国語科では 1.説明文(評論)の読み取り 2.小説・韻文の読み取り 3.古典(古文・漢文) 4.詩・俳句・短歌などの創作 5.小論文 6.その他の表現活動(朗読・スピーチ・ディベートなど)の6分野に分けて、6年間の中で「読む・書く・聞く・話す」の力を段階的につけていくようにカリキュラムを構成しています。
またメディア・リテラシーの観点から新聞・雑誌・TV・インターネットなどのメディアを多面的に読み解いたり自分たち自身がニュース番組や雑誌の発信者となることでメディアの性質をより深く学習しています。
古典分野については中学1年での百人一首の暗誦、2年から文語文法の学習を開始するなど、中学から本格的に取り組んでいきます。
漢字学習は中学では漢字検定準拠のテキストを使って定期的に小テストを行い、3年間で漢字検定2級に相当する力をつけることを目指します。高校では大学受験向けのテキストに替えて語彙力を増やしながら漢字力をさらに高めます。
読書指導に関してはオリジナルのノートに記録をつけて読書体験を定着させると共に、読書量を増やす励みとしていきます。
社 会
中学1年の世界地理、中学2年の日本史・世界史の知識の積み重ねの上に、中学3年の現代社会では、自分とは何か、社会はどのようになっているか、その社会の中で人間としての自分はどう生きるのかを学びます。とくに女性である自分の生き方を、女性史、性と生、女性と労働などの教材を通して、ホームルームでの担任の個別指導や、進路指導とも関連させながら考えます。また、情報の集め方、事実と真実、統計の読み方、思考の方法、レポート・論文の書き方などの“知の技法”も並行して学びます。
さらに新聞のスクラップをしながらテーマを決め、自分で問題を見つけ、構造・背景を理解し、自分なりに考えて自分の言葉でレポートそして小論文を書きます。最後に自分の書いた小論文をクラスで発表しそれをもとにディベートなどの討論も行います。また公民の時間には株式学習ゲームを取り入れることで社会の動きを実感することができます。
“社会科は暗記科目”という先入観を打ち破り、これからの国際社会の中で求められるさまざまな能力、あふれる情報の中で「個」を失わずに生き抜く力を養成します。
数 学
一人ひとりの数学的思考力を高めることを目指しています。そのために「正解」を出すことだけではなく正解を導き出すまでの「過程」を大切にし、論理的な流れを重視しています。
年度当初、各学年での到達目標や授業への取り組み方を細かく説明しています。特に、中学では、次の3点に重点をおいています。
・論理的な記述を身につける
・正解が出たことに満足せず、他の解法がないか常に考える
・問題集を利用した自学自習の習慣を定着させる
このような基本姿勢を大切にし、授業中に発見する楽しさ、わかることの喜びを感じることができる生徒を育成していきます。
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理 科
実験・観察を十分に取り入れて生徒を研究者の立場に立たせることにより、単なる知識の修得ではない実体験に基づいた自然の正しい認識、理解と、科学する心を育てることをめざします。
特別教室棟の3階には、実験教室が5教室(物理室、地学室、生物室に化学室が2つ)並んでいます。それぞれ充実した実験器具を備え、多くの実験に対応できるよう合理的に管理されています。また科目ごとにオリジナル実験書を用意し、教科書の内容にこだわらない独自の授業を展開しています。
実験では一人一人が主役です。カエルの解剖もラジオ制作も、すべて自分の手で行わなければならないのです。
中1から高2までの発達段階にあわせ、多種多様の実験・観察を行うことにより、自然科学への興味・関心を引き出し、さまざまな理系の進路に対応できる実力を養成します。
英 語
中学1年の最初から授業は英語で行います。英語を実際のコミュニケーションの道具として使いながら知識ではなくことばとして身につけてほしいからです。つねに生徒自身が「今先生が言ったのはどういう意味かな?」「もしかしてこのことばはこういう意味かな?」と考え、能動的に参加する授業です。英語を初めて学ぶ人も、先生や友達の表情や行動を見ながら、自然に英語の世界に入っていくことができます。
教材は外国語学習者用に編集された洋書や、英語を母国語として使うこども向けのものを使います。大量の英語にふれながら、日本語を介さずに英語を理解するようになります。
中学1年から授業中に自分で好きな本を選んで読む「多読」をとり入れています。自分の読めるレベルの本をたくさん読むうちに英語の力は確かなものになっていきます。図書館には約3,000冊の英語の本があり、多くの本が日々貸し出されています。中学3年間で100万語以上読むことが目標です。
中学1年から高校2年まで、ネイティヴ・スピーカーの先生の授業があります。中学2・3年では、クラスを半分(20人程度)に分け、話す練習の機会を増やしています。高校1・2年では、高度なテキストを用いて読解力や作文力を養う機会としています。
聖 書
聖書は、私たち人間の実際的な問題に辞典のように解答を与えてくれる書物ではありません。またそれは、単に人間の理想だけを説く人生訓でもありません。様々な人間の失敗や過ち、そして弱さにもかかわらず、神が人間に語りかけ、導かれた出来事が記されています。
それ故にこそ聖書は、その長い歴史を通じて多くの人々に、自分の生き方を目覚めさせ、人間がいったい何者であり、私たちの生きることの意味とは何かの指針を与え続けてきたのです。聖書の授業を通じて、そのメッセージに耳を傾けてみましょう。きっと世界が広がります。
鴎友学園女子中学校 トピック
- 週6日制。2学期制。
- 中2の英語・数学はクラスを分割した少人数授業を実施。
- 全体のレベルアップを目標とし、習熟度別授業は行わない。
- 「園芸」の授業あり。 リトミックにも力を入れている。
- クラブ数は約40。ソフトテニス部などが活躍。
- 弁当持参。軽食購入可。
- 早稲田大7名、慶応大2名、東京理科大1名などの指定校推薦大学あり。
代表的な行事・修学旅行 |
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