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共立女子中学校
共立女子中学校の情報は中学受験わかばナビ共立女子中学校の基本情報
- 住所: 〒101-8433 東京都千代田区一ツ橋2-2-1
- TEL: 03-3237-2744
- アクセス:
メトロ半蔵門線・都営三田線・新宿線「神保町」徒歩3分・メトロ東西線「竹橋」徒歩5分 - 生徒数: 約1070名 教員数:専任51名 講師24名
- HP: http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/chukou/index.shtml
- 参考偏差値: こちら
初年度に掛かる経費 | |
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授業料 | 500,000円 |
入学金 | 300,000円 |
諸経費 | 400,800円 |
初年度必要金額 | 約1,200,800円 |
※教育施設拡充資金(任意) 1口100,000円 2口以上
最新情報 |
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・説明会レポートは こちら
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備 考 |
■英語:
■募集 ・高校募集: なし
■併設学校 |
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併設高校の大学合格実績 上位校 |
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共立女子大学(併設大)、日本女子大、立教大、明治大、早稲田大、中央大、東京女子大、青山学院大、慶應大、上智大、学習院大、東京理科大、北里大、明治学院大、津田塾大、武蔵大 など 共立女子大学(併設大)への進学者は例年約20%。 |
併願中学校例 |
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女子学院中、豊島岡女子学園中、浦和明の星女子中、青山学院中、吉祥女子中、小石川中、淑徳与野中、立教女学院中、普連土学園中、頌栄女子学院中、大妻中、専修大松戸中、富士見中、国府台女子学院中、大妻中野中、星野学園中、大妻中野中、跡見学園中、実践女子学園中 など |
教育指導方針
@「誠実・勤勉・友愛」を基調として高い能力と円満な人格を育成
本校の教育は、「女性の自立」という建学の精神と、「誠実・勤勉・友愛」の校訓に基づいて、時代の進展に真に寄与し得る高い品格を備えた女性の育成を目標としています。この目標は本校の教育の中で全てに優先し実現されていかなければならないものであり、時の移ろいにも、社会の変化にも侵食されずに守り続けられてきたものです。なぜなら、この目標とする理念は、人として、女性としてのあるべき姿を常に指し示しており、社会の様々な舞台での活躍を包括して最良とならしめる鍵ともいえるからです。活躍を目指す女性に求められている能力はさらに高くなりつつあり、私たちはそれに応えていかなければなりません。しかし同時に、真に求められている能力が、円満で高貴な人格を前提としていることを忘れてはならないと思っています。
A完全一貫の独自カリキュラムにより高いレベルで志望校合格を実現
活躍する女性輩出の役割を担い続けてきたのが本校であると自負しています。全ての若い世代に対する活躍の舞台への条件が厳しく高いものになりつつある以上、私たちの教育もその条件をクリアーしていかなければならないのは当然でしょう。このたびの本校の完全一貫化は、結果として、その要求の一つである難関大学への合格を大きく後押しするものと確信しています。新しい合理的なカリキュラムと、共立生の特長である旺盛なチャレンジ精神や高い集中力、そして本校の自由で柔軟な進路体制が上手にかみ合って、これまでにない大きな成果を達成していきます。
沿 革
1886年 女性が自立し、社会人として職業に就くことを目的として、教育界の先覚者34名により共立女子職業学校設立
1936年 共立高等女学校設置
1947年 共立女子中学校設置
教育の特色
○教育の特色
@多様な発展を可能とする広く堅固な学力土台を築き上げ難関大学・学部合格を実現する
6年間で大きく学力を伸ばし、やがて抱くであろう高い志望を実現するためには、二つの事が重要となってきます。まず一つは基礎力。脆弱な土台では、学力の伸長は困難ですし、狭小な土台では、可能性を広げていくことはできません。共立では、6年間の前半4年間を土台作りと定め、基礎的事項について多様な角度から学ぶことにより、深い理解への到達を促すとともに、反復学習により、必要な時に活用できる生きた知識としての定着を図っていきます。もう一つが学習に対する主体性。やらされる勉強では、学年を追うごとに複雑になり高度になっていく学びについて行くことはできません。この主体性を引き出すためには、それぞれの学習に対する興味の芽を育て、同時に、自らの将来像を具体的に描かせていくことが重要になってきます。共立では、教科ごとに様々に工夫した授業を通して、それぞれの学びの魅力を伝えるとともに、自己発見・自己啓発のための様々なプログラムや日常の指導を通して、将来へのビジョンを大きく膨らませ、後半2年間での飛躍に結びつける努力を行っています。
A隠れた可能性の発見や人間的成長につながる「何事にも一生懸命とりくむ」ことを求める共立の伝統的教育姿勢
本校の日常をご覧いただければ、学校生活のあらゆるシーンに、真剣でキラキラした生徒たちの眼差しをお認めいただくことができるはずです。多くの生徒が振り返る、得意、不得意や好き嫌いを乗り越えた体験は、この真剣さ、全てに一生懸命とりくむことを求める本校の教育姿勢から生み出されたものです。主体的に一生懸命とりくむことにより、自分の中に隠されていた新しい可能性を発見したり、人間的成長につながる多様な体験を積み重ねていくことができるのです。
B表現する楽しさ、創造する楽しさ、鑑賞する楽しさを通して感性を磨き、自己をみつめる
本来、誰にとっても楽しい時間であるはずの美術や音楽の授業が、ある生徒にとっては退屈な時間、嫌いな時間となってしまうのは、才能によって差の出る巧拙に必要以上に拘泥するからに他なりません。本校の美術や音楽では、まず絵画や名曲を鑑賞する楽しさを伝え、創造する楽しさへとつなげていきます。さらに美術ではこの創造的作業が、自己をみつめ、自分を発見する貴重な機会となるよう、心象表現等の独自の工夫を行っています。
C規則ではなく自然に守られている身だしなみやあいさつ、共立伝統の「道徳・礼法」
厳しい服装検査や指導を行っていないにもかかわらず、共立生の服装や身だしなみ、礼儀作法等には、昔と変わらず高い評価をいただいています。これは本校で伝統的に継続されている「礼儀作法」の教育によるもので、「社会人になってから本当に役立った」と、たくさんの卒業生から感謝の声が寄せられています。本校の礼法授業の主眼は、「美しい振る舞いのできる女性」となることに置かれています。スカート丈や髪の毛の長さといった瑣末な規制では決して実現できない共立生の自然に整えられた身だしなみは、共立伝統の礼法指導による礼儀や装いの意味と意義への理解によって形作られているのです。
D将来への明確なビジョンと大学進学への強固な意志を創り出す早期からの進路指導プログラム
完全一貫化によって達成された大きな特長が、早期からの一貫した進路指導プログラムです。自己の発見と、その適性に沿ったビジョンの構築を最大の目標として組み上げられている本校の進路指導プログラムは、合理的学習計画と連動して、最良の大学進学へと確実に生徒を導いていきます。
特徴 |
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・4+2システム・・・まず6年間の前半4年間を土台作りと定め、基礎的事項を多様な角度から学ぶことにより、深い理解と知識の定着を図っていきます。その力を元に後半2年間でそれぞれの志望に合わせて、培った学力を受験に対応できる合格力まで引き上げていきます。 ・週6日34時間授業・・・特に英数国では公立の約1.5倍も授業時間を確保しています。 ・感性を育てる教育・・・幅広い教養を身につけるための芸術・実技科目も大切にしています。 ・礼法・・・小笠原流礼法を学び、社会に出て恥ずかしくない立ち振る舞いを身につけます。 ・習熟度別、少人数制授業の充実・・・中学1年から数学英語で少人数制、中学2年から数学で習熟度別、中学3年から英語と国語(古典)で習熟度別を取り入れ、生徒一人ひとりの理解度に合わせた授業を展開します。 ・読書指導の充実・・・毎月1冊以上の本を読み、読書ノートに感想を書きます。教室の書棚にはそのための本も充実しています。 ・補習補講の充実・・・苦手な教科に対する補習と、さらなるレベルアップに向けた補講を毎週開講しています。 ・夏季講座・・・中学2年から高校3年まで、様々な講座が用意されています。 ・併設高校では高校2年から私立文系、国公立文系、理系に分かれ、高校3年ではさらに理系でも2コースに分かれます。 |
カリキュラムについて
難関大学・学部への入試に対応した学力を築き上げていくためには、一人ひとりの理解度に合わせ、知識の幅を広げ、応用・発展させて定着させることが重要です。共立では中1〜高1までの4年間を全ての教科にわたる多様な知識の習得に当て、大きな、しっかりとした土台作りを行います。そして最後の2年間は、その土台をベースとして、それぞれの志望に合わせて、培った学力を受験に対応できる合格力にまで引き上げていきます。
前半4年間:
主体的な学習姿勢を作り上げ、学び続けることと、将来像を描き出すための多様な啓発を実現していくために、教科の学習をバランスよく配しています。本質をみつめた深みある授業が、「全てに一所懸命な共立生」、「大志を抱く共立生」を育てていきます。
後半2年間:
高2からは、進学志望分野・学部に徐々に焦点を絞り込んだ学習が行えるよう、A(私立文系)、B(国公立文系)、C(理系)の3コース制を敷いています。そして高3では、志望校・学部の受験科目にさらに的を絞った履修が行えるよう、選択科目を多く設けた4コースを設定し、より高いレベルの志望校合格を目指した受験体制を整えています。
国 語
日常的な読書習慣を身につけるために毎月1冊以上の感想文を『読書ノート』に書き、指導を受けます。読書の楽しさを味わい、その体験を書くことによって感性を磨き表現力を養います。夏休みには各学年3冊ずつの課題図書を全員が読み、校内読書感想文コンクールも行われます。優秀作品は表彰され、作文集『ともだち』に掲載されます。表現指導では中学校で年3回以上作文の課題が実施され、個々に添削を受けます。優秀作品は『ともだち』に掲載されます。さらに高等学校では小論文を意識した実践的な指導が行われ、大学入試にも対応できる高い表現力をめざします。
語彙の習得には年間5回の漢字テストを行うと同時に、漢字検定に参加し、中学3年で準2級、高校2年で2級の合格を目標にします。また、文法は中学1年で自主教材『口語のきまり』によって口語のしくみを徹底して学び、古典文法の学習に備えます。現代文の学習と並行して中学1年からオリジナルテキスト『古典』によって、古文・漢文を学習します。仮名遣いや辞書の引き方から始め、連句ゲームや、辞書を使った遊び、百人一首大会などを含め、楽しみながら古典の導入を行います。
中学3年からは現代文と古典に分かれて授業が行われ、現代文では論理的な文章の読解を中心とした演習の授業なども加わり、古典では高校1・2年用の教材文を使った授業が、習熟度別の授業編成で行われます。
このように、生徒の能力に合わせて基礎力養成の徹底を図り、その後の応用力育成に、より多くの時間をかけられるようにしています。そして、高校2年終了時までに、近代日本の問題や自己存在に関わる問題なども学びながら、高校課程の修了と同等の学力をつけ、高校3年では論理的思考力や文章理解力をより一層高めることによって、社会生活にも大学受験にも十分に対応できる国語力を養います。。
社会
中学1年から高校1年までは、世界や日本の地理・歴史のできる限り多くの事柄に接し、かつ現代社会に関する知識をしっかりと身につけるための授業を展開させています。全員が同じ科目を学び、社会科の基礎力を定着させることで、日常生活の中での情報を適確に判断・選択できる能力を育むことを目標としています。
高等教育に対応する学力を習得するためには教科書だけでは不充分と考え、中学の段階からオリジナル教材の「サブノート」を中心とする授業を行い、高校での範囲や項目の一部を取り込んで、学習内容の充実を図っています。また、中高一貫の利点を生かし、中学3年の公民分野と高校1年の現代社会では、カリキュラムを整理した合理的な授業を展開することにより、2年間の枠組みの中で、社会の動きや仕組みを理解できるよう工夫しています。
教科の性格上、中学で学んだ内容を高校ではさらに掘り下げるという意味での重複はありますが、高校2年からはコース制に対応して、大学受験を意識した科目の履修が始まります。受験科目としての世界史・日本史を中心に、地理・政経・倫理などが選択科目として設置されます。文系のコースの場合、世界史・日本史は高2・高3の2年間で、それぞれ週に計10時間の履修が可能であり、とくに3年の「演習」では大学入試問題などを教材とした受験対応の授業が実施されます。国公立大学文系学部の地歴・公民の2科目受験、また理系ではセンター試験にも充分に対応できるカリキュラムとなっています。。
数 学
本校の数学科では、中高6年間を三段階に分け、生徒の発達段階に応じた指導をしていきます。中学1、2年の段階では、大学受験を視野に入れながらも、数学に対する興味・関心を高めるために、日ごろの授業において、できるだけ生徒の身近な事象を題材とした授業を実践していくように心がけています。身近な事象において数学的な見方や考え方をすることで、数学を使う楽しさを知り、自ら進んで数学を活用しようとする態度を育てていきます。また、発展的な内容を取り扱ったり、知的好奇心を高めたりするための補講や、基礎学力を定着させるための補習を行います。
中学2年からは、生徒個々の能力に合わせた習熟度別授業を実施します。将来の進路も視野に入れ、その土台作りをしながら、中学2年までに中学の3年分の内容を学習し終えます。中学3年からは高校の内容に入ります。中学3年、高校1年の段階では、将来への自分の進路を意識させ、それに見合うだけの実力をつけるための基礎固めを行います。また、身近な事象など、様々な問題を数学的に考察するとともに、これを的確に活用する態度を育てていきます。
高校2年からは、文系・理系のコースに分かれます。国公立文系コースでは大学受験を踏まえた問題演習の授業を行います。理系コースでは数学VCまたは、数学TAUBの問題演習を行い、高校2年で中高6年間の全ての内容を学習し終えます。高校3年では、それぞれのコースに見合った大学入試問題演習を行い、生徒各自の志望を実現できるよう、実践的な力を着実に伸ばしていきます。。
理 科
本校の理科では、「中高6年間を通じて柔軟な思考力を育て、自ら問題を解決する力を身につける」ことを目標に指導を行っています。また、生徒の発達段階に合わせたカリキュラムに基づき授業を展開しています。
中学1・2年の2年間は、基礎学力を充実させる期間です。中学校レベルの内容全般について知識を整理し、実験や観察を多く取り入れながら、科学的な考え方の基礎を身につけさせます。また、この期間には、新課程移行に伴って削除されてしまった内容も加えて授業を展開しています。中学3年・高校1年の2年間は、高校理科の物理・化学・生物・地学各科目の基礎を習得する期間です。また、多様な進路選択に適応できるよう、科学的な思考力を身につけさせ、基礎学力を完成させます。
高校2・3年の2年間は、大学受験に向けた応用力を身につける期間です。多様化し、変動する入試に対応できるように、科目選択に幅を持たせ、それぞれの内容を充実させています。また問題演習を多く取り入れた授業を展開しています。
英 語
本校の英語科では中高6年間を前期・中期・後期と3つに分け、生徒の発達段階に応じた指導目標を掲げています。前期では視聴覚教材を多用した「音声による導入」、英語を実際に使う場面を想定した「言語活動」などを通して「聞く」「話す」という音声面を重視した発信型の英語の基礎力を身につけさせます。中学1年・2年次では発信する機会を増やし、よりきめ細かい指導を実現するために「少人数制指導」を実施しています。中学2年次修了時までには中学履修範囲をすべて終わらせます。
中期では生徒の論理的な思考の発達にあわせ、英語科オリジナルサイドリーダーによる「長文精読」や英文法の体系化を図る「高校内容先取り学習」を行い、読解力や作文力、つまり「読む」「書く」という技能を育成します。また、「少人数制習熟度別授業編成」により効果的な学習事項の定着を図っています。中学2年次から外国人講師による「英会話」の授業が少人数制で実施され、スピーチやグループ発表などの表現活動を実践しています。
後期では前期・中期で育んだ英語力を総合的に伸ばします。大学入試問題演習を中心に生徒の進路を見据えた発展的な指導を行います。クラスは「少人数制習熟度別授業編成」とし、読解は精読・速読・多読の指導を徹底し、文法は入試問題を通して実践的な実力を身に付けさせています。いずれも難関大学に合格できるだけの学力が身につくように指導しています。また、生徒の発達段階に応じた指導の工夫とともに、「英単語テスト」「暗唱コンテスト」「夏季講座」「海外語学研修」など多様なプログラムで生徒の総合的な英語力を伸ばします。このように、大学進学と社会に出てから役に立つ使える英語と異文化理解の態度・姿勢が身につくよう、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの技能をバランスよく育成することを念頭において指導しています。。
共立女子中学校 トピック
- 教室は全室冷暖房完備
- 特待生制度なし
- 早稲田、慶応、上智などの指定校推薦大学あり
- 英検:優秀団体賞、 漢検:最優秀団体賞、 剣道大会: 関東大会出場、 卓球部: 東京都中学校卓球大会春季大会: 団体ベスト8
- 著名な卒業生: 桂由美、松井雪子(漫画家、小説家) など
代表的な行事・修学旅行 |
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5月 校外オリエンテーション(中1.2年) |
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