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こうえんじょしがくいん ちゅうとうか

光塩女子学院中等科

私立   光塩女子学院中等科の情報は中学受験わかばナビ


光塩女子学院中等科の基本情報

  • 住所: 〒166-0003  東京都杉並区高円寺南2-33-28
  • TEL: 03-3315-1911
  • アクセス:
    メトロ丸ノ内線「東高円寺」徒歩7分・JR中央線「高円寺」徒歩12分
  • 生徒数: 約450名   教員数:80名(中高で)
  • HP:  http://www.koen-ejh.ed.jp/
  • 参考偏差値: こちら 

初年度に掛かる経費
授業料 420,000円
入学金 300,000円
諸経費 376,100円
初年度必要金額 約1,096,100円

※学校債(任意)  1口50,000円  2口以上
※教育環境の整備・維持のための寄付金(任意)   1口50,000円  2口以上


最新情報

・卒業生の声@ABCは こちら

・入試データは こちら

 


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・中1から学年全体を4グループに分けて習熟度別の授業をします。
・隔週火曜日に10分間のスペリングテストを実施
・全学年で外国人教師による英会話の授業が週1時間ある

 

■募集
・中学募集: 第1回約60名、 第2回約30名 (総合型約10名を含む)
 ※面接: 保護者同伴  1組ずつ約4分
 ※通知票のコピー必要
 ※筆記試験: 第1回、第2回4科型・・・国・算・社・理    第2回総合型・・・国・算・総合問題
 ※第1回で面接を受けた方は、第2回の面接は不要

・高校募集: なし
・内部進学: 優先的に高等科に進学できますが、全く無条件というわけではなく、「高等科に入って単位修得が困難と思われる科目がないこと」という条件があります。

■併設学校
光塩女子学院高等科、光塩女子学院初等科、光塩女子学院幼稚園


併設高校の大学合格実績 上位校
立教大、早稲田大、東京理大、明治大、慶應大、日本女子大、東京農大、東京女子大、中央大、法政大、青山学院大、日本大、学習院大、聖心女子大 など

併願中学校例

女子学院中、豊島岡女子学園中、浦和明の星女子中、雙葉中、お茶の水女子大附中、白百合学園中、学習院女子中、吉祥女子、淑徳与野中、普連土学園中、東洋英和女学院中、頌栄女子学院中、晃華学園中、共立女子中、西武文理中、東京女学館中、品川女子学院中、富士見中、国学院久我山中 など



 

 

 




理念・教育の特長

建学の精神

キリスト教の人間観・世界観を教育の基盤としています。
  「あなたがたは世の光・・・あなたがたは地の塩」という聖書の言葉から校名「光塩女子学院」が生まれました。「人は誰でも、ありのままで神から愛されており、一人一人はそのままで世を照らす光であり、地に味をつける塩である」という意味です。
この精神に則って、日々の教育が行われます。学習・学校行事・クラブ活動に精一杯打ち込む中で、様々な人との関わりを通して、自分自身も他者も、共にかけがえのないユニークな存在であること、多様な人との共存が相互の豊かさとなることを体験的に学びます。

 


沿 革

1931.2 光塩高等女学校設立認可
1931.4 光塩女学校開校
1947.4 光塩女子学院と改称、高等科・中等科・初等科を置く

 

 


教育の特色 

○学年共同担任制

1.光塩独自の制度です。1学年に担任が5−6人つき、この5−6人が全員で、学年全体を受け持つ制度です。多角的な視点で生徒一人一人を指導し、個性を伸ばします。生徒も多くの教師とかかわる豊かさを体験します。

2.学校行事などにおいて、生徒も学年単位で行動することが多くなり、友達も組を越えて広がります。


○きめ細かいかかわり

生徒同士や生徒と教師のきめ細かい関わりを大切にします。 生徒や保護者と学年担任・教科担当との個人面接が、学期に最低1回は行われて、何でも自由に話す機会となっています。生徒同士の関係も、親密で優しく、思いやりがあり、学年を追って深まっていきます。


○教育課程の充実

1.教育課程を常に見直して生徒の必要にきめ細かく対応しています。

2.中1から高1まではすべての教科を必修とし、基礎学力をつけます。高2と高3では、全体の4割強が各自の進路による選択授業になります。したがって、少人数の授業がたくさん生まれます。

3.いろいろな科目で教師の手作りプリントが活用され、生徒の提出物に対する添削も丁寧に行われています。

4.中等科では英語・数学で、高等科では英語・理数・選択国語他で、習熟度別授業を行います。一人一人の学力に応じそれを伸ばす体制を取っています。習熟度別授業、例えば英語・数学では、1学年の担当者が4人以上になりますが、その担当者間で、共に研究、協力し合う体制が育ち、それぞれの創意工夫を共有します

○教育の特長

@中1から高1までは、全教科の基礎学力をつけることを目指しています。高2・高3では、各自の進路に合わせた選択教科を大幅に取り入れ、全体の4割強となっています。さらに生徒の実情や必要性に合致するように、カリキュラムに細かい改良を加えています。

A進路に関しては、中等科からの学習指導を含めて教師一人一人が生徒に対して、親身になって相談に乗り、きめ細かく対応しています。

 

特徴

・5〜6人のいろいろな教科の教師が、1学年3〜4学級を共同で担当する共同担任制を採用しています。

・英語、数学は、中1から習熟度による2〜3段階のコース編成をし、個々に最も適応した授業を行います。

・隔週で英語と数学の10分間テストを実施しています。



学校トピック

光塩女子学院中等科 トピック

  • 2008年 新校舎完成
  • 高2より文系・理系に分かれます。
  • お昼は基本お弁当持参ですが、パンやおにぎりの販売もあります。
  • 第1、3、5土曜日授業有り。
  • 毎学期の始業式、終業式には学校の隣の高円寺教会でミサがあります。
  • 新しくできた2号館(中学校舎)には、生物室、化学室、物理室などの理科実験室、地下には茶道部室があります。
  • 早稲田、慶応、上智など指定校推薦大学あり
  • 特待生制度なし
  • 著名な卒業生: 元フジテレビアナウンサーの菊間千乃

代表的な行事・修学旅行

4月 光塩祭
7月〜8月 中1、中2、高1 山荘(長野県)
9月 体育祭
10月初旬 修学旅行(中3東北地方、高2京都奈良)
10月下旬 親睦会
12月 クリスマス会(合唱コンクール)
1月 弁論大会
3月 送別会

 

 光塩女子学院中高等科 卒業生・在校生の声   

 

光塩女子学院中高等科 卒業生・在校生の声 C 

◆執筆者DETE
・卒業生
・中等科から入学

  


私は中学受験をして光塩に入学しました。第一志望ではなかったですし、光塩の事をほとんど何も知らずに入学しましたが、6年間を振り返ると光塩に入って良かったと心から思える、充実した学校生活だったと思います。
学習面では、言われたことをきちんと着実にこなしていけば大丈夫だと思います。あまりにも無理だと思うような課題はありませんし、火曜テストや小テストなどをしっかりとやれば確実に実力はつきます。英語に関しては特に周りの友達のレベルも高いので刺激になると思います。学年の人数が多い方ではないので先生方も一人一人をきちんと見て下さるし、質問や相談等も気軽に出来る、とても良い環境だと思います。高校生になると受験科目がはっきりして、必要ないと思ってしまうような科目も出てくるかと思いますが、今思うとすべてが受験やこれからの自分にとっての糧になるものだったと思うので、中学高校の授業を丁寧にこなしていくべきだと思います。

 

 


行事面では一つ一つの行事が本当に良い思い出になります。中でも体育祭は、頑張る友達の姿に感動し光塩のこの学年で良かったという思いや達成感を感じるとともに、高校三年生は光塩での生活が少なくなっているという寂しさも感じ、友達や担任の先生方との団結力を一層増す行事だと思います。他にも修学旅行では一日自由行動があって、自分達で行きたいところに行けたり、山荘生活では自分達で献立を決めて作ったり、自分達で考え行動する力や、友達との友情も深められる良い機会だと思います。みんなで新幹線に乗ることにすら楽しさを感じるし、本当に楽しい思い出が作れると思います。

 

 


部活は中学生と高校生が一緒に活動するということもあり、普段の授業では学ぶことの出来ない様々なことを学べると思います。
私は先輩方に指導していただいたりお話をさせていただくことによって、考え方や行動を改めることが出来たし、後輩に指導したりすることで自分の見直しや客観的に周りを見る目も養われたと思います。そして五年間色んな壁を一緒に乗り越えてきた同学年の友達とは信頼関係が築けます。五年間続けることは容易ではありませんが、顧問の先生方や先輩方、同学年、後輩に支えられながら頑張ることで確実に成長できるし、辛いこともある中でやり遂げたということが自信にも繋がると思います。

 

 


光塩は共同担任制なので六人の先生方が色んな視点で見てくださり、一人一人を本当に丁寧に指導してくださいます。
たくさんの先生方とお話する機会があるので話しやすい先生も見つけやすいと思いますし、自分からなかなか話しに行けなくても、面接などでしっかりと話を聞いてくださいます。大学受験に関しても真剣に考え、最後まで支えてくださいます。私は受験で挫けそうになったときに先生方の励ましが本当に大きな支えとなりました。信頼できる先生方だと思います。

 

 


これから受験される方へ
私は自分がこんなにも光塩を好きになるなんて思いませんでした。卒業して、当たり前だった光塩での日々がなくなった今、校内でのささいな事から大きな行事まで全て懐かしく感じます。部活内で大変なことも、勉強面で苦しんだことも、人間関係で悩むこともありましたが、辛いことも自分にとっては必要だったと思える充実した学校生活になると思います。私は素敵な友達、先生方、先輩方、後輩に出会えたし、凄く楽しい学校生活を送れたので、光塩に入って本当に良かったと思いますし、これからも光塩が大好きだと思います。

 

 

 

 

光塩女子学院中高等科 卒業生・在校生の声 B 

◆執筆者DETE
・卒業生
・幼稚園から入学

  


中高を過ごして良いと感じたものは
学習面では、先生がとても親切で丁寧に教えて下さることです。 授業中でも、丁寧に教えて下さいますし、わからないところがあり、質問をしに行っても わかるまでとても詳しく教えてくださいます。 また苦手な分野があると問題集などを持ってきて「ここをするといいよ」とアドバイスも下さいます。 また毎週火曜日の朝10分間、英語と漢字のテストが交互にある火曜テストにおいて、英語では、中等科生は英語の授業の復習ができ、高等科生は単語力をつけることができます。国語では漢字検定も取れます。
普通にテストをこなしていたら、高2までに2級を取得できます。 そのほかにも英語を中心に授業中に小テストをよく実施しています。面倒くさいと感じるかもしれませんが、小テストひとつひとつをきちんとこなしていくことで、知識が確実に増えるし、こつこつと頑張ることを中等科から身につけることができますので、しっかりこなしていってください。

 

 


行事面では、学年の団結力を感じることができます。 後で書きますが、体育祭を始め、合唱コンクール、山荘生活、修学旅行を通して、学年の団結力を年々強めていくことができます。また一学年150人弱という少人数の学年なので、学年の人とは一度は話したことがあり、そこも団結力を強める秘密だと思っています 。

学校生活面では、担任が一学年に約6人いるという共同担任制が良いと思っています。
英語科、国語科、数学科、社会科など様々な科目の先生が担任をして下さるので、悩みに合わせて担任の先生に相談することができ、適切なアドバイスをして下さいます。毎年一人くらいは合う先生がいらっしゃるはずなので、安心して過ごして下さい。
また規則が厳しいと感じる人が多いようですが、(自分で言うのも恥ずかしいですが)真面目な人間に成長できます。校則をきちんと守ることは約束を守ることでもあります。また中学生の時は厳しいと思いがちですが、高校生になれば慣れもあるかとおもいますが、そんな厳しくないと思えて、校則と上手く付き合っていけると思います 。

私が特に思い出に残っていることは体育祭です。
学年では最初の大きなイベントです (夏休みに山荘もありますが)。 夏休み明けから練習があります。競技練習は基本的に放課後にあります。こういう時にたくさん体育館があって良かったと思います。
話が逸れましたが、体育祭は学年対抗で行われます。体育祭練習は毎年2週間弱しかないのですが、こんなに学年の団結力があったっけ!と驚かされるくらい学年がひとつになって練習に一生懸命励みます。あまり話したことのない友達とも、一緒に作戦を立てて仲良くなったりできます。
応援団(チアリーダーみたいなもの)もとてもやりがいがあります。踊りも衣装も替え歌の歌詞も自分たちで考えます。朝・昼・放課後と練習をします。皆でそろえて踊ることができると達成感でいっぱいです。 最近は下剋上が起こり、どの学年も優勝する可能性があるので低学年のうちから頑張って下さい

 

 


また部活動も思い出に残っています。 私は演劇部に所属していました。
中高一貫で部活動もしているので、先輩後輩と親しくなれます。
先輩への礼儀や後輩への指導など、他学年との交流により沢山のことが学べます。 4月の光塩祭(学園祭)前になると、週2回だった部活が、ほぼ毎日になります。 学年の枠を超えて、協力して一つの目標に向かって頑張っていくのは、光塩祭だけかなと思います。他の行事では味わえない達成感が味わえます。
部活によっては低学年の時に辛いと思うことや、勉強との両立で悩むこともあると思いますが、高3の引退時には、部活を続けてきて良かったと心から思えるので是非部活動に参加してみて下さい。
上記以外にも、様々なイベントがあります。 また卒業してみて思うことは、何気ない学校生活が意外と記憶に残っているなということです。お弁当の時間、廊下で友達としゃべったこと、くだらない質問を考えて職員室に行って先生に聞きに行ったこと…。一日一日大切に過ごして下さい。

 

 


先生方についての簡単な感想は、本当に一人ひとり親切に接して下さいます。
少人数クラスだからなのか、すぐに名前も覚えて下さいますし、授業中は厳しい先生でも、質問しに行くと意外と話しやすかったりと、優しい先生ばかりです。

大変に感じたことは、
部活では、中学生時代は先輩が怖く、部活に行くのが憂鬱でした。
高校生になると、学年間で意見の合わないこともあり、大変でした。
勉強では、テストが多く、勉強が間に合わないこともありました。
高校生になると、火曜テストの勉強がおろそかになっていきました。 しかし、さっきも書きましたか、小テストは一つ一つ大切にして下さい 。

 

 


これから受験される方へ
光塩は勉強量が多いと思います。 中学生は勉強させられてるという感覚だし、テストで一定点を取らないと追試になるので、必死に勉強できると思います。
高校生になると、自主的な勉強に変わります。追試もあまりないので、いいやと思ってしまったら、そこから勉強についていけなくなってしまうこともあると思います。 しかし光塩ですることは、すべて未来にもつながります。
光塩の勉強をきちんとしておけば、大学受験にも安心して臨めますし(私は6年間塾には通いませんでした)、光塩の学校生活をきちんと過ごしておけば、将来、人としてきちんとした人間に成長できます。素敵な学校なので是非6年間過ごしてみて下さい (ちなみに3年だともったいないと思います)。それから担任が一学年に約6人いるという共同担任制も良いと思っています 。

 

 

 

 

光塩女子学院中高等科 卒業生・在校生の声 A 

◆執筆者DETE
・卒業生
・初等科から入学

  


私は、小学校受験をして光塩に入学しました。いつのまにか受験をしていて、いつのまにか光塩に入学していたという感じです。そんな気持ちで光塩に入学しましたが、12年経って光塩に入って良かったと心から思える学校になっていました。
他の人から見た光塩のイメージは厳しいなどといった感じだと思います。けど、光塩はその厳しさの中に愛情があると思います。12年間過ごすことにより、光塩で受けた教育は正しいと自信を持って言えます。
光塩の一番の魅力は、学年全体が団結しているところだと思います。学年が団結しているのには、以下の理由があると思います。
光塩は共同担任制なので、1学年に6人の担任の先生方がいます。学期ごとに様々な先生と面接をしたり、勉強や進路の相談、時には勉強以外の趣味や部活、個人的な相談にも乗って下さいます。6人も担任がいるので、自分自身に合った先生に相談できるということが共同担任制の利点であると思います。また、私は大学受験の入学試験の時に面接があったのですが、勉強だけでなく面接の練習やたくさんのアドバイスもしていただきました。担任が6人いるので、練習は毎日違う担任の先生と行うことができ、色々な視点でアドバイスをしていただいたりしました。その結果私の合格に結び付いたと思い、とても感謝しています。

その他にも大学受験に対してのサポートは、大変心強いものがあると思います。高1の頃から受験の準備は始まります。光塩の卒業生を招いて大学のことや仕事について講演してくださったり、進路相談会などを開いて様々な大学の先輩方からお話を伺うことができたりと、受験に対して心細かった私達にとって大変有意義な時間でした。担任の先生方も私以上に大学のことを調べて下さったり、勉強についてもアドバイスしていただけるので安心して受験に臨めたと思います。

 

 


光塩の行事の中で1番盛り上がる行事は、体育祭だと思います。光塩はクラス対抗ではなく、学年対抗で争います。
どこの学年も大声で応援しているのがとても印象的です。次の日に声が枯れるくらい応援します。担任の先生方も自分の学年色のTシャツを着て必死に応援してくれます。特に競技の中で1番盛り上がるのは、応援合戦だと思います。応援合戦は単純に応援するのではなく、自分たちで歌詞を考え踊りをつけ、学年色のカラフルな手作りの衣装を着て披露するというものです。一言で言えば、チアリーディングのような感じです。それを見て、審査員である先生方や生徒審査員が点数をつけ応援合戦の順位が決定します。学年が上がるにつれ本格的になっていき、1年をかけて仕上げていきます。応援合戦に対する意気込みはどこの学年もすごいので、毎日の朝練、昼練、放課後練も時間を割いて一生懸命やります。学年対抗ではありますが、毎年応援合戦のレベルは上がっているので今はどこの学年が勝つかわからないので、どの学年も本気で毎日練習しています。
本番の体育祭でやり切った時は、達成感がとてもあります。競技も応援合戦も順位関係なく、学年全員と担任の先生方が一致団結することができる行事だと思うので、一番思い出深い行事です。

修学旅行は、中3は東北、高2は京都奈良に行きます。中3の東北では、リンゴ狩りをしたり、三内丸山遺跡に行ったり、きりたんぽを食べたりと短い期間ながら東北ならではのことをたくさんします。
高2の京都奈良では、寺社巡りが多いと思います。特に印象に残っているのは、丸1日京都自由行動です。何カ月も前から自由行動の行程表を組み直したり、話し合ったりします。寺社についても細かく調べてから行きます。実際に自由行動になってみると、時間通りにうまくいかなかったりすることは、多々あると思いますが、それはそれで楽しかったと思います。修学旅行を通して、多くの友達とより一層仲を深める良い機会になりました。

 

 


部活は、中高一緒に活動しています。中学生と高校生は年齢が離れていて不安ということもあると思います。
時には厳しく、けれども中1から高2の部員が和気藹々とやっているので部活は縦の繋がりをより一層強くしてくれるものであると思います。4月にある文化祭「光塩祭」は、様々な部活の1年間の成長を多くの人たちに見ていただく機会です。
運動系の部活では、招待試合を行ったり、ダンス部、演劇部、ミュージカル部は1年間かけて作り上げてきたダンスや劇を披露します。光塩祭終了後に高3は大学受験にむけて部活を引退します。高3は光塩祭が最後の部活なので、それにむけて必死に練習をします。引退することは寂しい事ですが、光塩祭終了後には一人ひとりが輝いているように見えます。光塩生活にとって部活動は大切なものであると思います。部活に所属していない人もいますが、私は部活に入ることをお勧めします。先輩後輩関係など社会にでてから役に立つものをたくさん学ぶことのできる良い機会だと思います。

光塩に入って、初等科や中等科で他の学校に行ってしまう人もいましたが、私は高等科まで光塩で過ごすことによって光塩の良さが良くわかると思います。12年間通ってきた光塩を卒業することはとても寂しいことでしたが、そのように思えるのは、光塩が大好きで最高の学校だと思っているからです。だから私は光塩の先生方、友達には本当に感謝しています。光塩で過ごした12年間は、一生の宝物になると思います。

 

 


最後に光塩を受験される方へ。
私は光塩に入って後悔したことは一度もありません。12年間光塩で過ごしてきて良かったと卒業した今でも思っています。光塩は、良い先生、友達、先輩後輩に恵まれている学校です。とてもアットホームで良い学校だと思います。そのような光塩で学校生活を送れたことを私は誇りに思っています。

 

 

 

 

光塩女子学院中高等科  卒業生・在校生の声 @ 

◆執筆者DETE
・卒業生
・中等科から入学

  


私は中学受験をして光塩に入学しました。
6年間通ってみて思うことは、光塩に入って本当に良かったということです。光塩に通っていると言うとよく「あの学校厳しいんでしょ?」とか色々と言われますが、私は思ったほど厳しくないと思います。確かに校則は沢山ありますが、それは他の私立の女子校も同じくらいなので特別厳しいと思ったことはありません。
勉強については、中学は宿題の量が多めです。でも、中学受験で勉強するということが身についていると思うので、大変ですがこなせない量ではないと思います。
高校は自分の志望に合わせて勉強しなければならないので、中学の頃よりは宿題の量が減ります。自分から課題を見つけて勉強しなければならないので、大変ですが困ったときは先生が助けてくれます。
よく塾に行かなくても平気って本当ですか?と聞く人がいますが、学校の勉強をきちんとこなせば大丈夫です。塾に行っているという人が多いですが、行ってない人もいます。私の仲がいい友達も3人中2人は塾に通っていませんでした。私自身も、学校の勉強と塾の勉強でどっちも中途半端になるのが嫌だったので塾には行かないまま大学受験をしました。でも、学校も大学受験に向けて高校のことを中3で始めて高3では復習や演習に時間をあえられるようにしているし、授業のプリントなども分かりやすいので、塾に行かなくても十分勉強できると思います。
毎週火曜日にある火曜テストは国語と英語で交互にやります。国語は漢検のテキストを使ったりしているので、漢検は特別な勉強をしなくても普通に合格できます。英語の方は単語のテストなので、10分間の小テストだからといって手を抜かずにこつこつやればかなり単語力がつきます。
私が光塩の制度で1番いいなと思うのは、共同担任制です。1学年につき6人の担任がいることで、自分の気が合う先生には気軽に相談したりできるのでとてもいいです。特に定期的にある担任の先生との面談では、普段なかなか言いづらいことや困ったことなどを1対1で話せて、勉強についてのアドバイスなどもしてもらえます。先生方は、本当に生徒一人一人のことを気にかけてくださるので、凄くアットホームに感じます。

 


4月にある光塩祭は特に高2の生徒にとっては部活の引退の行事でもあるので、中1の頃から高2の光塩祭を目標に部活に励むことができます。
部活は中高一貫校なので、中1から高2まで一緒に活動しています。なので、横のつながりだけでなく縦のつながりもでき、本当に楽しく活動できます。秋にある親睦会はそれぞれの学年が作ったものを販売し、売り上げを寄付しています。この寄付の他にも何か災害などが起こると、募金をしたりします。MFBといってフィリピンの子供の就学を支援するために、毎月自分が何かを我慢することによって得ることができた100円を募金するというボランティア活動もしています。
行事の中で1番盛り上がるのは体育祭です。体育祭は学年対抗なので、学年の団結力が一層高まります。担任の先生方も体育祭の日は、学年色の服を着てくるなどして一緒に盛り上がっています。普段おとなしい子も自然と同学年の子を大声で応援してしまうほどです。どの学年も勝つために一生懸命で、体育祭前は放課後も残って練習しています。どの学年が優勝するのかは本当に分からないですが、負けてしまっても一致団結してやったことなのでとても清々しい気持ちになります。そして、体育祭後は、体育祭で高まった団結力を活かし12月の合唱コンに向けて練習が始まります。合唱コンも学年対抗で、それぞれの学年にあった合唱曲を歌います。最近は音楽科の先生方も全体のレベルが上がってきたとおっしゃっていて、ハイレベルなたたかいになっています。合唱コンも、音楽の授業以外でも全員で昼練などをして頑張っています。これらから分かるとおり、光塩は1学年の人数が少ないということもありますが、学年が凄くまとまっているというのもひとつの特徴だと思います。
そして修学旅行。中3は東北、高2は奈良・京都に行きます。普段の学校とは違い、何日も友達と一緒にいるのでとても楽しいです。特に高2では自由行動の時間があり、班でプランをたててまわります。修学旅行前に班員で話し合って時間内にホテルへ帰れるようにプランをたてなければいけなかったのは大変だったし、実際に行ってみるとバスが来ないなどハプニングもありましたが、それもいい思い出です。お寺のお坊さんも面白い方がいらっしゃるので、話を聞くのも勉強になるし、修学旅行後はみんな「また行きたいね!」と言うくらい、凄く楽しかったです。

 


高校は出てしまう人も何人かいますが、私は高校まで光塩に通ったほうがいいと思います。
中学と高校では関わる先生や環境が少し変わってくるので、絶対高3になって振り返ったときに光塩で良かったと思えます。6年間も通っているので愛校心も出てきて、本当に友達、先生、学校が大好きになります。高3は3学期ほとんど学校がありませんが、すごく学校に行って友達と会いたくなります。私自身、この時期に改めて自分の中で光塩がどれほど大きな存在であるか気づかされました。 私は実際にそこで過ごしたことはありませんが、中等科は新校舎なのでとても綺麗です。オープンスペースのところは天井が吹き抜けになっていてとても明るいです。高等科も新校舎と一緒にトイレは綺麗になりました。

 


これから受験される方へ。
光塩は入ってみれば分かりますが、本当にアットホームでいい学校です。私自身は第一志望ではありませんでしたが、今思うと光塩に入らなければこんなすばらしい友人や先生方には出会えなかったと思うので、光塩を選んで良かったと思っています。

 

 


 

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