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さくらがおか ちゅうがっこう

桜丘中学校

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桜丘中学校の基本情報

  • 住所: 〒114-8554  東京都北区滝野川1-51-12
  • TEL: 03-3910-6161
  • アクセス:
    JR京浜東北線・メトロ南北線「王子」徒歩7分・都営三田線「西巣鴨」徒歩8分
  • 生徒数: 約190名   教員数:12名
  • HP:  http://www.sakuragaoka.jp/index.html
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 408,000円
入学金 350,000円
諸経費 578,200円
初年度必要金額 約1,336,200円




学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・週7時間
・中1ではNESが5時間を担当して音声面を強化。 NES・・・ネイティブ イングリッシュ スピーカー
・中2,3ではNESが2時間を担当
・NESは4名の専任が常駐し、副担任としてクラスや行事にも関わる。
・3年次にオーストラリア姉妹校訪問、短期留学やホームステイ
・英検はほぼ全員が3級、25%が準2級を3年までで取得している。

 

■募集
・中学募集: 男女計80名
 ※面接なし。  提出書類: 通知書のコピー必要
 ※筆記試験: 国算(各40分)社理(各20分)の4科か、国算(各40分)も2科の選択制

・高校募集: 280名
 ※中学校からの内進生とは “混合クラス編成”
・内部進学: 約93%の生徒が併設高校に進学。
        5科内申15が内部進学の目安。成績により特待、特進、進学へそれぞれ分かれる。

・中学はコースわけなし。  高1は特待、特進、進学の3クラス制、高2からは国公立、私立別、文理別の進路類型となる。

 

■併設学校
桜丘高校、東京歯科衛生専門学校


併設高校の大学合格実績 上位校
東洋大、日大、駒沢大、帝京大、法政大、東京電機大、大東文化大、早稲田大、明治大、跡見女子大、上智大、東京理科大 など

併願中学校例

男子:
東京成徳大中、聖学院中、城西大城西中、郁文館中、京北中、淑徳巣鴨中 など

女子:
東京成徳大中、麹町学園中、北豊島中、東京家政大附中、和洋九段中   など



 

 

 




理念・教育の特長

建学の精神

勤労と創造

○桜丘の伝統
校訓の「勤労」と「創造」。創立者である稲毛多喜の生活体験から生み出されたこの言葉は、現代風に表現すれば「たゆまぬ努力と創意・工夫が新しい自分を作る」という意味になります。 例えば、得意な科目を伸ばしたい、苦手な教科を克服したい、語学を身につけたいという時に必要なこと。それはまさに「たゆまぬ努力」です。そしてただ努力するのではなくて、どうすればより効果的に学習できるかを「創意・工夫」することです。桜丘の教職員は努力する皆さんを励まし、また創意・工夫に対してアドヴァイスすることを厭いません。データに基づいた丁寧な指導は、桜丘の伝統です。

 

○創意・工夫
桜丘の英語教育や情報教育が他校と大きく異なるのも「創意・工夫」にあります。英語やコンピュータを使えることが当たり前の時代となりました。しかし、英語で本当にお互いの気持ちを相手に伝えあうことができているでしょうか?コンピュータを使って集めた情報は正しいものばかりでしょうか?言葉を使って相互の理解を深める、情報の正しさを見極めて論理的に思考する、いずれも「創意・工夫」が求められます。 もしあなたが「新しい自分」の可能性を信じるならば、桜丘は「創意・工夫」を重ね、たゆまぬ努力を続ける皆さんにとって最高の舞台となります。

 

○学園の歴史が「自立した個人」を育てます。
桜丘の創立者は稲毛多喜(写真)です。苦難の青春時代を過ごし、女性の自立の必要を痛感しました。当時、自立する手段に乏しかった女子を教育するために自力で学校を興すという偉業を成し遂げました。 1924年(大正13年)に桜丘女子中学・高等学校の前身を創立し、時代の推移と社会の要求に応えて多くの人材を送り出してきました。いち早く英語教育と情報教育に取り組んできたのもこの桜丘の伝統によるものです。 1996年、休校していた桜丘女子中学を再開。学園は中高一貫校として21世紀に向けた新たな体制で再スタートしました。そして2004年4月、桜丘の教育環境を広く提供し、性別を問わず自立を支援して、社会に貢献する人物を育成するために桜丘は共学化しました。

 

 

○教育方針

◆自立した個人の育成
桜丘では「自立した個人の育成」を教育の目標としています。 単に進学・就職することを目指すのではなく、社会で活躍できる深い教養を持ち、英語・情報の活用といったコミュニケーション能力に優れた人材を育てます。

自立した個人とは
・判断する
他者を思いやりつつも、自ら深く考え、最終的に自分で判断して結論を出す。他に惑わされず、自己の判断に立脚して行動できる人材、これこそが自立した個人の姿勢です。情報を取捨選択し、正しい判断ができるような体験を授業でも取り入れています。

・考える
何事も感覚で捉えてしまいがちな風潮があります。精神的な成長も望める時期にしっかりと内面を見つめ、自らの考えを深めることが必要だと考えます。詰込式の授業ではなく、自分で考えることを重視した授業が展開されています。

思いやる
伝統的な謙遜の心はこれからの時代にこそ最大の美徳ではないでしょうか?自分本位ではなく、相手を思いやる気持ちを大切に育てます。グローバル化が進む社会では常に相手の立場で考えてみる、そんな姿勢が求められているのです。

 

◆きめ細やかな指導
自分で「考え」、「判断し」、他人を「思いやれる」自立した個人を、桜丘の伝統ある丁寧な指導で育成します。 教育の場は学校だけではありません。ご家庭と協力しあいながら一人ひとりを大事に指導します。

◆「三人四脚」で
一人ひとりの生徒を多面的に捉えて指導していくのが桜丘の方針です。学校とご家庭の両面から生徒に合った指導を考えていきます。学校では少人数制を活かして、担任だけではなく副担任や教科担当者、他学年の教員も生徒を見ており、気になることはすぐに情報交換をしています。

◆基礎を固め無理なく目標達成
ただ高い目標を設定しても息切れしてしまいます。桜丘中学では、3年間の中学校生活を高校進学後の大学受験勉強が充実したものとなるための準備期間として捉えています。生徒の発達段階に応じた細かい目標設定を行い、目標をクリアする喜びを実感させながら基礎段階を固めていきます。

◆情報の共有
教職員は校内LANを使ったグループウェアにより生徒一人ひとりのクラスでの状況、成績の推移など様々な情報を共有して指導にあたっています。また学習指導においても、シラバスや成績評価基準を公開し、生徒・保護者・教員の間で、「何が行われ、何をすべきか」を共有して授業を進めています。

 

 


教育の特色 

○桜丘の教育が目指すもの

社会で活躍できる自立した人物を育てるのが桜丘の目標です。大学への進学や就職だけが目標ではありません。今の時代が求めるものは何か、真の意味で社会において活躍するために必要なことは何かということを桜丘はいつも考え、実践しています。
桜丘の3つの柱となるのは進学教育・英語教育・情報教育です。自分が追究したいと思った学問の道を進むために伝統ある丁寧な指導で進学希望をかなえます。コミュニケーションに主軸を置いた英語教育は伝えること、分かり合うことの喜びを教えてくれます。氾濫する情報を取捨選択し、論理的に考え、効果的に表現する能力を先進の情報教育によって身につけることができます。


○進学指導

大学進学熱の高まりの中、桜丘の進学実績はめざましい飛躍を遂げています。自分自身による具体的な目標設定、類型別クラス編成による効率的な指導、そして成績や入試問題のデータベース化などが功を奏した結果です。さらに、国公立大学や理系学部への進学率上昇を目指しています。


○英語教育

私たちの目標は、使える英語の習得。まず面白いとか、表現してみたいと思うことが大切です。 NESをはじめとする日本有数の英語教育環境で、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングを総合的に学びます 。

○週6日制

学習習慣をしっかり身につけること。基礎、基本を大事にすること。これらの実現のために、桜丘では週6日制で授業を行っています。

 

○カリキュラム

生徒の成長をしっかり見据えた、充実したカリキュラムです。
基礎力の徹底習得から、応用力の養成へ。 土曜日も毎週4時間授業を実施。密度の濃い授業によって、将来の難関国公立大学合格を目標とした学習内容です。 特に英語、国語、数学の3教科は公立中学に比べて授業授業時間を多く設けています。

 

○異文化交流

体験を通して学ぶからこそ本当の国際感覚が養われるのです。桜丘には「異文化体験旅行」「交換留学」「ホストファミリーとしての姉妹校生徒受け入れ」など、世界に触れるチャンスがたくさんあります。異文化交流から得られる体験が、英語学習へのモチベーションを高めます。

○進学教育

桜丘ではすべての生徒に大学進学のための指導をしています。 しかしそれは進度をただ早めて先取り授業を行うというものではありません。大学受験であっても、やはり基礎・基本をしっかり身につけてこそ合格が望めます。中学では時間をたっぷり使って各教科の基礎・基本を徹底することを目標とします。しっかりしたベースを作り、高校での大学受験勉強に備えます。

基礎から学びしっかり伸ばす(中学)
中学は「基礎・基本」を徹底。無理な前倒しはしませんが、高校と重複する内容は整理し、高校の学習内容やテキストを取り入れて学習を行います。高校ではすべての桜丘中学出身者が特待クラスに進学することを目標とします。

進路類型制で効果的な学習(高校)
1年次は「特待クラス」「特進クラス」「進学クラス」の3種類のクラスに分かれますが、共通カリキュラムを基にしてどのクラスでもセンター試験に対応した学習を進めます。 類型に合わせた授業の選択が可能なカリキュラムで、最短距離での希望進路の実現が可能となります。

中学1年・・中学入学までの知識を整理・確認する。中学からの学習法・学習習慣の定着

中学2年・・1年次に定着した学習法を自分でコントロールできるようにする。理解を深めた教科については発展へ。苦手分野は克服へ

中学3年・・中学3年間の学習内容を発展させるととともにまとめて、十分な基礎力を持って高校分野へ。 目標は桜丘高等学校上位クラスへの進学

 

 

特徴

・2期制・6日制 : 2期制の導入と、さらに6日制で授業を行うことで授業日数を確保しています。

・主要5教科の週あたりの時間数は、例えば英語7時間、数学5時間、国語5時間としっかり確保しています。2期制・6日制の導入もあり、3年間の時間数では公立と比較して1.3〜2.2倍と大幅に多くなります。

・高校からは特待クラスへ
桜丘中学校では、中学修了時の目標を、「5科内申21以上、全国偏差値60以上、特待クラスへの進学」としています。5科内申21以上、全国偏差値60以上というのは、高校での特待クラス入学基準です。中学3年間で成績をここまで上げて、特待クラスへ入学することが目標です。特待生から早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学など難関大学へ合格者を輩出しています。将来の目標実現のためにも、高校入学時にこの目標を達成することがまずは必要と考えています。

・高校2年次からは進路類型制
1年次は「特待クラス」「特進クラス」「進学クラス」の3種類のクラスに分かれますが、いずれのクラスも文系・理系に偏らない共通カリキュラムでバランス良く学習します。土曜講座や放課後講習などを使って自分のニーズにより、苦手分野の克服や得意分野の更なる伸長も狙えます。2年次からは希望進路や学習状況に合わせた進路類型制によって授業選択が増えるカリキュラムとなり、最短距離での希望進路の実現が可能となります。

・基礎基本の徹底と学習習慣の定着を重視。

・SSノートに予習、復習、課題等を毎時間記入させ、学習をやり残さない。

・家庭学習帳にて毎日2ページ以上取り組む。

・SSノートと家庭学習帳によって家庭での学習時間は学年平均で90分以上を持続している。 その結果として内進生の半数以上が高校の特待クラスに進学している。

・朝は10分間の朝読書。

・必修の夏期、冬期講習は習熟度別に実施


教科の特長

国 語

分野別の授業で効果的な学習 文章指導で自己表現能力を高めます
桜丘の国語では、分野別に授業を行っています。「国語」とひと口にいっても、内容は多岐に分かれており、読解にしても評論と小説では全く読み方が異なります。この点に注目して、国語の授業をジャンル別に分け、効果的な学習を行い、能力の向上を図っています。 さらに、教科書以外にも問題集や担当者作成教材を随時使用することで多くの作品に触れています。 また、自分の意見を文章化し、表現することを3年間を通して指導しています。資料を集めてそれをまとめ自分の主張を書いたり、発表したりという自己表現の能力を身につけることを目標とします。

 


社 会

コンピュータを活用して、楽しく、高校用教科書を併用して高度な内容まで学びます
日本社会は国際化・情報化をはじめとして、様々な面での変化が急速に進んでいます。このような社会で自立した個人として活躍するためには、社会に対する関心を深め、広い視野に立って物事を考え、自分の意見を表現する能力が必要になります。また、将来の選択肢を増やし、充分な自己実現を図るためにも、大学や大学院への進学が大切です。そのために、中学における地理や歴史、公民の学習を通して充分な基礎力を養ってほしいと思います。

 

 

数 学

楽しく考え、発見する数学を丁寧に学びます
数学的な見方や考え方を育成し、数学を活用する態度を身につけること、センター入試をはじめとした大学入試に対応できる数学力を身につけることを目標として学習します。「高校までの数学は誰でも理解できる」をモットーとして分かりやすく、楽しい数学の授業を丁寧に行っています。 新学習指導要領では、内容が削減されていますが、桜丘ではほぼ実施前の内容(図形の一部は除く)を基本として、削減内容を盛り込んで授業を行っています。

授業展開
数学は勉強すればできるようになるものです。毎日きちんと勉強することで確実に理解が進みます。大切なことは、分からないことを分からないままにしないように、質問をして一つひとつを理解していくことです。 授業では、トランプゲームや模型、折り紙などの作業も取り入れ、時にはコンピュータを利用することで理解を深めていきます。タイルやブラックボックスなども使い、数学に対する興味・関心が持てるような授業を展開します。 特に中学1・2年では基礎・基本を重視してあまり急がず、じっくりと学習に取り組みます。授業内での小テストなどで基礎力の確認を行い、問題集や問題プリントの提出を課して家庭学習状況や勉強方法などのフォローに役立てています。中学3年の後期途中で高校の内容(数学I)に入ります。

演習・補習
習熟度別による演習・補習を週1時間実施しています。理解がゆっくりの生徒には授業の再確認(補習)を、進んでいる生徒にはレベルの高い問題の演習でさらに応用力を身につけます。 。


理 科

自然の現象や法則性を観察・実験から学びます
新指導要領では、原子の種類を表す周期表が消え、約100種類ある原子が12種類の原子に省略され、溶解度や濃度や水圧といった自然現象を科学的に表現するための具体的な計算で理解することも削除されました。あの有名なニュートンの「リンゴが木から落ちる」重力から重力加速度の存在も消えてしまいました。日本に暮らしながら、冬のシベリア寒気団、夏の小笠原気団、梅雨と秋雨、台風など四季を代表する天気も消えてしまいました。桜丘の理科教育はこのような教育を否定します。 誰でも自然に親しむ心は持っています。そしてその自然に関心を持ち、探求する(理解したい)心が理科を勉強する上で大切なことであると思います。

観察・実験から
幅広い学習や経験の中から物事を判断する能力が培われます。季節の移り変わりや、風水害、大地震に至るまで、都会の人工的な環境に暮らしている私たちにも、自然は大きく関わってきます。自然の事物や現象をじっくりと観察し、実験をすることで、自然の雄大さや、生命の神秘さ、尊さを体感し、その規則性を理解することができるのです。

基礎力の充実
桜丘の理科教育は基礎力の充実を基本に置き、できるだけ多くの実験や観察も取り入れ、理解力の定着を図っています。さらに、中学・高校のカリキュラムの重複部分をまとめ、中学から高校への継続性と発展性を重視した授業を展開します。校外学習・長期休暇中の講習や合宿でのフィールドワークによって興味の度合いと学力の向上を目指し、理解を深める学習を継続しています。 。

 


英 語

豊かな英語環境で「使える英語」「力になる英語」を身につけます 大学進学に必要な英語力の基礎を築くことと、実用的なコミュニケーション能力を育成することの双方を目標として指導しています。 中学3年間の週7時間の英語授業は、日本人教員とNES教員(NES=Native English Speaker:英語圏出身の外国人教員)とのコンビネーションで効果的に行われます。 英語Aが5時間、英語Bの1時間、演習・補習の1時間と分けられています。

 



学校トピック

桜丘中学校 トピック

  • 4種類の(A〜D)の特待制度あり。 入試成績で認定、毎年度、成績や生活状況から見直しを行う。
  • 少林寺拳法部都大会4位、関東大会、全国大会へ出場
  • 中央大、東洋大などの指定校推薦大学あり


代表的な行事・修学旅行

3年オーストラリア旅行、2年広島平和学習旅行、1年もてぎプレゼン合宿、合唱コンクール、スポーツ大会、検索コンテスト


 

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