淑徳SC中等部

建学の精神

「静淑の徳」をそなえた女性を養成する。

○学校の設立
１８９２年(明治２５年９月)
仏教に基づく女子普通教育の必要性を訴えた、 浄土宗尼僧　輪島聞声（わじま・もんじょう）により 小石川伝通院境内に「淑徳女学校」が設立された。

○メッセージ
教育とは価値を伝えることです。佛教主義の学園として、御父母、生徒の皆さんには佛教の価値観を持ち、生涯の心の支えとしてほしいと願っています。 　
淑徳SCでは、何かひとつ、得意なあるいは好きな活動、科目またはスポーツなどを持つように指導します。何かひとつ得意な活動や科目があると、他の活動や科目も生活習慣も自然と向上するからです。そのために私たち教職員は、「認めてほめて励まして、愛されているという自信を持たせる」ことを信条とします。教師の無償の愛情が生徒たちの「自分を認めて信じる」自己信頼の元になります。 　
この自己信頼こそ、思春期青年期に学ぶべき生きていく喜びであり、人生の目標を定める基礎であります。「先生は信じていてくれる」という安心感が自信となり、その後の人生をも支えて行くのです。 　
淑徳SCではこのような生徒と教師の深い信頼関係から勉学の動機づけを援助してまいります。これが生徒の持つ力を伸ばせるだけ伸ばしていく淑徳SCの教育です。

教育の特色　

○学業

◆きめ細やかな指導のための ティーム・ティーチング
主要教科は教科担当を2人以上としたティーム・ティーチング(略称TT)方式を取っています。 教科担当が協力し合い、生徒一人ひとりの能力・実力に合った授業を行っているため、「授業についていけない」という不安を持つことなく学んでいけます。

◆自分流につくる 7時限目講習（希望制）
7時限目に、難関大学進学を目指す生徒を対象に実力アップを図る「発展講習」と、基礎・基本をしっかりと身に付ける「復習」をTCとともに行っています。どちらも希望制です。 また、課外活動にあてることも可能で、7時限目はそれぞれのライフスタイルに合わせた過ごし方ができるのも淑徳SCならではです。

◆三者で確認できる コミュニケーションシラバス
「シラバス」とは授業計画のこと。これを「コミュニケーションシラバス」と名付けたのは、教員、生徒、保護者のトライアングル形式で学習の理解度をチェックしていくものだからです。これを使い、授業に反映させたり、補習を行ったりしていきます。

◆チューター・コーチャーが、 個別にフォロー
補習：
授業でわからなかったことはその日のうちに解決できるように、チューター・コーチャーが放課後に補習を行います。チューター・コーチャーには、事前に先生から対象の生徒名と内容が伝えられ、キャリアシートで前日までの補習内容を確認します。さらにミーティングや予習などが行われた上で、効果的な補習が実施されます。

個別指導：
毎週同じチューター・コーチャーによる連続した個別指導を受けることができます。欠席してしまった授業も個別指導でサポートを受けることができます。

○心の教育

◆自分をみがく、体験型授業「SCアワー」
HR、道徳、総合学習の時間を総称して「SCアワー」と呼び、淑徳SCの情操教育の根幹と位置づけています。
120冊読書、小石川散策、茶道、華道、イングリッシュアドベンチャー（英語でのミュージカル）、博物館・美術館見学、仏教にちなんだ行事など、学年に合った多岐にわたる分野の体験型授業を計画。豊かな人間性をはぐくみ、将来の道しるべにもなり得る淑徳SCならではの多彩なプログラムです。

◆読書が大好きになる「120冊読書」 年齢にあった推奨本を購読
読書は感性と考える力を育み、人生をより豊かにするために欠かせないものです。
淑徳SCでは、読書環境を整え、厳選した様々なジャンルの推奨本を5年間に120冊読むプロジェクトを設けています。ただ読むだけにとどまらず、ディスカッションやプレゼンテーションなどを実施し、語彙力、表現力の向上をめざします。

中学受験わかばナビTOP > 首都圏中学校一覧 > 淑徳SC中等部