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成蹊中学校
成蹊中学校の情報は中学受験わかばナビ成蹊中学校の基本情報
- 住所: 〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-10-13
- TEL: 0422-37-3818
- アクセス: JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」徒歩15分
- 生徒数: 約780名 教員数:専任90名(中高)
- HP: http://www.seikei.ac.jp/jsh/
- 参考偏差値: こちら
初年度に掛かる経費 | |
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授業料 | 620,000円 |
入学金 | 300,000円 |
諸経費 | 379,9000円 |
初年度必要金額 | 約1,299,900円 |
※教育充実資金(任意) 1口100,000円 3口以上
最新情報 |
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・説明会レポートは こちら ・2010年度 成蹊中学校 一般学級 第2回 入学試験 ( 2010年2月4日実施 ) こちら
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備 考 |
■英語:
■募集 ・高校募集: 男女計約70名
■併設学校 |
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併設高校の大学合格実績 上位校 |
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成蹊大学(併設大)、早稲田大、慶應大、上智大、東京理科大、立教大、中央大、日本大、明治大、 青山学院大、法政大、学習院大、東京農大、北里大、成城大、日本女子大 など 成蹊大学(併設大)には約37%の生徒が進学。 |
併願中学校例 |
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男子: 女子: |
教育理念
-創立者がめざした教育-
「個性を持った自立的な人間の創造」をめざして
社会に役立つ人材の育成
中村春二が学園の前身である成蹊実務学校を開設したのは1912(明治45)年のことです。
当時の日本は、資本主義経済の発展とともに、貧富の差が拡大していました。機会均等であるはずの教育も、義務教育は施行されていたものの、高等教育にすすむことができるのは有産階級の子弟のみという現状でした。中村は経済的な理由から進学が困難な少年たちを救い、埋もれた人材を国家社会の中堅として育成することこそ自分に与えられた使命であると考え、成蹊実務学校を設立したのです。
個性尊重、人格の陶冶、眞我の開発
中村は教育において何よりも人格の陶冶を重んじました。義務教育の普及により、就学率が急激に上昇したものの、画一的な当時の日本の教育に疑問をもち、個性に合わせた自由平等の教育を押しすすめたのです。
子どもたちの個性を尊重する一方で、中村は他人を押しのけてでも出世しようとするものや、個人の勝手な行動を強く戒めました。 中村が人格教育において最も重要視したのは、子どもたちの「眞我」すなわち「心の奥底にある尊い心」の開発です。「眞我」の開発には、師弟の心が直接触れ合える関係が不可欠であるとし、教師に対しても修養を行うことを徹底しました。
少人数教育、教師の修養
これらの理念の実現のため、中村は教師の修養と生徒側の受け入れ体制が整うことを求めました。さらに、徹底した少人数制や日本伝来の僧堂教育に基づく「心力歌」「凝念法」「鍛錬主義教育」といった独自の教育方法を行ったのです。
成蹊実務学校第一回入学式において、中村は新入生に向けて次のように述べています。「"桃李もの言わざれども、下おのづから蹊を成す"という言葉を味わってほしい。自分を磨いて美しい人格をつくれば、その人はたとえ何も言わなくとも、自ら世間に認められるようになる。」「成蹊」という名は、司馬遷が「李将軍列伝」(史記)において引用した諺「桃李不言下自成蹊」によるが、成蹊学園の教育の理想を最も的確に表しているのです。創立からまもなく100周年を迎える成蹊学園は「個性尊重」「人格の陶冶」「眞我の開発」という創立者の三つの理念を受け継ぎ、「個性を持った自立的な人間の創造」という教育目標を掲げ、これからも新たな歴史を刻み続けます。
沿 革
1906 明治39年 中村春二 学生塾を設立
1907 明治40年 学生塾を「成蹊園」と名づける
1912 明治45年 成蹊実務学校を開設
1914 大正 3年 成蹊中学校を開設(池袋)
1915 大正 4年 成蹊小学校を開設(池袋)
1917 大正 6年 成蹊実業専門学校(池袋)、成蹊女学校(目白)を開設
1924 大正13年 中村春二学園長逝去 小学校、中学校、実務学校、実業専門学校を池袋から吉祥寺に移転
1925 大正14年 成蹊高等学校(7年制)を開設
1947 昭和22年 成蹊中学校(新制)を開設
1948 昭和23年 成蹊高等学校(新制)を開設
1949 昭和24年 成蹊大学政治経済学部を開設
1962 昭和37年 成蹊大学工学部を開設
1965 昭和40年 成蹊大学文学部を開設
1966 昭和41年 成蹊大学大学院工学研究科を開設
1968 昭和43年 成蹊大学政治経済学部を改組し、経済学部および法学部を開設
1970 昭和45年 成蹊大学大学院経済学研究科・同法学研究科を開設
1971 昭和46年 成蹊大学大学院文学研究科を開設
1972 昭和47年 成蹊大学大学院経営学研究科を開設 成蹊大学大学院法学研究科を法学政治学研究科と改める
1981 昭和56年 成蹊大学情報処理センター、成蹊大学アジア太平洋研究センターを開設
1993 平成 5年 成蹊大学国際交流センターを開設
1999 平成11年 学園情報センター設置(2002年 大学情報処理センター統合)
2000 平成12年 国際文化学科・現代社会学科開設(文化学科を改組)
2004 平成16年 大学院法務研究科(法科大学院)開設 経済学部経済経営学科開設
成蹊大学国際交流センターを廃止し成蹊学園国際教育センター設置
2005 平成17年 大学工学部を改組し、理工学部を開設
2006 平成18年 大学情報図書館を開設
教育の特色
○教育の特色
◆特色1 幅広い学習で才能を自覚
・考える力
成蹊中学校の授業を見られたの方々が驚かれるのは、生徒たちが積極的に発言し、いろいろなことに関心をよせること。それは詰め込み教育ではなく、まず興味を持たせ、考える力を育成する教育の成果なのです。授業中に質問などで手を挙げる生徒がたくさんいるだけでなく、授業が終わった後も職員室までわからないことを聞きに行く生徒が多いことが、成蹊の授業の面白さを物語っています。それが基礎にあってこそ、成蹊の教育理念である「自奮自励」「自学自習」の精神が発揮されるのです。
・幅広い学習
成蹊中学校では、一人ひとりが多様な個性、才能を自覚する教育を推し進めています。そうした観点から、どの教科、科目にも同じ重要性を置いています。教科の中身も、さらに専門分野に分かれ、それぞれ高い専門知識を持った教員が授業を行っています。さらに実験、実習、芸術分野の学習活動にも力を注いでいるのが特色です。これにより生徒は自分の得意な分野、才能をしっかり認識することができます。また、豊かな教養を身につけ、偏りのないものの見方を修得していくことが、一人の人間として何よりも大切だと信じています。一例として、書道が芸術科目として独立した授業を行っていることと、国語、社会、数学、理科は分野別に細分化された科目編成になっていること。特に社会科では地理、歴史、公民、理科では生物、地学、物理、化学といったように分野ごとの専門の教員が授業を受け持つという他校にあまり例のないスタイルです。授業への生徒の集中度は高く、質問のために先生のもとを訪れるなど、成蹊ならではの親密な雰囲気もあります。
◆特色2 中高一貫の全人教育
・発育・成長に合わせた教育
中学に入学すると、まず導入、融合教育が行われます。いろいろなオリエンテーションがあり、遠足、夏の学校へとつながっていきます。さまざまな小学校から入学した生徒が、これらの行事で一体感と絆を深めす。
授業については、英語は入学前の経験によりクラスを分け、スムーズな語学学習の導入が行われています。 やがて、中学校の学習、生活にも慣れてくると充実した学習が待っています。幅広い分野の学習で一人ひとりの個性、才能を発見、自覚することになります。
・6年間の学習
成蹊中学校からはほぼ全員が成蹊高等学校に進学します。高校進学だけではなく、学年ごとの進級にも厳格なラインがありますが、普通にまじめに授業を受けていれば、誰でも推薦入学の資格を得ることができます。 高校受験の準備に振り回されることなく、さまざまな分野の基本を学習する機会に恵まれ、個人が自らの才能や個性を自覚し伸ばすことができ、やがては海外を含む多様な分野の大学への進学を果たしています。小学校から大学までの一貫教育の体制を整えた中で、一人ひとりの生徒がそれぞれの夢を実現するために飛躍することをサポートする、そういった成蹊のような学校は少ないでしょう。
・クラブ活動
文化部、運動部とも多彩なクラブ活動がそろっています。成蹊中学校の特色はほとんどの生徒がクラブ活動に参加していることです。自主的に運営しながら高校の先輩たちとも一緒に活動するなど、新しい人間関係を築き、充実した時間を過ごすことができます。
・ホームルーム
生徒たちの自主性を重んじながら、教師とのコミュニケーションを深める場でもあります。各学年で企画する講演会などのイベントも行われています。
・凝念
朝礼時に少しの間、静かに目を閉じ、心を静める成蹊独得の精神統一法が凝念です。この凝念は創立者の中村春二が明治45年に実務学校を創立して以来、伝統として受け継がれたものです。朝に行われる理由は、生徒たちが家庭や社会の雑念にとらわれたまま授業を受けても、その効果が半減するからです。精神の集中をはかり、ものごとに対処する際の気構えを養います。テスト時や試合前など、自分からごく自然に「凝念」を行う生徒もいます。
・感性を養う作文集
国語では深く考え、自分の考えをまとめる力を育てるための作文指導をしています。書き上がられた作文を作文集として発行しています。
・手作りの文化祭、体育祭
文化祭、体育祭といった学校行事は、生徒自身が企画し運営する方式をとっています。教員がまとめてしまえば、きれいなものを効率よく作ることができるのはわかっているのですが、自主性を育み、自立した精神を学ばせるためには生徒に任せることが必要だと考えているからです。
◆特色3 本物に触れ、知的好奇心と科学的探究心を育む
・実験・実習
成蹊中学では授業で実験、実習が多く見受けられます。理科では実験を重視しています。校内の植物の観察をはじめ、理科館を使っての本格的な実験をもとに、物理、化学、生物、地学の授業を進めていきます。毎年1〜3年の希望者が参加して、天体観測や化石の採集などの調査実習も行われます。学年の枠を超えて一緒に活動するのも、この実習の魅力です。同様に美術や技術、家庭でも実習を大切にし、知識の探究心や科学する心を育んでいます。
・学校外での体験学習
体験学習を重視する成蹊では、授業以外に学校行事や学外活動も大切にしています。中学1年生では自然観察を活動の中心として仲間づくり、2年生では浅間高原や周辺の山々を登山し、鍛えながら大自然に親しむそれぞれの「夏の学校」があり、3年生では国語、社会、美術などの授業で充分に予習して臨む修学旅行があります。
その他、1年生では狂言や音楽を鑑賞したりプラネタリウムを見学したりします。2年生では防災館で防災の心得や災害時の対処方法を学ぶ「見学会」があり、社会の知識やなりたちを身につけるための、さまざまな機会を設けています。
○教育内容
・授業のようす
ゆとりのなかでも夢中になる、手づくりの授業が特色です。国語、社会、数学、理科では分野別に細分化され、高等学校に近い科目編成になっています。書道が芸術科目として独立した授業をおこなっていることと、社会科と理科では分野ごとの専門の担当者が授業を受け持つようになっていることがほかの中学校との大きな違いです。科目数が多くなって生徒にとって大変な面もありますが、科目ごとの学習目標が明確になるので授業への生徒の集中度は高いといえます。ふだんから生徒は質問のため先生のもとを訪ねることが一般的で、型どおりの補習授業では得がたい親密な雰囲気が感じられます。
定期的な試験が年に5回あり、厳正に実施されます。古くは、生徒を全面的に信頼して、試験監督をおかなかったといいます(現在は生徒の安全確保上の必要もあって試験監督をおいています)。このほか、小テスト、作文、実験レポート作成、作品制作などが日常的におこなわれ、それらを総合して成績をつけています。成績は10段階の絶対評価です。
また、校外授業も積極的に実施しています。 大きなものとしては「夏の学校」(1・2年)と「修学旅行」(3年)があります。
「夏の学校」では自然のなかで理科、芸術、社会科などの体験学習や登山をおこなっています。常時2名の医師(卒業生)が同行し、生徒の安全を確保します。「修学旅行」(4泊)は日本文化の原点を現地学習するために奈良・京都を訪れます。
・1年生の授業
特徴
小学校とのシステムの違いに戸惑わないように配慮しつつ授業が進みます。学習方法についての指導が重視されます。1年生の英語では小学校での英語学習経験に応じて、1クラス2つに分割して授業をしています。どちらのクラスでも基礎を重視した指導をしますので、入学前の準備学習は必要ありません。
・2年生の授業
特徴
生徒たちも小学校時代の面影がすっかり抜けています。本来の意味での中学校の授業が施されます。1年生に比べれば授業の 進度が速く、内容も深くて充実感を覚える時期です。
・3年生の授業
特徴
高校レベルの内容が一部入ってきます。生徒たちの理解力が深まり、物事を批判的に学びとることができるようになる時期です。高校への進学を目前にして、将来計画の設計をはじめるようにうながします。
○その他の特色
◆国際学級の特色
特色1 全国に先駆けて行われた帰国子女の受け入れ
国際学級の歴史
外国生活を送った子供たちにとって心配なのが、帰国後の学校生活です。そうした不安やギャップを解消していくことを目標に開設されたのが成蹊中学校の「国際学級」です。その歴史は1935年(昭和10)年に始まります。本格的には全国に先駆けて1964(昭和39)年に中学1〜3年の国際学級となり今日に到っています。
特色2 少人数学級ならではのきめ細かい個別対応型授業
個別対応型授業
成蹊中学校には帰国生徒のみを受け入れる「国際学級」が、各学年に1クラスずつ設置されています。定員は各15名。少人数学級ならではきめ細かな指導で、帰国子女の持つ国際感覚を伸ばしつつ日本への早期適用を目指し、国語に重点を置いています。さらに、培ってきた英語力を一層のばすために外国人教師による授業を行っています。
学校行事、生徒会活動、クラブ活動等には一般学級の生徒と一緒に参加するのも成蹊の特色です。やがてはグローバルに活躍できる人間に育っていくことが期待されます。
特徴 |
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・進路の選択は高2から。 高2から文系と理系のコースにゆるやかにわかれ、一部の科目が選択となり、高3では数多くの中から自分の進路にあったコースを選択します。 週3時間の保健体育の授業では心身の成長をサポート。 2時間続きの授業が多いことが特徴 |
成蹊中学校 トピック
- 豊かな教育環境
- 平成19年に新中学教室棟が完成
- 早稲田、慶応、上智などの指定校推薦大学あり
- 硬式テニス部:全国大会出場、 剣道部:都大会出場、 ラグビー部:関東大会優勝 など
代表的な行事・修学旅行 |
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体育祭、文化祭(蹊祭、中高合同)、修学旅行(京都、奈良) |
著名な卒業生 |
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安倍晋三(衆議院議員)、佐々淳行(初代内閣安全保障室長)、相賀昌宏(小学館代表取締役社長)、すぎやまこういち(作曲家)、服部克久(作曲家)、東儀秀樹(雅楽師)、中井貴一(俳優)、鶴見辰吾(俳優)、馬場康夫(映画監督、ホイチョイプロ代表)、高島彩(フジテレビアナウンサー)など多数 |
Q&A |
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学習全般
Q:選抜クラスや能力別クラスは実施していますか。
Q:クラブ活動と勉強の両立は可能ですか。
Q:授業の進度についていけなくなった場合、補習をしてもらえますか。
学校生活全般
Q:中学からの入学生と成蹊小学校からの進学者はうまくとけ込んでいますか。
Q:文房具や昼食などを買うために、校外に出ることができますか。
Q:クラブ活動は中高合同で行われていますか。
Q:文化祭や体育祭はいつ、どのような形で行われますか。
Q:生徒同士、また教員との人間関係において、気をつけていることがありますか。
大学進学全般
Q:成蹊大学への権利を持ちながら、他大学を受験することができますか。
Q:成蹊を卒業して社会に出た場合、何がメリットになりますか。 説明会資料から |
学校の様子 |
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