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田園調布学園中等部
田園調布学園中等部の情報は中学受験わかばナビ田園調布学園中等部の基本情報
- 住所: 〒158-8512 東京都世田谷区東玉川2-21-8
- TEL: 03-3727-6121
- アクセス:
東急東横線・目黒線「田園調布」徒歩8分・東急池上線「雪谷大塚」徒歩10分 - 生徒数: 約630名 教員数:57名(中高)
- HP: http://www.chofu.ed.jp/
- 参考偏差値: こちら
初年度に掛かる経費 | |
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授業料 | 420,000円 |
入学金 | 250,000円 |
諸経費 | 434,960円 |
初年度必要金額 | 約1,104,960円 |
最新情報 |
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・2011年度(平成23年度)入試 学校説明会及び行事日程 こちら
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備 考 |
■英語:
■募集 ・高校募集: なし
■併設学校 |
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併設高校の大学合格実績 上位校 |
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立教大、明治学院大、日本大、早稲田大、青山学院大、明治大、日本女子大、法政大、東京農大、玉川大、東京理科大、上智大、中央大、フェリス女学院大 など 田園調布学園大学(併設大)への希望者は少ない。 |
併願中学校例 |
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学大世田谷中、横浜共立学園中、鴎友学園女子中、頌栄女子学院中、洗足学園中、日本女子大附中、横浜雙葉中、カリタス女子中、青稜中、桜修館中、品川女子学院中、実践女子学園中、日本大学中、八雲学園中、国府台女子学院中、佐久長聖中、函館白百合中、土佐塾中 など |
建学の精神
○建学の精神
「捨我精進」
わがままな心を捨て、自分の目標に向かって積極的に努力するとき、人の心は澄みわたり、無限の力を発揮できる。
○教育方針
創立以来、本校教育の目的は、川村理助初代校長が提唱した「捨我精進」の実行を根本とし、健全な人格をそなえた女子を養成することにあります。
すなわち、我情・我欲・我見を捨て去り、当面の目標となっている人や事物に対して、相手よかれと積極的に尽くし、精根の限り努力することを通して、あらゆる対象と融和する「一如」を体得し、明るく、屈託なく、平穏な心で生活できることを目指しています。
このために、一貫して知・徳・体の調和した教育活動を行い、知識のみに偏することなく、心身の調和と鍛錬を目指した生徒の実践を重視します。
まず、学業に真剣に取り組み、厭でも気が進まなくても、必ず予習復習をする習慣を付け、強い心を養います。勉強がおもしろい、怠けると気がすまない、もっと広く学びたい、勉強していれば心が満たされて気持ちが良い、という体験が集中力と持続力を生み、より良く、たくましく生きようとする自立の精神に通じます。強い心はまた、学校行事など自主的・主体的な活動に懸命に取り組むことからも養われます。そして、真剣に打ち込むことが深遠なおもしろさに変容する体験は判断力や実行力に通じます。
次に、父母・師友に対しては常にその心を気にとめ、自分の心として行動するように努力し、進んで人に尽くすことを習慣として、思いやりの心を養います。親切な行いが無上の楽しみとなる体験は人類共生の願いに通じます。
強い心、思いやりの心を養うには何よりも素直な心が大切です。素直な心とは物事をあるがままに見つめ、たとえ意に反する場合でも理解しようとする柔軟で寛容な態度であり、自己に厳しく、他にやさしくと行動する習慣によって養われます。
このように実践を重んじることによって、我が子の健全なる成長を願う父母の期待にそい、ひいては社会・人類のために貢献できる人格の完成に向けて精進努力することを本校の教育方針とします。
沿 革
1926年(大正15年) 調布女学校創立
1947年(昭和22年) 調布中学校(新制)創立
1948年(昭和23年) 調布高等学校(新制)設立
1967年(昭和42年) 調布学園女子短期大学設立
1998年(平成10年) 調布学園短期大学に校名変更
2002年(平成14年) 田園調布学園大学設立
2004年(平成16年) 田園調布学園中等部・高等部に校名変更
2005年(平成17年) 新校舎竣工
教育の特色
○3期分けによる指導の指針
◆第T期 基礎育成期(中1)
・円満な交友関係への配慮
・基礎的知識や技術の鍛錬
・知的好奇心、創造性の喚起
田園調布学園生としての自覚をもち、新しい環境の中で、さまざまなルールを身につけ、学習と生活のリズムを確立する時期です。希望に満ちた心を萎縮させることなく、のびのびと育てます。
◆第U期 個性伸長期(中2~高1)
・積極的参加による仲間づくりへの配慮
・発見や感動、達成感の醸成
・主体的学習(問題解決学習・課題研究)の重視
・適性や志向の発見への支援
田園調布学園生としての生活になれ、ゆとりが生じてくるとともに、心身の発達、変化も著しく、さまざまな揺れを経験しながら、他者との対話を通じて「関係」を築き直す時期です。経験や認識対象の拡大とともに思考の深化を図っていきます。
◆第V期 発展充実期(高2・3)
・リーダーシップの育成
・自学自習の習慣の確立
・生涯を通じての学習への意欲喚起
進路目標を明確にし、目標に向かい精根を傾ける時期であり、また、生涯にわたる「学び」の継続に向かう態度を確立する時期でもあります。甘えの心を断ち、自ら考え、判断し、決断し、行動できる意志と責任感を求めていきます。
○教育の特色
◆6ヶ年一貫教育
授業は、教育課程(カリキュラム)に沿って作られた各教科の授業計画案(シラバス)に従って行われます。中3・高1の数学・英語到達度別授業、高2での文・理選択制および、高3での演習主体の授業構成など、6ヶ年を見通した独自のカリキュラムを実施しています。
◆65分の授業時間・週5日・二学期制
65分授業を導入することにより、生徒が考え表現する授業を展開しています。また、実験や実習の時間も充分に確保できるようになりました。すぐに、65分間集中して取り組めるようになります。
◆評定評価材料・比率一覧
一人ひとりの学習に取り組む姿勢と到達度をどう評価したか客観的に生徒本人や保護者に説明するために、通知票に『評定評価材料・比率一覧』を添えています。次学期への足がかりになるとともに、より多角的で公正な評価につながっています。
◆到達度別授業
中3・高1の数学と英語で到達度別授業を実施しています。
学年5クラスを、3グレード7クラスに分けて、少人数の授業を行います。個々の目標に到達することで大きな達成感を味わいます。
◆学校と家庭のリンク
生徒の力を伸ばすためには家庭の理解と協力が不可欠です。保護者に向けたオープンスクールや地域別懇談会(通学区域が近い保護者の交流会)を実施しています。
◆浴衣製作
家庭科の授業(中2・中3)で和服について学びます。服装史から始まり、浴衣製作、たたみ方、さらには着付けも行います。また、実際に縫い上がった浴衣は、生徒自身が海外ホームステイ先で着て、日本文化の紹介に一役かっています。卒業生も大切にしています。
◆『花筐(はながたみ)』『葦』『理科通信』
国語科(花筐)・社会科(葦)・理科(理科通信)による、生徒の自由研究・感想文などの優秀作品や教員のリポート・論文等を掲載する研究誌です。各教科の日々の取り組みの集大成として、毎年発行します。
○その他の特色
◆精進の鐘と黙想
毎朝、出席調査に続いて教室または講堂で朝礼があります。黙想して心を落ち着け、講話を聴いてものごとを考える機会です。黙想は、背筋を伸ばし、両手を前に組み合わせ、軽く目を閉じ、呼吸を整え、心を鎮めます。「精進の鐘」は3回鳴り響きます。
◆朝掃除
中等部2年生が、割烹着を着て正面玄関、正門付近を掃除します。玄関や校門をきれいにすることにより、気持ちよく来客を迎え、また、自分たちもさわやかに1日を過ごそうという思いが込められています。
近所の方が声を掛けてくださったり、周辺でも掃除が始まったりするなど、思わぬ“効果”があります。
◆精進日誌
「きょう1日の自分」を見つめて書きます。1日の出来事をただ書き連ねるのではなく、1日の生活を思い起こし感じたこと、考えたことを書きます。
精進日誌によってクラス担任とコミュニケーションをとることができ、人間関係の形成に役立ちます。
◆土曜プログラム
「興味あることに楽しみながら取り組める日」となるよう、多彩な講座を設けました。多くの講座では他学年の生徒と一緒に受講します。講師は、卒業生や保護者、大学の先生など、その分野の専門家です。
社会で活躍している講師と触れ合うことで、知的な刺激を受け、自らの視野を広げる機会になります。一部の講座は保護者も参加できます。
○進学について
中等部では「キャリア・カウンセリング」をキーワードに、PD法・自分史作成・職場訪問・大学の先生による特別講義などを体験するとともに、「学力推移調査」「G-TEC(英語運用能力テスト)」により基礎学力と生活習慣を客観的に把握し、高等部につなげます。
高等部では、「高1勉強合宿」「受験補習」「小論文指導」「水曜特別補習」さらに「学力テスト」「進路講演会」などにより進路実現をサポートします。
特徴 |
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・二期制、 週5日+土曜プログラム |
国 語
的確な理解と豊かな表現を求め、言葉の力を養います
中等部では言葉の力を総合的に鍛えていきます。言葉の力を鍛えるとはテキストや自分自身、あるいは友だちとの対話能力を高めることです。特に自ら調べて自分の考えをまとめ、発表することを大切にしています。中3では一冊の書物を読んで問題意識を発展させ、論文を書いて弁論大会を開き、文集にまとめます。
漢検(漢字能力検定試験)は、年3回のべ1000人程度が受験しています
。
社 会
変化の激しい現代社会「今」を見つめる視点を養います
目まぐるしく変化する現代社会の状況を正しく理解するために、さまざまな視点からとらえ、考える力を養うのが社会科です。中3の裁判所公判傍聴など、自分の目で確かめて考えるプログラムも用意しています。
数 学
考える喜びが、高度な内容への挑戦につながります
数学では「授業中分かったつもり」でも、一人で問題に向かうと上手く解けないことがあります。そこで単元ごとに小テストを実施して、どこまで理解できているかを確認し、基礎力の定着を目指します。中3・高1でそれぞれのクラスに応じた進度・内容の到達度別授業を行い、応用力を養います。
数検(実用数学技能検定)は、年2回のべ200人程度が受験しています。
理 科
「なぜ?」「どうして」の新しい世界を広げます
何よりも「探求することの楽しさ」を感じてもらいたいと考えています。そのため、授業でも、実験や観察を多く取り入れます。中3では高校の物理・地学を、高1では化学・生物を学習し、高2からは各自の興味や進路に合わせた選択授業が始まります。
英 語
生きた英語を楽しく身につけましょう
高1までは少人数制の授業が行われ、教科書以外にも手作りのプリントを使用しています。英会話、自由英作文、速読、コンピュータを使ってのリスニング活動などを通じて生きた英語を学び、自分自身を英語で表現できるようになることを目指します。さらに中3・高1では到達度別授業を実施し、基礎文法力、応用読解力を養います。
英検(実用英語技能検定)は、年3回のべ1200人程度受験しています。
中等部1年生は第3回(1月)に4級を原則受験します。
礼 法
TPOをわきまえて 「田園調布学園流」を身につけます
建学の精神「捨我精進」を理解し、3つの心を態度や行動に表すように努めます。友だちとコミュニケーションをはかりながら、日常生活の作法、社会生活のマナーを体得できるように、「他人によかれ」という気持ちを呼び起こしながら授業に臨み、正しい姿勢や挨拶の習慣が身につくと自信が湧いて、成長を実感できます。
田園調布学園中等部 トピック
- 特待生制度なし
- 早稲田、慶応、上智などの指定校推薦大学あり
- 体育館は冷房、床暖房つき
- 著名な卒業生: 山本舞衣子(日本テレビアナウンサー) など
代表的な行事・修学旅行 |
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中2: ファームステイ(山形県酒田市ひらた) 中3: 学習体験旅行(奈良・京都) 高1: 学習体験旅行(西九州方面) など |
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