トキワ松学園中学校

概　要

1916年（大正　5年）　東京渋谷常磐松一番地に常磐松女学校創立

教育の特徴　

○ＰＡ〜Ｐroject 　Ａdventure（心を育てる教育）〜

プロジェクト　アドベンチャー（Ｐroject 　Ａdventure ＝ＰＡ）とは「冒険教育を利用して人間形成する」プログラムです。
約４００種類のゲーム（アクティビティ）があり、ローエレメント（命綱を必要としないもの）・ハイエレメント（命綱を必要とするもの）から成り立ちます。
このＰＡは、オリンピック選手のメンタルトレーニングや、企業の研修で多く活用されています。現在では様々な場面で目にするＰＡですが、本校では１９９７年に日本で初めて、学校教育に導入しました。
ただ詰め込むだけの知識教育だけでなく、本校ではこのＰＡを通し、お互いを尊重し、コミュニケーション能力の向上や積極性を学んでいます。

○保健体育・救急講習

トキワ松学園の保健の授業では、「命」にテーマを絞り、高一では「生」を、高二では「死」を中心にカリキュラムを作成しています。
その一環として高一時には、目黒消防署による、「命を救う応急手当」の実習を３時間（週に１回）全員が行なっています。３時間分の講習が終了すると、東京消防庁の救命技能認定証が一人一人に手渡されます。本校では高校一年生全員に、消防署の指導による普通救命講習を行っています。しかし、将来母親となる女性にとっては、わが子を守る救命技能を修得することが一番大切でしょう。そこでトキワ松では、乳児の心肺蘇生法を実習と授業の両方でより詳しく行っています。６体ある本校の人形を使い、のどに詰まった異物を取り出すところから体験してもらうカリキュラムです。

○シラバス〜年間授業予定表〜

今年一年、勉強する内容をお渡しします。それぞれの科目について自分の目標を立て、計画的に勉強に取り組みます。得意な科目を益々伸ばし、苦手だと感じる科目については、授業予定を参考にしながらしっかりと授業についていって克服してほしいと思います。

○ホームステイ

ホームステイに関しては、事前事後の研修も含めて｢希望者が少人数で参加してこそより高い効果が得られる｣と考えて実施しています。
夏期休暇中の7月20日頃から8月初めまでの18日間、中3から高２までの20から30名の希望者が参加して行われます。18日間で費用は40から45万円程度（諸事情により変動します）です。
研修場所は、イギリス南部の海辺の町フォークストン、Eversley College,です。晴れた日にはフランスを見ることも出来る景色の美しい町で治安も大変に良いところです。研修中にCambridge 方面（2泊3日）への小旅行などもあります。 事前に英国のことを学んだり、英会話の練習をするなどの研修が行われます。学校で学んだ英語力で、語学学校での英語研修とホームステイ（一家族に一人ずつ）で一層力をつけ、様々な国の人と交流を深めます。
ほぼ100％の参加者が｢自信がついた｣｢語学力が進歩したと思う｣｢楽しかった｣と感想を述べています。また、英国王室ゆかりのイートン校で寮生活を体験できる研修もあります。

進路指導の特長

�@進路ノートによる指導
トキワ松学園の進路指導は、トキワ松学園での長年の進路指導から得たノウハウをまとめた｢私の進む道〜進路ノート〜｣を使用し系統立てて行われています。今は高校生版だけですが2008年度には中学生版も完成する予定です。

�A充実した進路指導室
進路指導室には、各大学・短大・専門学校の学校案内やDVDが生徒達が調べやすいようにきれいに整理されています。進路担当の教員2名が毎日控えており、生徒の相談に応じられるようになっています。もちろん職員室の教員に配布されているパソコンの情報も生徒と共有しながら進路を考えていく体制がとられています。 本校の進路指導は、｢生徒と全教職員が同志｣となってみんなでそれぞれの進路を考えていく点に大きな特徴があり、そのためにより良い進路に進むことが可能になっているのです。

�B中学進路講演会（中学全学年） さまざまな分野で活躍している卒業生におこしいただき、仕事の喜びや大変さ、社会に出て行く前に在学中に何をしたらいいのか、何を考えたらいいのかといったお話をしていただきます。
まっすぐに｢夢｣を実現した人もあれば、紆余曲折を経て天職と思えるものに到達した人もあります。それぞれの豊かな人生経験を聞く中で、生徒達は｢自分の夢探し｣をしていきます。

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