日本大学豊山女子中学校

教育方針

○教育方針
日本大学の建学の精神にもとづき、中高一貫教育の中で、心身共に健康で明るく闊達（かったつ）な生徒の育成を目標としている。

○教育目標
�@小学校の教育成果をさらに発展・拡充し、知育・体育・徳育を基調にした生徒の育成につとめる。
�A心身の発達に応じて豊かな個性の確立と、情操を陶冶(とうや)し、礼儀正しい生徒の育成につとめる。
�B国際社会の一員となるための基礎知識と、自由博愛の精神を身につけた生徒の育成につとめる。

概　要

日本大学豊山女子高等学校は昭和41年に開校、以来、日本大学の建学の精神にもとづき、「心身ともに健康で明るく闊達（かったつ）な生徒を育成すること」を目標としてきました。同46年には女子校としては全国でも非常に稀（まれ）な理数科を設置して医歯薬・獣医系への進学をめざす生徒の育成に努め、カリキュラムを充実させてきました。さらに同61年には中学校を開校し、中高6ヵ年を通して、人格形成に不可欠な教養や情操を養う教育環境を整備しながら今日に至っています。

教育の特色　

○カリキュラム

�@6ヵ年一貫教育の特色
日本大学で唯一の女子教育専門の中学・高等学校である豊山女子校は「心の教育」を基本に、創造力と人間的魅力あふれる女性の育成をめざしています。また、6年間を通して教養と情操を養うゆとりある学習環境は、抜群の成果を築いて今日に至っています。「個性の教育」を重視しつつ、集団の中にあっても責任を持って人と協調しながらたくましく生きていってほしい。その願いが「本校の教育」の根底に流れています。

�A3ステップ教育プログラム
中学から高校までの6ヵ年一貫教育、さらに大学までの10ヵ年を念頭に置いて教育課程（カリキュラム）を設定しています。心身の発達が顕著な時期の発達段階の特性に合わせた3段階のプログラムが本校教育の基本になっています。 中学1・2年は「基礎期」、中学3年・高校1年は「充実期」、高校2・3年を「応用・発展期」として全体を3期に分け、段階ごとに最も必要とされる教育内容が効果的に身につくよう配慮されたカリキュラムとなっています。

�B教育の「質」の向上をめざして
本校では、土曜日に授業を実施する《A週》、水曜日午後に授業を行う《B週》を、年間授業計画であらかじめ設定しています。さらに《A週》では、水曜日午後の時間を自主的な学習やクラブ活動に使うことができるのも大きな魅力です。 また、授業の開始・終了のチャイムは鳴りません（ノーチャイム制）。生徒の自主的な行動を尊重し、自らの判断で主体的に行動する生活態度を育てるためです。

○中学校教育の特色

�@基礎・充実期は「希望」へのスタートライン
基礎・充実期にあたる中学校生活は、友人や先生との新しい出会いが個々の可能性を広げる6ヵ年一貫教育のスタートラインとなります。
芸術やスポーツの分野でもそうであるように、学校教育（基礎・充実期）で充分に時間をかけ、適切な指導のもとで計画的に学習することが大切です。なぜなら基礎を身につけることは、将来の目標や進路の希望（方向性）に大きな影響を与えるからです。ゆとりある教育環境のもと、授業や校外学習（体験学習）を通して、心身ともに健康でバランスのとれた生徒を育成します。

�A『国語』『数学』『英語』に重点
現在実施されている新カリキュラムでは、理解表現力を養う国語・英語と、論理的思考力を養う数学に重点をおいた時間配当となっています。これは、すべての教科指導の「基礎」として、この3教科が重要な意味を持つと考えたからです。
また、必要に応じて小学校での学習内容にまでさかのぼって補強できる余裕を持たせ、常に高等学校の教育内容と関連づけながら授業を展開していきます。 「総合的な学習の時間」では、国際人として将来必要とされる語学力の基礎を築くため、外国人講師による英会話の授業および道具としてPCを使えるようにするための情報の授業を実施するなど、21世紀の社会で必要不可欠なコミュニケーション能力が養えるよう配慮されています。

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