中学受験わかばナビTOP > 首都圏中学校一覧 > 和光中学校
和光中学校
和光中学校の情報は中学受験わかばナビ和光中学校の基本情報
- 住所: 〒195-0051 東京都町田市真光寺町1291
- TEL: 042-734-3401
- アクセス: 小田急線「鶴川」よりバス終点下車
- 生徒数: 約450名 教員数:25名
- HP: http://www.wako.ed.jp/j/
- 参考偏差値: こちら
初年度に掛かる経費 | |
---|---|
授業料 | 363,240円 |
入学金 | 250,000円 |
諸経費 | 427,800円 |
初年度必要金額 | 約1,041,040円 |
※学債(任意) 1口100,000円 1口以上
|
|
|
|
|
|
|
|
備 考 |
■英語:
■募集 ・高校募集: 60〜70名
■併設学校 |
---|
併設高校の大学合格実績 上位校 |
---|
和光大学(併設大)、日本大、東京農業大、東海大、東洋英和女学院大、明治大、法政大、駒沢大、東海大、立教大、早稲田大 など 和光大学(併設大)には約20%の卒業生が進学している。 |
併願中学校例 |
---|
立正中、啓明学園中、実践学園中、明星学園中、多摩大目黒中、聖徳学園中、文教大小、帝京八王子中、国士舘中 など |
教育目標
「ともに生きる」教育
沿 革
和光の誕生
1933(昭和8)年11月10日、世田谷区経堂に、教職員7名、児童数33名の小さな私立の学園が誕生しました。
大正から昭和にかけて、大正デモクラシーの時代的な背景を受けて、数多くの私立学校が誕生していきました。その中で、自由な環境の中で個性重視の教育を求めた親たちが集まり、自ら校舎を建て、教師を集めて新しい学校を創ろうという動きが生まれました。成城小学校を母胎とし、当時は校舎もなく校名すらもなかったこの学校こそ、後の和光学園和光小学校の始まりでした。
和光小学校初代校長に就任した吉田慶助は、和光学園の発足にあたり、300年前に清教徒をのせ、移民のために新大陸をめざしたメイフラワー号の話をして、児童・教職員・父母に自由な学園を創る希望と決意を語ったそうです。
そして1934年4月から、正式に「和光」という学園名の私立学校としてスタートをしました。東北帝大で中国哲学、とりわけ老子を専門とした吉田慶助校長が、老子の言葉にある「和光同塵(わこうどうじん)」からとったと言われています。「和光同塵」−すなわち、高見にたって知をひけらかすのではなく、塵の中に交わってその中で光るような知を備えた人間こそ価値がある−という思いの表れといえるでしょう。
和光学園は創立にあたって教育方針に、
・定員を少数に限り、個別的教育をなす
・自学自習を補導し、学習興味を喚起す
・情操教育を重んじ、品性の陶冶に資す
・郊外の健康地に位置すれば、児童の健康増進に益あり
・人格陶冶は和光教育の根本精神なり
を掲げ、「児童・父兄・教師三位一体」の精神を大切にした教育活動を推し進めていきました。
敗戦、そして戦後の実験学校としての再出発
第1次大戦後に創設され、日本で最後の新教育運動により生み出されたた和光学園は、やがて日本が第2次世界大戦に突き進む中、苦難の時代を送ることになります。ファシズム支配の厳しい管理統制の中で、自由な私学教育の発展する余地はありませんでした。それでも、激しい空襲や学童疎開などを乗り越え、「和光の灯」は消えることはありませんでした。「和光」は再生の日を待ち続けたのです。
敗戦を迎え、まだ東京が焼け野原であった1946年、和光小学校は授業を再開しました。教員3名、児童9名での再出発でした。1947年には、新学制に向けて和光中学校の設置認可がおりました。そして和光学園が戦後教育の中で注目を浴びるようになるのは、 1950年にコア・カリキュラム連盟(現在の日本生活教育連盟)の実験学校になった時からです。コア・カリキュラム連盟には、日本の多くの教育研究者や学校、教師が参加し、日本の新教育運動に大きな影響を与えました団体でした。さらに、1954年に日本最初の「ユネスコ協同学校計画」の参加6校のひとつとして和光中学校が認められたのです。
この時期、コア・カリキュラム連盟とのつながりで春田正治を校長を迎え、1950年には高等学校が開校、53年には幼稚園が開園されました。さらに1966年には、「これだけ数ある私立大学のなかに、もうひとつ大学を作るからには、小さくてもいいからダイヤモンドのような本物の光を放つ大学を創りたい」という理念をもつ梅根悟を学長に迎えて、和光大学を建設。和光学園はついに総合学園の仲間入りを果たしたのです。
現在の和光
和光学園の創設から今日までの70年間の発展は目をみはるばかりです。創学時の児童数33名から比べると、現在の児童・生徒、学生の総数6,000名を越え、教職員も専任者が300名をこえる総合学園となりました。しかし、創立以来、半世紀を越えてもなお、大切に受け継がれているのは、「子ども中心」の学校づくりです。
「教育なら和光」という期待にこたえるよう、なお一層の学園づくりに励んでまいります。
教育の特色
○教育の特色
◆和光中学校がめざすものは「共に生きる」
この世界にはさまざま人がいます。学校という社会にもいろいろな人がいて考え方や好みもいろいろです。大事なことは、さまざまな人たちと「共に生きる」にはどうしたらいいのかを学んでいきたいと考えています。
◆自由と自治の精神
生徒の納得のいかない規則でしばるのでなく、自分たちで話し合い、考えあう自由と自治の精神を大切にします。
生きる力につながる学習
先生が一方的に話すだけの授業ではなく、生徒一人ひとりが表現し、意見をのべる学習を大切にし、生徒の生きる力、仲間につながる学習を育てます。
◆共同教育
社会の中には、一定の割合でハンディをもった人たちがいます。和光中学校では「共に生きる」という視点からクラスの中に一定の割合で障がいをもった生徒が共に学んでいます
◆中・高6ヶ年を展望して
中学・高校を見通してカリキュラムは編成されています。希望する生徒は、一定の推薦基準を満たせば和光高校に入学することができます。
保護者・生徒・教職員の三者で話しあう学校づくり
小さな要求から教育課程や行事の変更といったことまで、保護者・生徒・教職員の代表が集まって話しあう学校協議会(三者協)を設置しています。
○学習の特徴
つくる・考える・意見を述べる授業
和光中学校の授業は先生が一方的にはなすだけの授業ではなく、生徒一人ひとりが表現し、意見を述べる学習を大切にし、生徒の生きる力、仲間につながる学習を育てます。
「ただ単に教科書を丸暗記」などという授業ではありません。理科や技術では、週一回は実験や観察、実習があり、その他の教科でも手作りのプリントや資料を多用して「五感」をフルに使った授業が行われています。また、授業のさまざまな場所で意見表明が求められ、ノートやミニ黒板、ミニメモ用紙などを使って述べられた意見が次の授業での資料になったりします。そして学習のまとめや発展としてのレポート作成なども盛んに行われています。さらに教科によっては発展的学習として、中学校の範囲を超えた分野の学習にも取り組んでいます。
多彩な学習活動で学び深める 総合学習的視点のある授業
総合学習的視点を通してこどもたちはいきいきと自分の学習をすすめるとともに自分の考えを多彩に主張できるようになっています。
和光中学校の授業のもう一つの特徴は行事とのリンクや他の教科との連携が考えられてカリキュラムが組まれていることです。言いかえれば「学習活動のある行事」があり、「現代社会におこっているさまざまな問題を調査研究し、考える視点を持つ総合学習の時間」があり、「教科の枠を超えたり、教科間での協力のある総合学習的視点を持つ授業」があるということです。
◆授業の特徴
少人数授業で基礎学力の修得
入門期の1年生の英語授業と3年生の芸術選択は少人数クラスでの授業をしています。
和光中学校の授業は、1年生の英語の授業はクラスサイズを半分にして少人数クラスでの授業を行っています。これは入門期の英語ではより多くの発音・発声の機会や質問の機会を保障したいためです。さたに芸術的志向が多様化する3年生では美術と音楽からひとつずつコースを選択するコース制を導入しています。
和光中学校 トピック
- 制服はありません。 どの生徒も生活しやすい普段着で登校しています。
- 特待制度なし
- 緑あふれる自然環境
- 法政大、日本大、東洋大、東洋英和女学院大などの指定校推薦大学多数あり
- 代表的な行事: 館山遠泳合宿、 秋田学習旅行 など
- 著名な卒業生: 堤未果、 小沢健二、 小山田圭吾、 三枝成章、 穂のか、 ダーリンハニー(お笑い)、 ミッキーカーチス、板倉令名奈(バスケ) その他多数
代表的な行事・修学旅行 |
---|
・修学旅行: 中3の夏休み 7泊8日オーストラリア(ブリスベン近郊、ホームステイ3泊4日含む) ・野外体育実習: スキー実習、水泳実習 ・行事: 体育祭、星華祭(文化祭)、合唱祭、芸術鑑賞、日独コンサート |
学校からのメッセージ |
---|
「全人教育」で人として全てを教え、高い学力と優しい心を育みます。 |
中学受験わかばナビTOP > 首都圏中学校一覧 > 和光中学校