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かまくらがくえん ちゅうがっこう

鎌倉学園中学校

共学私立   鎌倉学園中学校の情報は中学受験わかばナビ


鎌倉学園中学校の基本情報

  • 住所: 〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内110
  • TEL: 0467-22-0994
  • アクセス:
    JR横須賀線「北鎌倉」徒歩13分・江ノ電バス「建長寺」下車
  • 生徒数: 約520名   教員数:25名
  • HP: http://www.kamagaku.ac.jp/
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 432,000円
入学金 200,000円
諸経費 526,800円
初年度必要金額 約1,158,800円



最新情報

鎌倉学園

 

・説明会レポートは こちら

・中学校3年生卒業記念講演会の様子 (2010.3.13)  こちら

 


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・教科書としてプログレス(book1,2,3)を使用。中3では、高校のテキストを併用
・話せる英語を目指し、少人数クラスでネイティブの教員による英会話の授業を実施
・中学卒業までに英検準2級取得を目指す

 

■募集
・中学募集: 170名(1次80名、2次50名、3次40名)
 ※面接なし。志願票のみ提出。写真不要。
 ※国算各50分100点、社理各30分60点
・複数回受験者の優遇: 2次3次の定員をこえた人数での合否判定に偏差値持点方式を導入。繰上げ合格を出す場合にも偏差値持点方式を用い、2回以上の受験者を対象。

・高校募集: 普通科110名
※中学校からの内進生とは “完全別クラス編成”
・内部進学: 一定の成績を取れば、原則全員が併設高校へ進学

 

■併設学校
鎌倉学園高等学校


併設校校の大学合格実績 上位校

明治大、中央大、早稲田大、神奈川大、東京理科大、立教大、日本大、慶應大、専修大、法政大、青山学院大、 明治学院大、東京都市大、駒澤大、学習院大、成蹊大 など

 


併願中学校例

慶應普通部、聖光学院中、浅野中、芝中、高輪中、サレジオ学院中、逗子開成中、湘南学園中、法政第二中、 関東学院中、藤嶺学園藤沢中、函館ラ・サール中、佐久長聖中、土佐塾中、那須高原海城中  など



 

 

 




理念・教育の特長

教育方針と理念

○教育方針
鎌倉学園は礼義廉恥を校訓として人材を育成してきました。  
礼義とは、人として身に備えるべき社会の正しいすじみちであり、廉恥とは、心清くして悪を恥じ不正な行いをしないことで  す。 教育目標は、父の厳と母の慈を根本として、知徳体一体の教育を行うことです。殊に現代社会の進歩に適応できるように進路指導を特に重視し、適性・能力に応じて指導をすると共に、生徒会活動・クラブ活動・ホームルーム等を通じて、社会の一員として理想的な生活態度を養い、情操豊かな人間の育成に努めてきました。校風は、豊かな宗教的環境の中で、学校全体が家庭的友愛精神に結ばれ、誠実の気風に満ち、生徒達は明朗な生活を楽しんでいます。

 

○教育理念
季節の移り変わりが、花や鳥のさえずりで感じることのできる古都鎌倉にある本校は、「質実剛健」の武士の魂と、「自主自律」の禅の精神を現代に受け継いで、知・徳・体のバランスのとれた教育を目指しています。  
校訓は『礼義廉恥』で、教育のモットーである『文武両道』は、今までも、そして未来へと鎌倉学園が追い求めていく姿です。  生徒には理想を高く掲げ、勉強は当たり前のこととして今しかできないことに挑戦して欲しいと思っています。
”歴史的風土に包まれた古都鎌倉から、新しい息吹を日本へ、世界へ…!”
と発信できる、豊かな人間性を兼ね備えた新しいリーダーを育てることが、本校の使命と考えております。

「文武両道」
本校では生徒に対し、真の文武両道を求めています。本校でいう「武」は別にスポーツだけを意味している訳ではありません。本校でいう「武」は勉強以外になにか自分の情熱を傾けて打ち込めるものということです。楽器の演奏でもいいですし、古典芸能、演劇といったものでも結構です。両立とはいうものの学校なので勉強の方が優先されます。各教科ごとに行われる確認用の小テストで不合格になった者は昼休みや放課後等に追試験や補習があり、それがクリアされないとクラブ活動に参加することはできません。

「自主自律」
本校の教育理念の一つにこの「自主自律」というものがあります。この言葉はもともとは禅宗の教えからきたものであります。
本校の前身は隣接する建長寺の師弟を育てる宗学林で、その教育の中では禅宗での大切な精神である自主自律の精神をしっかりと教えており、それが今日まで受け継がれております。たとえば生徒会の活動においても、生徒の自主性を重んじ、企画、運営、他との交渉等は生徒が前に立って行い、先生がたは黒子に徹します。
高校2年生から実施される文系・理数系のコース分けも成績等だけでかってに教師側が分けてしまうのではなく、原則は生徒の希望であり、それに担任がアドバイスをする形で決定します。

 


概 要

明治18年(1885年)  鎌倉五山の第一刹建長寺が、宗派の師弟教育のため設立した「宗学林」を前身とする。
大正10年11月(1921年) 一般社会の教育に対する関心が高まったの で、広く門戸を開放し、鎌倉中学校設立の認可を受ける。
昭和22年(1947年)  学制の改革により法人名を鎌倉学園とし、鎌倉中学校と鎌倉高等学校を併設した。
昭和27年(1952年)  高等学校に普通科の他に商業科を設置した。
昭和46年11月(1971年) 創立五十周年を迎えた。
昭和50年11月(1975年) 校名を鎌倉学園中学校、鎌倉学園高等学校と改める。
昭和57年4月(1982年) 商業科の募集を停止した。
昭和62年(1987年)  中高一貫教育を開始した。
平成6年8月(1994年) 新体育館兼講堂が完成した。
平成6年10月(1994年)コンピュータ47台を装備するCAI教室が完成した。
平成8年8月(1996年)  全教室の冷房と空調設備が完成した。
平成13年8月(2001年) 普通教室全面改修完了。
平成13年11月(2001年) 創立八十周年記念式典をおこなう。

 


教育の特徴 

本学園は、生徒の学力と適性に応じた指導や基礎学力の充実に重点をおいた指導を心がけています。 英語、国語、数学、理科、社会等基本科目はもとより、国際化に向けた「話せる英語」の修得をめざし、外国人教師による英会話プログラムを実施、年一回の英語検定も行っています。


○基礎学力の修得

進学目標を達成できる学力を築くためには、毎日の学習の積み重ねをしっかりすることが大切です。特に中・高6年間の間で中学校3年間は学ぶ力と基礎体力をつける大切な時期です。そのため英語、国語、数学に重点をおき、基礎学力の修得を徹底して行います。

○独自の学習体制と主要教科6年一貫カリキュラム

国語・数学・英語の時間数を十分に確保し、「余裕を持った先取り教育」を行っています。国語は中学2年から現代文と古典に分けて授業を展開。
男子校として苦手な生徒が多い古典は5年間かけてじっくりと学びます。数学は中学で学ぶ範囲を中2までで終了し、中学3年からは高校の授業へ入り、高校3年では大学入試問題を解く演習形式の授業になります。また、高校2年からは文系と理数系の2コースに分かれるので、それぞれのコースに合った進度、内容の授業が細かく練られています。
英語は教科書として Progress〔book1・2・3〕を使用し、中学3年の2学期より高校の授業へ入り、高校2年の後半から大学入試問題を解くことが中心となる総合演習形式の授業となります。英会話の授業としては中学1,2年で1クラスに2人のネイティブの教師が教える形式で実施されており、中学3年までは英語検定対策との選択となっています。  
社会、理科に関しては中学時代には現行教科書の範囲にとらわれることなく、プリントや資料集を使って高校で扱う内容を盛り込むなど柔軟で生徒に刺激を与えられる組み立てになっています。また、理科では物理、化学、生物のそれぞれに実験室と講義室が備わっており、それ以外に中学用の実験室が一つあり、出来る限り実験を行って目や鼻等五感を使ってしっかりと過程、結果を記憶できるようにしています 。

 

○選択、特進クラスは設置しない。

本校の入学試験に受かって入学していただいた大切な生徒たちです。一人ひとりを大切に育てていく教育を行っていきたいと思っております。
一クラスだけ勉強の出来る生徒を集めて集中的に管理した授業を行っていけばその一クラスの生徒たちは確かに成績の面では著しく伸びるでしょう。しかし、他の生徒に対する思いやりの気持ちとかみんなで協力して行動するといった徳性の面では果たして成果はあるのでしょうか。本校では差別感を感じさせることなく生徒全体の底上げを図ることに全力を傾けたいと思っております。
一つのクラスの中で、ある教科では出来る生徒が不得手な生徒に教えたり、また別な教科では逆に教えられたりする関係はお互いを理解するためには大切な行動、行為だと思います。そのような関係を通じて一生付き合えるような友達が出来上がると信じています。
本校では卒業してからも長く付き合える関係を築いてもらいたい、卒業してからも母校に遊びに行きたいという気持ちを生徒たちに持ってもらいたいと考えています。そのため、差別感を増長するような特進クラスや選抜クラスは設置しません。

 

 

○講習・補習

本校は3学期制を取っており、それぞれの学期の終わりとなる7月、12月、3月の定期試験終了後に普段の授業とは異なる内容の特別講習を全員参加型で実施。
それぞれの学年、時期の応じて必要な講習を行います。また、それ以外に教科担任より生徒との話し合いのもと、必要に応じて補習が行われています。文武両道を掲げているため、その実施する時期は出来るだけクラブ活動の行われる放課後を避けた、朝や昼時間などに行われることも多い。

 

 

○バランスのとれた成長と多くの思い出を作る。

本校では生徒に多くの思い出を作ってもらうためにいろいろな行事を行っています。宿泊を伴うものでも、中学1・2年の林間学校、3年のブリティッシュヒルズ語学・東北研修旅行、中学3年間実施するスキー教室、高校2年のグアム研修旅行があります。
クラブ活動でも主に長期休暇期間に多くのクラブで合宿が計画されています。その他、宿泊を伴わない行事は目白押しの状況です。寝食を共にすることで生徒たちの付き合いやお互いの理解度は深まります。本校では卒業した後も一生つきあっていけるような関係を築き上げていってほしいと思っております。また、そうして得られた友は将来において大変な財産になるでしょう。  
このように本校ではただ単に勉強だけに力を注ぐのではなく、幅広くいろいろなことにチャレンジして知・徳・体のバランスのとれた生徒の育成に力を注いでいきたいと思っています。 。

 

 

○「star support system」

青春時代は大きく成長するとともにいろいろと悩みが多い時期でもあります。生徒が健全に成長するため本校では多方面からサポートする体制をとり、生徒一人ひとりの個性を尊重する教育をおこなっています。その主な支えとなっているのは、クラス担任(副担任も含む)、クラブ顧問(OBも含む)、教科担任、進路指導係の教員、そしてカウンセラーです。本校では男女2人のカウンセラーが在籍しており、生徒(保護者が相談するのも可能です)の悩みや相談事に対応しています。生徒は多くの人から指導やアドバイスを受けられるようになっています。

 

 

○充実の土曜日

本講では週6日制を採用し、土曜日には本講独自の「鎌学セミナー」3時間と音楽、体育、家庭といった実技科目の授業1時間を行っています。この時間割が土曜日の年間時間全体の9割で、残り1割は総合学習のフィールドワーク、学園祭、体育デー、などの学校行事に当てられています。
  「鎌学セミナー」とは、国語、数学、英語の特別授業のことで、通常授業とは一線を画した基本的に1回完結型の内容となっており、普段の授業とは違った視線でそれぞれの教科を扱うことで学力の更なるアップを目指します。  
本校では文武両道を揚げており、ほとんどの生徒がなんらかのクラブに属しています。そのクラブの大会は公立校が週5日制をとっているため土曜日の場合がほとんどであり、定期試験の範囲には入らない内容を盛り込むことで授業のことは気にせず試合のことだけに集中できる利点もあります 。

 

【鎌学セミナーの具体的な内容】
〇国語  「読む」「聞く」「書く」「話す」の総合的な力をつける。  
1年  本を読んでその内容をまとめたり、感想を書いたりする。
     朗読を聞いたり、特別番組を見たりする。
2年  本や新聞を読んでその内容をまとめたり、感想を書いたりする。
    落語や特別番組を見てその内容をまとめることをする。
    俳句や短歌を作り、発表する。
3年  本や新聞を読んでその内容をまとめたり、感想を書き、さらにそれをみんなの前で発表する。
    落語や特別番組を見てその内容をまとめることをする。
    俳句や短歌を作り、発表する。

〇数学  論理的な思考能力をつける。
1年  数学を用いたパズルやゲームを楽しみながら解くことで論理的な思考力を鍛える。   
2年  日常生活に関わる問題を数学を用いて解いていく。数式や図形を用いて問題解決の能力を養う。   
3年  授業で学習した内容の問題演習。発展問題も扱う

〇英語  英語検定対策
1年  英語検定対策と単語の習得
2年  英語検定対策を取得する級により習熟度別で実施。かつ2クラスを3つに分けての少人数で対策を練る
3年  希望により英語検定対策とネイティブによる英会話に分けて実施。
    英語検定対策は2年と同じ習熟度別かつ少人数で実施

 

○志望大学へ着実に到達する学力を養う

高校では、ここの能力を最大限に伸ばすための学習を展開しています。 1年次には文・理の区別なく、幅広い知識を身につけながら、将来の道を考えます。 2年次で文・理数の2コースに分かれ、適性・希望に沿った選択授業や習熟度別授業が組み込まれます。3年次には大学入試問題演習を中心として、実戦に近い形で授業が進められます。

 

 

○進路指導

スタディーサポート

年2回、「スタディーサポート」システムにより学習状況の調査を行います。また、実施前に「スタディーチャージ」(英国数の問題冊子)を配布し、春期・夏期休暇中の宿題になっています。
この調査では、英国数の学力の確認だけでなく、日常の学習習慣のチェックができます。学力向上の最も基盤となるのは、学習習慣の定着であるからです。 調査の結果は、生徒面談の資料の一つとなり、大学への現役合格に着実に近づくことになります。

 

模擬試験

高1で1回、高2で3回、高3で4回、河合塾の「全統模試」を受験します。全国順位で一喜一憂するのではなく、過去の自分と現在の自分を比較することを第一に、これから先、自分自身、何をなすべきかを探る機会となります。  
これらの成績資料・調査結果は3年間蓄積され、教科指導、生徒・保護者面談などにフィードバックされます。受験直前には、インターネット(Kei−Navi)を介し、受験校選びに大いに役立つものになります。


〇進学実績

2009春の卒業生は、7クラス(文系4、理数系3)、292名で、その53.1%にあたる155名が四年制大学に進学しました。
この進学者の中には22名の指定校推薦入試の合格者が含まれています。  
本校では、生徒一人ひとりの充実した学校生活を大切にしたいと考えており、無理のない進学目標として、現役生、浪人生を合わせて国公立50名、早慶上智100名を掲げております。

【大学への指定校推薦制度】
本校では、大学キャンパス見学や出張講義、入試説明会などで、国公立、私立を問わず、いろいろな大学との連携を持たせていただいております。また、多数の卒業生の活躍により、多くの大学から指定校推薦をいただいております。
〔文系〕
横浜市立大学(国際総合化学)  慶應義塾大学(法)  早稲田大学(商) 明治大学(商・政治経済) 青山学院大学(文・経営・社会情報・総合文化政策・法) 立教大学(コミュニティ福祉) 中央大学(文・経済・商・総合政策・法) 学習院大学(文・経済・法) 成城大学(法・経済・社会イノベーション) 同志社大学(経済・商・政策・文化情報) ほか

〔理系〕
早稲田大学(創造理工・基幹理工・先進理工) 上智大学(理工) 東京理科大学(理・工・理工・基礎工) 明治大学(理工) 青山学院大学(理工) 中央大学(理工)法政大学(デザイン工) 学習院大学(理) 立命館大学(情報理工) 聖マリアンナ医科大学(医) ほか

 

 

 

特徴

・国、数、英の時間数を十分に確保し、「余裕を持った先取り教育」を行っている。
・国語は中2から現代文と古典に分けて授業を展開。
・数学は中学で学ぶ範囲を中2までで終了し、中3からは高校の授業に入る。
・英語は土曜日に実施されるセミナーで英検の対策をとる。
・社会、理科は教科書の範囲にとらわれず、プリントや資料集を使って高校で扱う内容をもりこむ。
・生徒一人ひとりを大切に育てていく教育をするために、中1から高1まで、コース分けをしたり、特進コースを作ったりはしていません。高2から自らの進路に基づき、文系・理数系コースに分かれ、難関大学への現役進学を目指します。

 

 

教科の特長

国 語

国語はすべての教科の基本になります。
書かれた文章の内容を正確に読み取ること、相手の話していることの要点をつかむこと、そして、自分の考えを正しく相手に伝えること、いずれも簡単に習得できることではありません。精選された様々な文章を使いながら、先生と生徒、そして生徒同士がお互いの考えをぶつけ合い切磋琢磨しながら読解力を養っていきます。自分一人の力ではなかなか到達できないところにたどり着くことができた時、読む「楽しさ」を実感するでしょう。
また、中学2年生からは現代文(週3時間)とは別に古典(週2時間)を学びます。滑稽な話、怖い話など取り組みやすい簡単な文章から読み始めて、楽しみながら自然に古典の知識を身につけることができます。先を急ぐことなく、実際にたくさんの文章を読みながら獲得した知識は高校での深い読解につながっていきます。  
授業時間を十分確保して、基本を重視した授業の積み重ねから論理的思考や感性を高めていき、高校3年次には入試問題演習を中心とした授業で実践力を高めます。必修授業とは別に選択制でさらに問題演習を行うこともできます。また、少人数による小論文対策の授業(高3文系)も設けられています。


社 会

中学1年次では地理(A:日本地理・B:世界地理 各2時間)、中学2年次では歴史(A:前近代史・B:近現代史 各2時間)、中学3年次では公民(A:政治・B:経済 Aが3時間・Bが1時間)の各分野を学びます。社会科というと知識注入・丸暗記というイメージが先行してしまいますが、近年の大学入試も「なぜ?」を問うような考察問題が多くなってきました。そこで、中学の授業より、各分野が独立しないよう、横のつながりを持たせていくとともに、現状として起こっている周囲の社会問題にも関心・興味を持つような指導を行っています。     
高校では、それを踏まえた上でより高い専門的な知識を深めていきます。

 

数 学

中学1・2年のうちに、基本的な数学のルール・公式をしっかりと覚え身に付けるために、徹底的に演習を繰り返します。
教科書の範囲だけではなく、必要と思われるものは取り入れ、その中で解答の導き方、途中式の書き方、より良い答案の書き方を指導していきます。    
中学3年次より高校の内容に入り、高校1年のうちにセンター試験の範囲が終わることで、高校2年次からの文系・理系のコース分けをよりスムーズに行うことができ、また、文系では2年生のうちにセンター試験の演習、3年生ではセンター試験の予想問題演習、理数系では、2年生で数V・C、3年生では国公私立の大学入試過去問題を徹底的に解くことができます。


理 科

中学1年次では理科に興味を持ってもらうために、身近な自然現象を扱う化学・地学分野からスタートします。中学2年次以降は、物理・生物分野の学習に移ります。     
中学3年間、理科1分野の生徒実験では教員2名によるティームティーチングでの実験指導を行っています。特に中1では、上皿てんびん、メスシリンダー、ガスバーナー等の実験器具が正しく使えるようにじっくりと指導します。ここで培われた実験に対する姿勢や基本的な実験スキルに支えられて、高校での中和滴定などの入試に直結する基本的な実験や、高3生物での大腸菌にクラゲの「緑色蛍光タンパク質(GFP)」遺伝子を導入する遺伝子組換え実験に代表される高度な実験が展開されています。     
実験を通じて、「おもしろい!」「どうして?」と思ってもらえる授業展開になるように努め、それを支えているのが、中学実験室と物理、化学、生物の3つの実験室と講義室といった充実した設備であり、各分野の専門スタッフです。     
また、中1は日本科学未来館、中2は国立科学博物館、中3はリス―ピアで理科教室を実施して、体験学習を通して楽しみながら自然法則を理解します。     
高校では、教科書レベルの単純な知識の習得に留まらず、各講義室での映像によって社会での応用例を知ることで、より理解を深め、また「研究」の大切さも認識します。     
6年間、フィードバックを繰り返しながら、じっくりと学習を進めることで、理科の基礎力から応用力・洞察力を身につけ、目標とする大学への進学を目指します。

 


英 語

テキストは音声重視の立場と、語彙や文型運用練習の豊富さからProgress in English を採用しています。確認テストなどを日常的に実施したり、課題を多くこなすことで、自然に基礎学力が身についていきます。中学3年次には高校のテキストを併用して高校レベルの基礎英文法を学び、読解力を養成していきます。高校2年次には、一部の授業で習熟度別クラス編成を取り入れ、生徒の理解度に応じた授業を行い、基礎の定義と応用力の養成を図ります。高校3年次には問題演習を中心とした授業を展開し、大学入試のハイレベルな内容にも対応できる実践力を身につけます。     
また、『読む』『書く』だけでなく『聞く』『話す』英語の習得にも力を注いでおり、中学の英会話や高校文系コースの「実用英語研究」の授業においては、少人数制クラスをネイティブスピーカーが担当しています。




学校トピック

鎌倉学園中学校 トピック

  • 校舎、体育館冷暖房完備
  • クラブ入部率90%以上
  • 緑あふれる自然環境
  • 社会福祉士の資格をもつ男女1名ずつのカウンセラーが交代で常駐
  • 慶應1名、早稲田4名、上智3名などの指定校推薦大学多数あり
  • 軟式野球部:春季湘南地区大会準優勝、夏季湘南地区大会3位、県大会出場。 サッカー部:春季県大会ベスト8
  • 著名な卒業生: 堺正章氏(タレント)、桑田佳祐氏(ミュージシャン)、一色伸幸氏、下川博氏(脚本家) など

 

Q&A

 

Q 校風について教えてくだい。校則は厳しいですか。  
A 校風としては自由な中にも男子校としての覇気や気力があふれ、勉強やクラブ活動に多くの者が熱中するところがあげられます。本校はクラブ活動に多くの者が熱中するところがあげられます。本校は教育理念の1つとして「自主自律」を掲げており、そのため生徒の自主性を重んじ校則は緩やかなものとなっています。頭髪や服装の指導はあるのものそのほかのことに対してはそれほど厳しい制約はありません。

Q 食堂はありますか。
A 家庭の手作り弁当持参が基本です。用意できないときは、購買ではパン、おにぎり、サンドイッチが販売されており、また、それ以外にも自動食券販売機を利用することにより8種類のお弁当が購入でき、昼には暖かいお弁当が食べられるようになっております。

Q カウンセラーはいますか。
A 本校では12歳から18歳までの多感な時期の生徒をお預かりして教育活動を行っていくということから、担任以外に適切なアドバイスができるカウンセラーを男女2名常時、待機させて生徒の悩みの相談等に対応できるようにしております。特に男性のカウンセラーは卒業生でもあるので、生徒たちの気持ちを的確に掴んだ対応が出来るものになっています。また、相談は生徒だけではなく、保護者の方もできるようになっています。

Q コンピューターを使った授業はありますか。
A 本講には47台の最新コンピューターを備えたCAI教室があります。コンピューターを使った授業としては中学では技術、音楽、美術等があります。技術ではコンピューターの使い方そのものを教わり、音楽や美術ではコンピューターを使って作曲やグラフィック入門等を行っています。また、放課後には専門の教員がいる中でのCAI教室の開放が行われており、インターネットや様々なソフトが使用できるため多くの生徒が利用しています。

Q 補習授業や追試はありますか。
A 授業時間が多い国語、数学、英語では漢字や単元が終了したところでの確認のテストが行われていて、そこで不合格になった場合放課後や昼休み、場合によっては朝、授業が始まる前に追試や補習授業が行われています。本校では文武両道を掲げておりますが、あくまで学習面でしっかりやることが第一条件となっています。

Q 中学から高校へは全員入学できますか。また、入学時には入学金は必要ですか。
A 中学から高校へ進学するときは成績審議があり、基準をクリアーしていないと高校への入学は認められません。ただ、ここ20年以上成績が不振なために進学出来なかった生徒はいません。クラス担任、教科担任が力を合わせて生徒の指導をしております。また、高校入学時には7万円(高校からの入学生は20万円)の入学金を納めていただいております。

Q 宿題はどの程度だされていますか。
A 中学時代は学習習慣の確立時期ということで家で勉強する習慣を付けてもらうためにそれなりの宿題が出されます。主に国語、数学、英語の3教科でそれぞれ教科担任が連絡をとりながら、多すぎたり、少なかったりがないように適度な宿題が出されています。あと、長期休暇の期間にはさらに多くの教科から宿題、課題が出されます。

Q 宿泊を伴う行事はどのようなものがありますか。
A ただ勉強だけに専念するのではなく、幅広くいろいろな資質を磨いて欲しいということから本校ではさまざまな行事が行われています。その中で宿泊をともなうものとしては中学1・2年で実施される林間学校、3年生のプリティシュヒルズおよび東北研修旅行、中学全学年で実施されるスキー教室、そして中学1年で行われる建長寺での研修があります。

Q 出願開始1月11日(火)は、何時開門ですか。
A 受付開始1時間前の8時を予定しております。早く来て並ばれても合否にいっさい関係ありません。ゆっくりご来校ください。

Q 入学手続き後に辞退する場合、納入金の返金はありますか。
A 入学金は2月11日(金)15時までに辞退する旨を申し出ていただければ返金いたします。施設費は4月6日(水)(入学式前日)までであれば返金いたします。

Q 複数回受験するとき、志願票は毎回記入して提出する必要はありますか。
A 志願票は1回提出すれば、すべての回で有効です。受験票も1枚で複数回受験できます。原則的にひとつの受験番号で各回受験していただけます。

(説明会資料から  2010年10月掲載)


代表的な行事・修学旅行

ブリティッシュヒルズ南東北研修旅行(中3)、建長寺にて坐禅教室(中1〜3)、芸術鑑賞教室(中1〜3)、スキー教室(中1〜3)、林間学校(中1、2)、学園祭(毎年6月)、体育デー(中1〜3)、理科教室(中1〜3)


学校からのメッセージ

歴史が深く、自然豊かな鎌倉の地で、ご子息が明るく楽しく元気に6年間を過ごすことができる学校です。
鎌倉学園は、放課後の充実によって、生徒の「生きる力(人間力)」を育みます。

 

 

授業や学校の様子

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