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かりたすじょし ちゅうがっこう

カリタス女子中学校

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カリタス女子中学校の基本情報

  • 住所: 〒214-0012 神奈川県川崎市多摩区中野島4-6-1
  • TEL: 044-911-4656
  • アクセス:
    JR南武線「中野島」徒歩10分・JR南武線・小田急線「登戸」徒歩20分
  • 生徒数: 約570名   教員数:110名
  • HP: http://www.caritas.ed.jp/
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 420,000円
入学金 240,000円
諸経費 548,980円
初年度必要金額 約1,208,980円



最新情報

・説明会レポートは こちら

・2009年度大学合格状況速報(3月4日 更新)  こちら


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・教科書は中1から「プログレス21」を使用。
・5時間+毎週1時間のネイティブ教員による英会話・異文化理解
・授業は全てのクラスがハーフクラスの少人数授業を実施
・単語テストが毎週あり
・毎月1月末に外国語発表会があり、各学年共工夫を凝らしたハイレベルな発表が行われる

■募集
・中学募集: 110名 (併設小学校からの内部進学者約80名を含まず)
※複数回受験者を優遇(複数回受験した場合、各科目共高い方の点(偏差値変換した点)をとる。また、繰り上げがある場合は複数回受験者からの合格となる)、帰国生入試は別途
・願書、通知書コピー必要。面接なし。
・高校募集: なし
・内部進学: 96%〜97%で推移

■併設学校
カリタス小学校、カリタス女子高等学校、カリタス女子短期大学


併設高校の大学合格実績 上位校

立教大、上智大、白百合女子大、明治大、中央大、明治学院大、慶應大、日本大、青山学院大、学習院大、日本女子大、成蹊大、成城大、東洋英和女学院大、フェリス女学院大 など
カリタス女子短期大学(併設短大)毎年若干名進学


併願中学校例

浦和明の星女子中、鴎友学園女子中、東洋英和女学院中、頌栄女子学院中、立教女学院中、洗足学園中、普連土学園中、日本女子大附中、東京農大第一中、晃華学園中、西武文理中、田園調布学園中、神奈川大附中、桐光学園中、大妻多摩中、星野学園中、恵泉女学園中、実践女子学園中、昭和女子大附中、土佐塾中 など



 

 

 




理念・教育の特長

教育理念・教育方針

○教育方針
キリストの教えである「人はみな神様からいのちを授かった尊い存在である」ことを生徒一人ひとりが理解し、自分のことのように他者のことを考え、他者のために行動できる人に育ってほしいと心から願っています。

○教育理念
4つの心:祈る心 学ぶ心 交わりの心 奉仕の心
@神に「祈る心」をもった謙虚で内面的深みのある人
A何事にも「学ぶ心」を大切にするとともに、チャレンジ精神をもって自分の可能性を大きく開花させようとする人
B自分の属する集団を大切にし、価値観の異なる人とも隔てなく「交わりの心」をもって接することのできる人
C困っている人や弱い立場にある人に対して即座に手をさしのべられる「奉仕の心」をもった人 。

 


概 要

1953年、カナダのケベック・カリタス修道女会は、戦後日本の社会的緊急課題であった学校教育の充実に応えるため、リタ=デシャエンヌ、ローズ=アンナ=バイヤルジョン、グロリア=ボリューの3人のシスターを派遣しました。1960年、来日から7年、シスターたちの言葉の壁を乗り越えた献身的な働きによって学校法人カリタス学園が設立され、シスター・リタ=デシャエンヌが初代理事長に就任しました。そして、翌1961年、現在の川崎市多摩区中野島に初めてのカトリック学校、カリタス女子中学高等学校が誕生しました。真新しい校舎で中学生207名、高校生157名による第1回入学式が行われ、カリタス学園は輝かしいスタートを切りました。

 


教育の特色 

○教科教育型運営方式

カリタスでは「教科教室型運営方式」を採用している数少ない学校のひとつです。この方法は授業のときに、「生徒が待つ」教室に教員が出向くのではなく、教員が待つ教科教室に「生徒が出向く」形をとっている方式です。また、教科ゾーンの中心に「教科センター」を持っており、様々な展示がなされていることも特徴です。「生徒の自律した学習姿勢を育てたい」、そこに私たちの最大の願いがあります。


○心の教育

宗教・奉仕活動は、“カリタスの心”をもっともよく表す活動と言えるでしょう。すべての生徒が何らかの形でこれらの活動に参加することによって、神様に愛されていることの喜びと、人々を愛することの喜びを体験していきます。 また、アンジェラスの会はこうした活動の中心となるサークルです。中学1年生では体験的に全員が参加しますが、中学2年生以上は希望者参加。それでも、中2から高2まで各学年20人から50人程の生徒たちが熱心に活動しています。。


○国際化教育

人種・宗教・国境を越えて「人間理解」を深めることを理念とし、とかく欧米偏重に陥りがちな国際交流活動を,世界各地に目を向けさせることで、21世紀に活躍できる広い視野と豊かな見識を持った真の国際人を育てることを目標にしています。

○理数教育

自然と人間の深い関わりを理解し、理論的な思考力と科学的知識を持って現代社会に対応し貢献できる人材を育成するために、カリタスでは、理数教育を重視しています。 理科:実験・観察を大切に。 中学校の理科では一人ひとりの興味・関心を引き出すことを目的として、「実験・観察」の機会を大切にしています。「理科好き」は学習の大きな動機になるからです。中学1年、2年では週に1回の実験の授業を、教員2名で行うティームティチングを行っています。また、身近な多摩川・多摩丘陵を教材として有効活用しています。屋上の理科庭園は多摩丘陵の表土を移植しており、今後の自然観察が期待されています。 数学:教科書は「体系数学」を使用。 数学を系統だてて教えること、また、深い内容まで教えることを目的として、中高6年一貫校用に作成された「体系数学」を採用。中学は少人数・習熟度別数学科では基礎学力の充実をはかるために1クラスを2つに分ける「少人数授業」を行っています。また、中学1年の9月からは「少人数・習熟度別授業」になります。

 

○書かせるカリタス

カリタスでは、様々な場面で文章を書かせる機会が多くあります。 文章を書くには、まず物事をとらえ、考え、整理し、そして最終的に文章の形で表現するというプロセスをたどります。このことが、自ら考え自己を表現するという、自律した個人の大切な能力を養うことになると私たちは信じています。更に、この力は、日本人が 国際社会で活躍するためにも不可欠であると考えます。カリタスで取り組んでいる、いくつかのうち国語の例を紹介します。
国語:中学1年〜高校3年 学芸コンクール
国語科では中学・高校の全生徒が参加する「学芸コンクール」を毎年行っており、今年で29年目になります。
中学生はテーマに沿って課題図書を読み、感想文を仕上げます。中学生のテーマは「今、戦争について考える」で、作成にあたっては丁寧な指導をします。 高校生は、現代文・古典ともに課題が出されます。提出された作品は国語科で審査を行い、優秀作品を表彰します。また、毎年冊子にまとめています。

 

 

特徴

・生徒は自分の時間割に沿って各教科ゾーンに配置された教室に移動して授業を受ける「教科教室型運営方式」ノーチャイムにより、自律した学習姿勢を育まれます。
・英語、フランス語が全員必修。全ての学年、クラスがハーフクラスでの少人数授業を実施
・全学年週1時間の「カトリック倫理」の授業が必修。
・数学は全学年1クラスを2つに分けての少人数、習熟度別授業を実施。
・英語は全学年毎週英単語テストあり。
・国語は全学年漢字テストを毎週実施している。
・中学校でのコースはなし。高校では高校1年から文科・文理・理数の3コースに分かれ、それぞれの希望進路に合わせた学習が行われる。



学校トピック

カリタス女子中学校 トピック

  • 校舎全館冷暖房完備
  • 人工芝校庭、全天候型テニスコート2面、全校生徒収容の校舎内講堂、多目的スペース「フォワイエ」、校舎の中心に位置する図書館
  • 早稲田、慶應、上智などの指定校推薦大学多数あり。時に上智大はカトリック校推薦もあり、毎年多数合格。
  • 卓球部・演劇部・コーラス部県大会入賞。水泳部(個人):関東大会、全国大会出場
  • 著名な卒業生: 乃南アサ(直木賞作家)、紺野美沙子、中山エミリ(女優)、大日向雅美 など


代表的な行事・修学旅行

文化祭(マルグリット祭)、体育祭、球技大会、マリア祭、クリスマス奉仕体験、クリスマス会、外国語発表会、合唱コンクール
修学旅行:中3京都奈良、高2九州


学校からのメッセージ

カリタスとはラテン語で「慈しみ・愛」を意味する言葉です。
カリタスでは、生徒の身につけて欲しい4つの心「祈る心」「学ぶ心」「交わる心」「奉仕する心」を教育目標として、高い学力を目指す教育と共に、充実した「心の教育」にも力を入れています。

 

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