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せいせしりあ ちゅうがっこう

聖セシリア女子中学校

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聖セシリア女子中学校の基本情報

  • 住所: 〒242-0006 神奈川県大和市南林間3-10-1
  • TEL: 046-274-7405
  • アクセス:
    小田急江ノ島線「南林間」徒歩5分・小田急江ノ島線・東急田園都市線「中央林間」徒歩10分
  • 生徒数: 約390名   教員数:56名
  • HP: http://www.cecilia.ac.jp/
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 396,000円
入学金 250,000円
諸経費 535,000円
初年度必要金額 約1,181,000円



最新情報

10/3/11 「学校説明会・公開行事一覧」を更新しました。 こちら

 


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・中1、中2は週6時間、中3は週6.5時間、週1回ネイティブによる英会話の授業あり。
・総合的な「発信できる英語力」を目指している。
・中2でイングリッシュキャンプ実施
・定期試験の他に、毎日、毎週の単語のテスト、教科書の単元ごとのテスト、長期休暇あけのまとめテスト、辞書引きコンテスト、GTECなど、多様なテストとその後のフォローも充実している。

■募集
・中学募集: 一次試験45名、二次試験40名、三次試験20名
 ※メイン説なし。提出書類は通知表の写し。
 ※筆記試験は4科または2科より選択
 ※複数回受験の優遇あり

・高校募集: 推薦10名、一般試験10名
※中学校からの内進生とは “混合クラス編成”
・内部進学: 希望者の殆どが高等部に進学している。

■併設学校
聖セシリア女子高等学校、聖セシリア女子短期大学


併設高校の大学合格実績 上位校

大妻女子大、帝京大、明治学院大、聖心女子大、日本女子大、法政大、日本大、東洋英和女学院大、フェリス女学院大、東京女子大、神奈川大、清泉女子大、関東学院大、青山学院大 など
聖セシリア女子短期大学(併設短大)には、毎年一桁人数が進学している


併願中学校例

神奈川大附中、カリタス女子中、桐光学園中、横浜女学院中、捜真女学校中、八雲学園中、山脇学園中、聖園女学院中、横浜富士見丘中、昭和女子大附中、大妻嵐山中、神奈川学園中、目黒星美学園中、横浜英和女学院中、トキワ松学園中、佐久長聖中、土佐塾中、長崎日大中 など



 

 

 




理念・教育の特長

建学の精神

時をこえ、価値あるものを伝えたい
聖セシリアの教育は、カトリック精神にもとづき、「信じ 希望し 愛深く」を心の糧として、知育・徳育・体育の調和のとれた総合教育をめざします。神を識り、人を愛し、奉仕する心をもって、広く社会に貢献できる、知性をもった人間の育成こそ、聖セシリアの建学の精神であり、社会的使命です。

○聖セシリア(St.Cecilia : AD230頃)
聖女セシリアはローマ初代教会の最も有名な殉教者の一人としてその名は広く親しまれています。ローマ貴族の出身で、伝説的受難記によると教皇ウルバヌス1世のもとで、夫とその弟を入信に導きました。激しい迫害当時のローマにあって、二人は共に殉教し、つづいて彼女自身もローマ市軍団長により、若い生命を断たれ殉教したと伝えられています。若く清らかな美しさで印象づけられている「聖セシリア」は、その調和のとれた人柄から、音楽の聖人としても知られています。


概 要

カトリックの敬虔な信者であり、真理の道を求め続けた教育者、伊東静江によって昭和4年に設立された大和学園は、当時一般的であった良妻賢母型の女子教育の概念を大きく覆し、土に親しみ自然に触れる中で神の摂理を識ることを教育理念に掲げた革新的な学校として始まった。翌5年には「大和学園女子高等学校」と改名。昭和7年には「大和学園小学校」、昭和10年には「大和学園幼稚園」を開設。伊東静江の教育目標である「カトリック精神による豊かな人間形成」は、初等教育から高等教育にわたる一貫した教育制度によって形作られることとなった。
昭和20年3月、大和学園は我が国でも珍しい女子の農業専門学校「大和女子農芸専門学校」を設立。「食料増産のための専門的な農業教育」という旗印のもと、農業に対する理解を深めると共に生命の尊厳と喜びを知ることで、大和学園本来の精神である愛と奉仕の心を学び取っていくこととなった。そして昭和22年「学校教育法」の交付により、小学校・中学校の9年が義務教育として制定された。これに伴い大和学園は、旧来の高等女学校を移行するかたちで「大和学園中学校」を新設。翌23年には「大和学園女子高等学校」を開校。また、昭和28年には新たに「大和学園幼稚園」を開設。さらに「産業開発青年隊」の活躍によって女子の海外移住希望者が増えたことを鑑み、昭和37年には「大和女子海外拓殖学校」を設立。また、昭和38年には短大に「農芸栄養科」を、さらに昭和40年には「保育科」を新設。これが現在の「聖セシリア女子短期大学」幼児教育学科の母体となる。
こうして幼稚園から短大までを擁する学園に成長した大和学園だったが、昭和46年に大きな転機を迎えることとなる。創立者、伊東静江の帰天である。これにより新学園長に選出されたのが、亡き伊東静江の次女、伊東千鶴子であった。母にもまして熱心なカトリック信者である伊東千鶴子は、翌47年に「信じ、希望し、愛深く」を学園の校訓として掲げ、新体制の礎を築くこととなった。
昭和54年、創立50周年を祝う式典の記念事業で画期的な出来事が行われた。校称の変更である。「聖セシリア」は音楽の守護の聖人として、古くから最も崇められてきた殉教者の一人であり、その美しい響きと清純、明快なイメージは学校の校風を象徴するものとなった。昭和55年4月の学校創立記念日に、幼稚園から高等学校までが新たな校称に制定され、昭和58年には短期大学も改称された。「大和学園 聖セシリア」の誕生である。以後、幼稚園新園舎の完成と小学校の新装。高等学校の新校舎建設への着工、「学習センター」の開設や「アリーナ・特別教室棟」の完成など様々な変革を経て、平成21年には創立80周年を記念することとなり、21世紀に向けて新たな幕開けを迎えることとなった。

 


教育の特色 

○聖セシリアの4つの教育目標

“よりよく生きること”を考え続ける「こころ」を育成し、それを実現へと導く「力」を養いたい、これが聖セシリアの目標です。「こころと力の調和ある教育」から、生徒の資質と能力を伸ばし、その力を自分のためにも、人のためにも喜んで活かしていくことのできる人間の育成を目指しています。本校では学校を「人間形成の場」と考え、21世紀を生きる生徒たちが“現在”および“未来”をたくましく生きるために、学校生活全般を通して、健全な「心と力」を共に備えられるよう、次の4つの教育目標を定めています。

◆学習する
基本的な「知識」と、その知識の「獲得方法」の 学習から自己教育力を育成します 。
本校では「知育」を大切に考えています。さらに、単なる知識の集積だけでなく、“いかに知るか”という、学び方を学習することが、生涯を通して自分自身を教育する力となります。
・授業時間数確保のために「2期制」「70分授業」「土曜講座」を実施しています。
・知育を重視した教育を実践しています。
・言語教育として国語・英語・数学を重視しています。
・オリジナル副教材「ワークシート」を作成し、活用しています。
・総合学習を実施しています。
・中1〜高1は必修科目で学びます。
・高2からはコース別選択制を取り入れています。
・全教科が学習指導の基準として「シラバス(指導項目)」と「基礎・基本事項」を作成し利用しています。

◆体験する
体験する 「いかに行動すべきか」を体験的に育成します。 自己にとっても他者にとってもよい行動を生み出すことを、体験を通して学び、自主的で、健全な理解と判断によって行動できる人材の育成を目指します。
・「学校行事」をもう一つの学びの場としています。
・構成的エンカウンターを導入し、コミュニケーション力を育成しています。
・「生徒理解」から始ま生徒指導を実施しています。

◆活動する
活動する 愛の心豊かに、
社会において共に生きる精神を育成します。 自分の置かれた社会に参加し、これに愛と奉仕の精神をもって貢献できる人になるためには「共に生きる」ということを考え続けなければなりません。
・課外活動として、Living Together(リビング トゥギャザー)を導入しています。
・福祉活動を体系的に実践しています。
・高校1年生ではボランティアを単位化しています。

◆思索する
人間として生きることの意味や意義を 考え続けていく心を育成します。
人間を理解し、自分が何者であるのかを知るために、さまざまな経験を生かし、真理を求め続けることは大切なことです。生きることの喜びや幸せを感じつつ、「存在しがい」をもって生きていけるよう支援していきます。
・価値の教育を重視しています。
・教養講座を取り入れています。
・高3行事「サマーセミナー」では「生きる」をテーマに考えます。
・進路指導として「キャリアガイダンス」を実践しています。
・宗教、オリエンテーション合宿、フレッシュマンセミナーを実施しています。


○中高共通の特色

-授業時間の確保を目指して-

◆2期制の実施
2期制を実施し、さらに、各種の学校行事や定期テストなどを土曜に組み込むことで、従来に比べて授業時間が年間10日以上増えました。

◆70分授業の実施
週4日間は、生徒の集中力が一番高い2時限目の授業だけが70分(他の時限は50分)となります。これによって週2時間授業数が増加します。

 

-知識の定着・学力の伸長を目指して-

◆S.T.(ショートタイム)の設置
週1回70分授業のない日には20分間のS.T.を設置しました。「漢字・古語、英単語・英熟語、計算、重要年代・文化史」などの小テストを実施。また、行事の前などはHRや作業、読書の時間として柔軟に活用しています。

◆補習・講習・勉強合宿
学習内容が未消化な生徒に対して指名制(5科)の補習が行われます。また、より高い学習内容を望む生徒に対しては、希望制で夏期講習(3科:中学全学年、5科:高校3年)や勉強合宿が開かれます。

◆土曜講座の開設
休校の土曜日の午前中には年間で約50種の「土曜講座」が開かれます。補習的な内容以外はすべて希望制で、何種類の講座でも受講できます。

◆「指導項目」(シラバス)・「基礎基本事項」の整理
全教科、科目ごとに「指導項目」が作成され、項目の内容を「進度表」「基礎基本事項」によって常に確認します。

◆きめ細やかな個別指導
1クラス32名前後、全4クラスという少人数制教育の利点を活かし、きめ細やかな個別課題や個別指導を行います。

◆大きな相乗効果を生む科目編成
「英語」「英語演習」、「国語」「表現」など、ひとつの教科を複数の科目に分けることにより、深い理解と総合力を身につけます。

 

-豊かな感性を育むために-

◆ “感じ”“考える”読書指導
「読書で豊かな心を」という教員の願いが「聖セシリア推薦図書冊子」になりました。ここでは、生徒にぜひ読んでもらいたい約110冊の本を紹介しています。

◆感性を磨き、実技の習得を目指す「芸術」 科目
芸術科目では「音楽の聖人聖セシリア」の名にふさわしく6学年を通して「音楽」に触れられるカリキュラムになっています。

 


○中学1年・中学2年 基礎養成期

キーワードは「スロースタディ」…興味・関心を重視し、じっくり基礎を学びます。
・正しい学習方法を学び、学習習慣を身につける。
学習の意欲・学ぶ喜びを知らせ、好き嫌いをなくすすべての科目の基礎基本を徹底して学びます。ほぼ毎日のノート提出や、週に一度の確認テストにより、個々の学力レベルを確認しながらできるようになるまでフォローします。
・手作り教材の活用
授業内容をより深く理解し定着させるため、本校教員が自ら担当科目ごとに手作りしたオリジナル教材「ワークブック」「ワークシート」を使用します。

○中学3年・高校1年 自己確立期

キーワードは「リピートスタディ」…何度も繰り返すことで基礎学力を定着させます。
・繰り返し学習により基礎基本の徹底を図る。
基礎基本の総仕上げの時期、あきらめさせない指導をします。繰り返し学習することで、しっかりとした学力を育みます。また、各自の興味やレベルに応じた自主課題により、中だるみせずに学習意欲を持続させます。
・習熟度別によくきめ細やかな学習指導
「国語」「英語」「数学」の3教科を重点教科とし、多くの単位数を充てるとともに生徒の学習進度に合わせて、習熟度別授業を行って効果をあげています。

 

○エンカウンター

”相互の信頼関係”コミュニケーションの大切さ
教師と生徒の信頼関係をつくり、生徒同士のコミュニケーションを円滑にしていくために、人間関係づくりを援助する活動=構成的エンカウンターを計画的に導入しています。 エンカウンターとは、リーダーの示した課題を解決するための活動をグループで行い、そのときの気持ちを素直に語り合うこと。「心と心のキャッチボール」を通して、自分や他者への気づきを深めさせ、人と共に生きる喜びや、わが道を力強く歩む勇気を養います。

 

 

特徴

・カトリック精神にもとづき、「信じ・希望し・愛深く」を心の糧として、知育・徳育・体育の調和のとれた総合教育を目指している。
・授業時間確保のために、「2期制」「70分授業」「土曜講座」を実施している。
・知育を重視した教育を実践している。
・言語教育として国語・英語・数学を重視している・

 



学校トピック

聖セシリア女子中学校 トピック

  • 高1から行う「キャリアガイダンス(進路学習)が充実し、この数年の現役進学率は約92%
  • 2010年11月には、カフェテリア、図書館、PC教室、和室、保健室、セミナー室などを備えた新校舎が完成する。
  • 特待制度あり。各回の試験において成績が優秀な受験生を特待生合格とし、入学金の免除。入学後も継続して成績上位の者は、年度末に審査を行い、特待生として奨学金を贈与する。
  • 硬式テニス部: 県大会上位入賞、  吹奏楽部: 地区大会入賞 など
  • 上智、青山、法政、明治などの指定校推薦大学多数あり
  • 著名な卒業生: 北井祐子さん(北京オリンピックの馬場馬術の日本代表として活躍)、田中樹里さん(オペラ歌手)など


代表的な行事・修学旅行

青葉祭(幼稚園から短大までの生徒、卒業生、保護者が参加して行うバザー&アトラクション)
研修旅行(京都・奈良)


学校からのメッセージ

聖セシリアに学ぶ生徒たちは、とても明るく素直です。
がっこうが楽しくて仕方ないといったようで、よく笑い、よく語り合います。
生きる意味、学ぶ意義を考え、日々の学習や四季を彩る行事を通して学び、参加協力することの大切さ、努力した結果の達成感、充実感など、さまざまな体験によって成長していきます。

 

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