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にほんじょしだいがくふぞく ちゅうがっこう

日本女子大学附属中学校

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日本女子大学附属中学校の基本情報

  • 住所: 〒214-8565 神奈川県川崎市多摩区西生田1-1-1
  • TEL: 044-952-6705
  • アクセス:  小田急線「読売ランド前」徒歩10分
  • 生徒数: 約740名   教員数:66名
  • HP: http://www.jwu.ac.jp/hsc/
  • 参考偏差値: こちら

初年度に掛かる経費
授業料 450,000円
入学金 250,000円
諸経費 630,500円
初年度必要金額 約1,330,500円



最新情報

・2010年2月4日  中学校入試情報 出願状況・入試結果  こちら

 


学校について
創立

英語教育

併設高校の大学合格進学実績

高校募集

学校について
入試 難易度

入試 科目

面接

調査書 提出



備 考

■英語:
・オーラルコミュニケーションを大切にした授業
・ネイティブスピーカーによる授業
・サイドリーダーを使った英語劇
・英検合格率はほぼ100%で毎年優秀団体賞を受賞

 

■募集
・中学募集: 第1回入試 約90名、 第2回入試 約40名、 海外帰国入試 約10名
 ※面接: 第1回入試、第2回入試ともに 個別面談 約3分。 帰国入試 約8分。
 ※提出書類: 成績書コピー(出欠の記録含む)
 ※筆記テスト:  第1回入試、第2回入試ともに国算社理  帰国入試は国算
 ※第1回、第2回を併願受験の場合には考慮あり

・高校募集: 推薦入試約60名、一般入試約70名
※中学校からの内進生とは “混合クラス編成”
・内部進学: 併設中学校から 約96%が進学

 

■併設学校
日本女子大学附属高等学校、日本女子大学


併設高校の大学合格実績 上位校

日本女子大学(併設大)、慶應大、早稲田大、上智大、東京薬科大、明治大、中央大、青山学院大、日本大、星薬科大、立教大、北里大、明治薬科大、成城大、津田塾大、東京女子大 など

※卒業生約370名のうち、日本女子大学(併設大)に進学する人数は約300人


併願中学校例

慶應中等部、慶應湘南藤沢、フェリス女学院中、浦和明の星女子中、青山学院中、横浜共立学園中、東洋英和女学院中、頌栄女子学院中、立教女学院中、洗足学園中、晃華学園中、田園調布学園中、共立女子中、カリタス女子中、西武文理中、国府台女子学院中、桐光学園中、大妻多摩中、恵泉女学園中、実践女子学園中、土佐塾中 など   ここまで



 

 

 




理念・教育の特長

建学の精神

○本学の創立者 成瀬仁蔵は、女子高等教育の方針として次の三点をあげています。
女子を人として教育すること
女子を婦人として教育すること
女子を国民として教育すること

日本女子大学が創立された1901(明治34)年の当時は、あらゆる面で男女の不平等がみられ、女子の高等教育に対する一般の理解も、きわめて低い時代でした。
そのような時代において、わが国で最初の組織的な女子高等教育機関である日本女子大学校を開校した成瀬仁蔵は、人格教育を基本とした女子高等教育のモデル校として、本学の発展と充実に努めました。
また成瀬仁蔵は没する直前に、その教育理念を集約した三綱領「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」を遺します。自らの人格を高め、使命を見出し、全身全霊を尽くして前進することを示す「信念徹底」。各自の創造的能力の尊重と開発に努める「自発創生」。より良い社会をつくるための連帯感と協調を図ることを教える「共同奉仕」。 それは広い意味でのヒューマニズムといえます。 個を尊重し、またそれによって各々の国家・民族の持つ社会や文化の特色を認識し、国際的連帯と、平和の確立を図る ――そのような社会の実現に向け、今後、益々期待される女性の役割を果たすべく、日本女子大学は力強く前進し続けます。 学長のことば
学力と人間性の骨格をつくる6年間に。
ゆたかな将来に向け、一人ひとりの個性を最大限に伸ばしていくこと。
たとえ、つまづいても、また立ち上がるつよさを育んでいくこと。
知性も、心も、からだも、大きく成長する中学・高校時代に、人としてのしっかりした骨格をつくりたい。地に根ざした、太い幹を育てたい。
そのためにわたしたちは、中・高一貫6年制ならではのゆとりを活かし、古くから欧米で理想とされてきたリベラルアーツという考え方を実践していきます。自由で、柔軟で、自立した人間を育てる、この教養を重視した教育により、これからのリーダーに必要な資質を磨いていきます。
学ぶことの楽しさを、挑戦することの喜びを、友との絆を。 本校での6年間を通じて、より大きくたしかな未来への手ごたえをつかんでみませんか。

 

 

教育方針

○「自念自動」
「自ら考え、自ら学び、自ら行う」。この「自念自動」の教育方針は、創立者である成瀬仁蔵が1901年の創立時に唱えたもので、百年を経た現在でも教育の根幹として受け継がれています。学習面では幅広い分野の基礎を深く理解し、将来それぞれの道で大きく伸びるためのしっかりとした土台を作ります。また、生活面では様々な自治活動に参加し、自ら企画し、実行する機会を多く持つことで、リーダーシップや協調性を身につけます。本校では大学進学を教育のゴールとは考えていません。豊かな中学・高校生活を提供し、将来自立して社会に貢献できる人材、人間性豊かな女性を育てることに力を注いでいます。

○「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」
自ら納得する信念を見つけたら、その信念に従い徹底する努力を続けるという「信念徹底」、自分が何をしたいのかをよく見極め、自発的な努力をすることで、創造的能力を磨く「自発創生」、そして、人類のためにどうすることが大切かを知り、共同の目標に向かって奉仕する「共同奉仕」――晩年、成瀬仁蔵が残した本学の教育綱領の実践を基本に、本校では「学習活動」と「自治活動」の2つを教育の柱として掲げています。

概 要

1901年 日本女子大学校の開校とともに附属高等女学校が開校される。
1906年(明治39年) 附属豊明小学校・幼稚園が開校される。 軽井沢三泉寮が開寮される。
1919年(大正8年) 成瀬仁蔵告別講演が行われる。
1947年(昭和22年) 附属高等女学校を母体に目白に附属中学校(新制)が開校される。
1948年(昭和23年) 附属高等女学校を母体に西生田に附属高等学校(新制)が開校される。
1948年(昭和23年) 日本女子大学(新制)が発足される。
1961年(昭和36年) 日本女子大学、大学院の拡充が始まる。
1979年(昭和54年) 西生田キャンパスに中高合同校舎(現在の校舎)が完成する。
1990年(平成2年) 西生田キャンパスに日本女子大学人間社会学部開設される。
1993年(平成5年) 第一回ニュージーランド国際交流が行われる。
1996年(平成8年) 西生田成瀬講堂が竣工される。
2001年(平成13年) 日本女子大学が創立百周年を迎える。 また、附属高等女学校の開校からも100年目を迎える。
2002年(平成13年) アフガニスタン女性教育支援プログラムへの取り組みを開始する。

 


教育の特色 

○学習活動 多様な学びの機会が、学問の楽しさを教えてくれます。

本校では、受験校に見られる先取りした知識の暗記やテクニックを身につけさせるのではなく、自主的に学習する中で一つひとつ理解を積み重ねながら、基礎学力を築いています。中学校から高校にかけて、一貫したカリキュラムを編成することで、知識を総合的、体系的に学ぶことができます。多種多様な教材を通じて自ら学ぶ姿勢と創造性を養い、早くから2人の教師によるティームティーチングを導入して、深い探求心や粘り強さの育成に役立てています。


○自治活動 自分たちで考え、自分たちで決める。

学校教育に自治活動を導入した、最初の学校といわれるように、本校において自治活動は勉強と並ぶ中学生活の柱でもあります。「自ら考え、自ら学び、自ら行う」という教育理念を実践するために、学校生活の運営に生徒が主体となり取り組みます。生徒全員での生徒総会、リーダー達が出席して開かれる代表委員会では、校風が自由であるからこそ求められる「自律する」ということの意味を、学年の枠を越えての話し合いから学んでいきます。

○分からないことをそのままにさせない。

本校では、受験校に見られる先取りした知識の暗記やテクニックを身につけさせるのではなく、自主的に学習する中で一つひとつ理解を積み重ねながら、基礎学力を築いていきます。中学から高校にかけて、一貫したカリキュラムを編成することで、知識を総合的、体系的に学ぶことができます。 また、生徒の理解力、創造性を養うために、各教科で少人数制などの行き届いた指導を行っています。アメリカ人教師による会話の指導を通して語学の習得と同時に国際感覚を見につけます。

 

 

自治活動について

◆自治活動
自分たちの手で学生生活を充実させる 学校教育に自治活動を導入した最初の学校といわれるように、本校において辞し活動は勉強と並ぶ中学校生活の柱でもあります。 「自ら考え、自ら学び、自ら行う」という教育理念を実践するために、学生生活の運営に生徒が主体となり取り組んでいます。

・生徒総会
生徒全員でこの一年の生徒会基本方針と十月祭基本方針を決定することから生徒総会は幕を開けます。
自治活動の中心を担う生徒会総務がより良い学校生活を目指して様々な提案をし、各部署からも様々な発表があります。 創立時より続く自治活動、生徒の手による活気あふれる学校作りの中心となる会です。

・代表委員会
生徒会総務、各クラスの代表である全校委員など、本校のリーダーたちが出席して開かれる代表委員会は、学校生活における諸問題や学校の規約について、活発に議論が交わされる刺激的な場です。
校風が自由であるからこそ求められる「自律する」ということの意味を、学年の枠を越えての話し合いから学んでいきます。

 

 

進学について

高等学校卒業生のほぼ100%が大学へ進学します。
2008年度、併設の日本女子大学、他大学合わせての現役進学率は96%でした。進学先については担任教員との面談を年間4回以上行い、日本女子大学が提供する学部学科説明会、卒業生による個別相談会、その他多くの機会を経て本人が決定します。

 

○日本女子大学へ

日本女子大学は4学部15科を擁する総合大学であり、例年約85%の生徒が自分の希望に合う学科を選び、進学しています。 各学科が附属高校の生徒のために用意する推薦枠の総数は1学年の生徒数の約2倍。希望が特に集中してしまう場合を除けば、自分の好きな学科を選択することができます。

○他大学へ

医学や芸術など、自分の目標のために日本女子大学以外の大学を希望する生徒は例年15%前後です。本校はそのような生徒に対しても支援を惜しみません。選択科目には大学受験に役立つ講座もあり、質問や相談にも随時対応しています。また、優秀な卒業生の活躍により、多くの大学から指定校推薦枠もいただいています。

○併願制度

日本女子大学に無い8学部(医・歯・薬・看護・獣医・法・芸術・体育)の受験(推薦入試を除く)については、日本女子大学との併願制度を設けています。第一志望である他大学の学部に不合格になったとき、第二志望として事前に希望を出していた日本女子大学のいずれかの学部学科に入学を認める制度です。

 

 

その他

中学のカリキュラムの基本はすべての生徒が高校に進学し、その教育課程を充分にこなせるだけの基礎学力を養成することにおかれています。
そのため国語の授業の一部ではクラスを半数に分け、、文章をひたすら書いたり、数学、理科、英語、ヴァイオリン、家庭、美術、体育の各教科でも特色のある少人数授業をしています。
生徒一人ひとりをきめ細かく、指導していることが我校の特色だと思います。


教科の特長

国 語

さまざまな教材を通して感じる心を育て、豊かに表現する力を身につけます。3学年を通じてスピーチやディベートを行ったり、文学作品の朗読や作家論・作品論を発表するなど、生徒自らが作り上げる時間も大切にしています。


社 会

ただ知識を暗記するだけでなく、知識をつなげ、自ら考える力を育成します。また、実物を見せることを重視しており、毎年希望者を募って、裁判所を見学したり、鎌倉への校外授業を実施しています。

 

数 学

考える授業、考えさせる授業を重視し、答えを導く過程を大切にしています。1年と3年の授業ではクラスを半分に分け、一人ひとりにきめ細かく対応し、反復練習を積み重ね、計算力、思考力、数学的センスを養います。


理 科

実際に見て触れて体験して学ぶことを重要視し、ほぼ毎時間実験や観察を行います。スミレなどの植物や小動物の観察・調査・分類などは、校地内の自然を教材にします。天文台の大型反射望遠鏡で見る美しい星空も感動的です。


英 語

オーラルコミュニケーションを大切にした授業を心掛け、ネイティブスピーカーによる授業やサイドリーダーを使った英語劇なども楽しんでいます。英検合格率はほぼ100%で毎年優秀団体賞を受賞。基礎学力も万全です。

 

総合的な学習

日常生活や将来について考える時間 各学年で「総合的な学習」を実施しています。週1時間の授業時間と土曜日などを利用して活動を行っています。1年生から3年生にかけて広がりのあるテーマ設定を行い、生徒自身の日常生活や将来について考えることができる時間となっています。

 


学校トピック

日本女子大学附属中学校 トピック

  • 新宿から30分という距離にありながら、29万uの広大な森の中の学校です。
  • 1800名収容のホール、温水プール、理科実験室は中高で9室など、圧倒的設備を誇ります。
  • コーラスクラブ: TBSこども音楽コンクール東日本大会出場、 硬式テニスクラブ: 神奈川県私立中学団体戦ベスト4、 卓球クラブ: 神奈川県私立中学個人戦ベスト8 など
  • 著名な卒業生: 高野悦子、平岩弓枝、大石静 など


代表的な行事・修学旅行

十月祭(文化祭)・・・生徒の企画による行事
音楽会
1年軽井沢学寮生活、 2年東北地方、 3年関西、広島、新潟、ブリティッシュヒルズ、白川郷から選択


学校からのメッセージ

緑の森の中で、生徒一人ひとりを大切に育てます。
自ら考え、自ら学び、自ら行動する人となることが我校の教育目標です。
幅広い基礎学力を身につけると同時に、活発な自治活動の中で生徒は自分自身を見つめ、自信をつけていきます。自治活動は隔年のアフガニスタンからの高校生招へいまで広がりを見せています。

 

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