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フェリス女学院中学校
フェリス女学院中学校の情報は中学受験わかばナビフェリス女学院中学校の基本情報
- 住所: 〒231-8660 神奈川県横浜市中区山手町178
- TEL: 045-641-0242
- アクセス:
JR京浜東北線・根岸線「石川町」徒歩7分、みなとみらい線「元町中華街」徒歩10分 - 生徒数: 約560名 教員数:45名
- HP: http://www.ferris.ed.jp/
- 参考偏差値: こちら
初年度に掛かる経費 | |
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授業料 | 504,000円 |
入学金 | 300,000円 |
諸経費 | 489,000円 |
初年度必要金額 | 約1,293,000円 |
※教育充実資金(任意) 1口100,000円 3口以上
※維持協力会(任意) 1口10,000円 4口以上
最新情報 |
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2010年2月2日 過去3年間の志願者受験者数及び受験者平均点を更新 こちら
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備 考 |
■英語:
■募集 ・高校募集: なし
■併設学校 |
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併設高校の大学合格実績 上位校 |
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早稲田大、慶應大、立教大、明治大、青山学院大、上智大、東京理科大、北里大、中央大、明治学院大、東大、横浜国大、日本女子大、星薬科大、学習院大 など フェリス女学院大学(併設大)に進学するのはごく少数 |
併願中学校例 |
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慶應中等部、渋谷教育幕張中、豊島岡女子学園中、渋谷教育渋谷中、学大世田谷中、浦和明の星女子中、横浜共立学園中、市川中、鴎友学園女子中、公文国際中、東邦大東邦中、東洋英和女学院中、頌栄女子学院中、淑徳与野中、洗足学園中、日本女子大附中、湘南白百合中、清泉女学院中、鎌倉女学院中、普連土学園中、佐久長聖中 など |
教育方針
他人のために
For Others
めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。
『新約聖書 フィリピの信徒への手紙第二章四節』
フェリス女学院中学校・高等学校は、アメリカ改革派教会が日本に派遣した最初の婦人宣教師メアリー・エディー・キダーによって、1870(明治3)年に設立されました。宣教師ヘボンが現在の山下町に開いていたヘボン塾の女子生徒の指導を始めたのが、その始まりです。やがて、神奈川県令大江卓の援助を受けて、校舎を野毛山に移しましたが、1875(明治8)年、山手178番地に新校舎を建設し、校名をフェリス・セミナリーとしました。以後、ブース校長などすぐれた指導者の下、発展を続けました。その間、かつての校名「フェリス和英女学校」に示されているように、洋の東西を問わぬ学問・教養に培われた国際性に富むすぐれた人材を世に送り出してきました。 本校百数十年の歴史を貫いてきたものは、変遷する時代の中にあっても、常にキリスト教に基づく教育を堅持することでありました。多くの人々によって支えられてきたキリスト教信仰に根差した重厚な女子教育をほどこすことは、本校にとって、今後とも変わることのないものです。
1. キリスト教主義
フェリスは創立から現在まで、ずっとキリスト教の信仰に基づいた教育を行ってきましたが、これはその時代その時代にふさわしい中身を持たせながら、これからも変わらない方針として守られます。具体的には、毎日の学校生活の最初に行われる礼拝、各学年の聖書の授業、修養会などに、生徒は在校中必ず出席することになっています。
2. 学問の尊重
この方針はどこの学校でも揚げますが、フェリスで言う「学問の尊重」とは、「他人のために」というモットーとも関係して、自分のためだけでなく、他人のために役立ち、国際的にも通用する、質の良い本物の学問を追求するということです。フェリスはよく「進学校」と言われますが、フェリス生が大学を目指すのは、そうした「他人のために」役立つより質の高い学問を求める姿勢の現れなのです。また、フェリスの教育は、生徒一人一人の個性と能力を伸ばすために、各学年の課題を果たしながら、中・高6年間一貫という見通しのもとで行われています。
3. まことの自由の追求
フェリスで言う「自由」とは、自分勝手に振舞うことや、全く規制を持たないことを意味するのではありません。むしろ、自分の外からの規制や強制に頼らず、一人一人が自主的な判断で規制の意味を知り、他人への思いやりをもって行動することを意味します。よく「フェリスは校則のない自由な学校だ」と言われますが、これは校則という外からの決まりに頼らず、一人一人が自分の中でフェリス生としてふさわしいこと・ふさわしくないことを考えて行動するということなのです。ですから、この「自由」は他人への愛の関わりにおいてこそ発揮される自由です。他人とともに、また「他人のために」、それぞれが神から与えられた能力を活かして生きる共同社会・国際社会を造る責任に目覚めた人間、フェリスが目指しているのはそうした人間を育てることなのです。
沿 革
フェリス女学院は、近代日本の黎明期における最初の女子教育機関として、1870(明治3)年9月、アメリカ改革派教会の外国伝道局から派遣されたミス・キダーによって、創設されました。フェリスという名称は、彼女を送り出した外国伝道局総主事フェリス博士父子の名前からとったものです。当時、社会的地位を認められていなかった日本の女子の教育に積極的に取り組んだミス・キダーをはじめ宣教師たちの志は、今日なお意味を失っていません。フェリス女学院はその志を受け継いで、以来、多くの試練に遭いながら、キリスト教の信仰を土台とした自由な校風の中で、神を畏れ人を恐れない気品と豊かな教養を身につけた個性的な女性を、日本と世界のさまざまな分野に送り出してきました。
激動する今日の世界において、一般に学校教育、特に中等教育に求められていることは、学ぶものに既成の知識を伝達することばかりでなく、従来ややもすると等閑視されてきた思考力、判断力を養わせ、またどんな場にあっても社会的責任に目覚めた人間、個性的で豊かな人間の形成に向かわせる創造的な教育であるといえましょう。フェリス女学院は、精神的に揺れの多い、それだけに柔軟な年代の生徒たちに、中学校・高等学校の6年間一貫教育と少人数教育により、そうした要請に応えてきました。また学校法人フェリス女学院として現在は、文学部・音楽学部・国際交流学部からなる大学、さらに三つの専攻を持つ大学院を擁し、中等教育と高等教育との密接な連携を保っています。
教育の特色
○教育の特色
学校生活は、朝の礼拝から始まります。信仰の基盤である聖書と礼拝に関わる音楽の授業は6年間必修です。中学では、自主的な学習姿勢を育てることに心がけ、全教科とも基礎学力の充実を目指しています。高校では、より深い学習展開を図ると共に、一人一人の興味・関心を伸ばすために選択科目を設け、併せて効率の良い学習にも努めています。また生徒のほぼ全員が大学等への進学を希望するため、高校3年では進路に応じた自由選択制度を大幅に取り入れています。なお学期は二学期制を採り、また開校以来、日曜日の教会出席を奨励して、土曜日を休校日とする週5日制になっています。
(1)6年間一貫教育・少人数制
(2)二学期制度:前期4月1日〜10月10日、後期10月11日〜3月31日
(3)週5日制度:日曜日の教会出席を奨励し、土曜日を休校(開校以来)
(4)6年間一貫教育の観点より、中学校では基礎的知識の習得、高等学校ではその発展学習に努める。
・キリスト教と関連のある「聖書」「音楽」の6年間必修
・少人数クラス編成による効率的学習(中・高の英語、高の数学、高の必修選択および自由選択など)
・高3で大幅な自由選択制度を採用し、大学などの進学に対応
○教育について
・聖書 中1クラス2分割授業
・英語 中1・中2は4時間、中3は5時間をクラス2分割授業
特徴 |
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・中高6年間、聖書、音楽、英会話(ネイティブの教員)が各週一時間はある ・キリスト教信仰を土台とした自由な校風の中で、次の三つの教育方針に基づいた教育を行っている。 ・聖書(中1)、英会話(中1〜高3)、英会話(中1〜中3)は、クラスを2分割した少人数授業を行っている。 |
フェリス女学院中学校 トピック
- 2学期制
- 週5日制度
- 毎日の学校生活は全校で行う礼拝で始まります。(出席確認後)
- 高3で大幅な自由選択制度を採用し、大学等への進学に対応
- 20以上あるクラブ活動
- 早稲田、慶応などの指定校推薦大学あり
- 特待制度なし
代表的な行事・修学旅行 |
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フェリス祭(文化祭)、体育大会、クリスマス礼拝、修養会(中1・2)、フィールドワーク、理科研修(中3) |
学校からのメッセージ |
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私たち一人ひとりには、神様から与えられた個性と、豊かな才能という賜物があります。 |
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