和洋国府台女子中学校

教育理念

『和魂洋才』　校名に込めた想い

和洋学園は、明治30年に創設されました。「和魂洋才」の建学の精神に基づき、「明朗和順」の徳性を養い、有為な日本女性を育てることを目指しています。また、高等学校のある国府台の地には下総の国府があり、現在も地下には、当時の遺構が数多く残されております。

「和魂」とは、日本および日本人の良き伝統と資質を意味し、「洋才」は外国のすぐれた文物を学び取り入れることを意味しております。「明朗和順」とは健康で明るく、仲良く平和に生活することです。このために、お互い“おもいやり”、人の為になる「奉仕の精神」とその実践が大切です。和洋高校では、この建学の精神により、仲良く明るく、お互いの能力と徳性を伸ばすように、工夫と努力を重ねています。

教育方針

中学・高校・大学までの一貫教育の場として恵まれた環境に施設設備を整え、和魂洋才を基調として明朗和順の徳性を涵養し、実験学習を重んじる学習と、徹底した生活指導に意を注ぎ、有為な日本女性を育成することを目的としています。

○校訓

1. 1.　和洋の校名に則り、和やかにして洋々たる精神を養いましょう。
2. 2.　自主自律、進んで責任を果たし、本分を守りましょう。
3. 3.　勤労を愛好し、なにごとにも最善の努力を尽くしましょう。
4. 4.　清く正しく明るく、感謝と希望に生きましょう。
5. 5.　学校を愛し、健全なる校風の発揚に努めましょう。

教育の特色　

1人ひとりの輝きを引き出し 　生涯を力強く支える本物の学力をつける

〇基礎学力の確立
生涯を支える基礎学力の確立のために、すべての教科において創意・工夫をした学習を実施しています。特に国語・社会・数学･理科･英語に多くの授業時間を割り当て、実践を重んじた効率の高い学習を展開しています。

〇実践英語力の充実
国際化の進む今、若者にとって「実践英語力」は生涯役立つ大きな力となります。そのため『英語教育』には全学年とも十分に授業時間を確保しています。さらにLL教室の利用・演習時間の活用・外国人講師による英会話学習など、実践英語力の充実に多大の努力をはらっています。

〇基本的模範の体得
日本女性としての生涯を支える基本的生活規範の体得に向けて、学園生活の全領域にそのための工夫がなされています。特に中学校では、「技術家庭」の学習にそれが顕著です。被服実習室・被服整理実習室・調理実習室・試食室をはじめ和室・コンピューター教室・視聴覚室などを活用し、実践学習を通して基本的生活規範が体得できるよう実施しています。

国　語

多くの文章を読むことで読解力を養います。漢字テストにより、3年間で2,000字を習得します。伝統の百人一首では、楽しみながら古典に親しみます。

社　会

奈良時代以来の由緒ある土地柄を生かし、周辺の史跡や自然を学びます。税金についての専門家の講義や裁判の傍聴なども実施します。

数　学

少人数編成の習熟度別授業（3年生）を行い、豊富な問題量をこなします。反復練習を取り入れ、つまずきやすい生徒にも丁寧に指導します。

理　科

多くの実験から理科の楽しさを体験し、学習面の向上だけでなく、自然科学への興味･関心を養っていくことに重点を置いています。

英　語

少人数編成の習熟度別授業で、1人ひとりの英語力を確実に高めています。国際交流の機会も多く、英語を楽しみながら国際感覚を磨いています。

保健体育

球技や水泳、筋力トレーニングなどに取り組んでいます。3年のダンスでは美しい身体表現を目指します。

技術・家庭

創立以来の伝統を受け継ぐ指導で、被服･手芸･調理の実習をします。生活にうるおいと楽しみ･充実感を生み出す技術を身に付けます。

音　楽

1年生の1時間は邦楽の時間にあて、琴の演奏をします。歌唱･リコーダー演奏･名曲鑑賞など幅広く学んでいます。

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