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小林聖心女子学院中学校
小林聖心女子学院中学校の情報は中学受験わかばナビ小林聖心女子学院中学校の基本情報
- 住所: 〒665-0073 宝塚市塔の町3-113
- TEL: 0797-71-7321
- アクセス: 阪急今津線「小林駅」より徒歩7分
- 生徒数: 約370名
- HP: http://www.oby-sacred-heart.ed.jp/
- 参考偏差値: こちら
初年度に掛かる経費 | |
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授業料 | 360,000円 |
入学金 | 400,000円 |
諸経費 | 290,000円 |
初年度必要金額 | 約1,050,000円 |
最新情報 |
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・入試結果 こちら ・大学合格状況 こちら |
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備 考 |
■英語:
■募集 ・高校募集: 若干名あり ・内部進学: ほぼ全員が進学している。(但し、転勤等での転出あり)
■併設学校 |
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併設高校の大学合格実績 上位校 |
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関西学院大、同志社大、聖心女子大学(併設大)、甲南大、同志社女子大、神戸女学院大、武庫川女子大、甲南女子大 など |
建学の精神
子どもたちが、本当の礼拝の精神に育っていくよう教育すること、そのために私たちは生涯を捧げたい。
-創立者 聖マグダレナ・ソフィア・バラ(1779-1865年)-
聖マグダレナ・ソフィアは教育の全てを通して、真の礼拝の精神に生きる人を育てたいと望んで、聖心女子学院を創立しました。創立者は学業と生活全般を通して、しっかりした知性、堅実な実行力、謙遜な心を育て、これが神への深い信仰に根をおろして、隣人愛に開花することを教育の目的としました。
○教育理念
聖心女子学院は、
一人ひとりが神の愛を受けたかけがえのない存在であることを知り、世界の一員としての連帯感と使命感を持って、より良い社会を築くことに貢献する賢明な女性の育成をめざします。
本学院では、一人ひとりの全人格的成長を願い、「魂を育てる」 「知性を磨く」 「実行力を養う」という三つの教育方針を大切にしています。
○教育方針
◆魂を育てる
本学院では、キリスト教の価値観に基づき、毎日の生活の中で「祈る」ことをなによりも大切にしています。そして、心静かに神に向かう「祈り」を通して、自分も人もかけがえのない存在として大切にすることのできる温かい開かれた心を育てます。校舎を取り巻く美しい自然環境は、こうした祈る心と生命に対する豊かな感性を育てるために、なくてはならない宝です。
・祈る心を大切にし、キリスト教の価値観に基づいて愛と希望をもって生きる姿勢を育てる。
・ 謙虚に自己をみつめ、現実に静かに向かい合い、自らを深め、高めていくように導く。
・
みずみずしい感性と、他と共感できる豊かな人間性を育む。
◆知性を磨く
学校生活の中心となる学習では、すべての教科を主体的にバランスよく学び、基礎学力をしっかり身につけます。その上にそれらを統合する知性と、将来につながる広く深い学力を培います。その実現を助けるのが特色あるカリキュラムです。
・知的価値に重んじ、喜びを持って自ら学ぶ力を育てる。
・創造性に富む堅実な思考力と正しく判断する力を育てる。
・
広い視野で物事をとらえ、自分の考えを明確に表現する力を育てる。
◆実行力を養う
学校生活の様々な活動を通して、人のために具体的に役立つ喜びを体験し、より大きな社会や世界というネットワークの中で、将来自分自身を積極的に活かし、周りに働きかけることのできる力を身につけます。活発な生徒会・委員会やクラブ活動、または豊富な行事を通して、自らの手で企画運営する力を育てることは、女子校である本学院の大きな特色と言えます。
また学年を越えたつながりの中で、生徒一人ひとりの成長を助けることができるのは、中・高一貫教育ならではのことです。
・
人や社会と積極的に関わる力を育てる。
・骨惜しみせずに働く習慣と、誠実に人に尽くす行動力を育てる。
・責任感と謙虚な心を備えたリーダーシップを養う。
沿 革
聖心女子学院は、1800年にフランスで創立されたカトリック女子修道会「聖心会」を母体としています。
創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラはフランス革命の混乱期に成長する中で、女性の担う社会的責任の大きさを痛感し、女子教育を目的として聖心会を創立しました。
その名称はキリストの愛の象徴である「聖心(みこころ)」に由来します。
聖マグダレナ・ソフィア・バラ(1779〜1865)は、子女の教育のために1800年、カトリック女子修道院「聖心会」をフランスに創立しました。
1908年(明41) 聖心会来日(東京に「聖心女子学院」創立)
1923年(大12)4月 兵庫県岡本に修道院開設
5月 兵庫県武庫郡住吉村鴨子ヶ原に「住吉聖心女子学院」創立
1926年(大15)12月 現在地に移転「小林聖心女子学院」と改称
1947年(昭22) (静岡県に「不二聖心女子学院」創立)
1948年(昭23)4月 学制改革により、中学校・高等学校発足(東京に聖心女子大学開学)
1949年(昭24)4月 聖心女子大学小林分校開設
1963年(昭38) (北海道に「札幌聖心女子学院」創立)
1966年(昭41)4月 聖心女子大学小林分校、東京の本校に併合
1967年(昭42) (東京に「聖心女子学院専修学校」創立、昭和51年専門学校に改称)
1973年(昭48) 学院創立50周年を祝う
1993年(平5) 学院創立70周年を祝う
2000年(平12) 聖心会創立200周年を祝う
2008年(平20) 学院創立85周年を祝う
教育の特色
小林聖心女子学院では、「魂を育てる」「知性を磨く」「実行力を養う」という三つの教育方針を掲げ、様々な教育を実践しています。
○教育の特色
◆宗教教育
学校生活全体において祈る心を養い、キリスト教的価値観を身につけるようにします。宗教の授業や宗教行事を通して、自分と他者とを大切にする心を養い、人と関わり共に生きることの意味と喜びを学びます。また、自分を振り返り内省する力を育むとともに、広い視野で世界に目を向け、主体的に自分の生き方を考え、実際に行動できる力を培います。
学院生活の一日は、塔の鐘の音に合わせて捧げられる朝の祈りで始まり、終礼での感謝の祈りで終わります。
また、年間を通して行われる様々な宗教行事では、創立者が願った祈りの心を養い、自分の具体的な生活の中で人間を超える大きな存在に耳を傾け、いただいた生命を感謝とともに生きることを学びます。中学校・高等学校とも毎年2日間の「黙想会」が行われ、静けさの中で神のまなざしを通して自分自身をみつめ、生きることの意味を考えることができます。
◆英語教育
本校は創立当初より、国際理解のための英語教育に力を注いできました。
異文化を理解し、英語で自己表現できる学力を身につけられるように、「聞くこと」「話すこと」を重視し、また、中高一貫して1学級を二つに分けた少人数教育を行っています。
中学1年生では、初めて英語を学ぶ生徒には別の授業を行います。また、夏休みは特別補習(英語ワークショップ)を行い、「聞く力」「話す力」の集中的訓練をして、小学校で英語を学んできた生徒の進度に追いつけるよう配慮しています。2・3年生は1学級を二つに分けたグループで授業をします。高校では、各学級を習熟度別に二つに分け、生徒は自分の力に適したクラスで学びます。
中学・高校を通して、どの学年にもネイティブスピーカーの教師が配置され、「聞く」「話す」領域の充実した指導がなされています。
高校2・3年生では、選択科目の中にもいくつかの英語の講座があります。文学作品の鑑賞・映画シナリオの読みとりと背景的文化の学習・メディアリテラシーに関する学習などを英語による講義と討論を通して学ぶ「英語特講」の他、自己表現力を高める為の講座、基礎力を養う為の講座、大学受験に対応する力をつけるための講座など、生徒の進路と能力に応じた選択科目があります。
日頃の学習成果の発表の場として、中学校英語暗誦大会、高校English Dayがあります。短期間の練習ですが、毎年生徒たちは驚くほどの集中力を発揮し、暗誦・スピーチ・群読・劇に見応え、聞き応えのあるものを創り上げています。生徒たちの見事な集中力と組織力はとても大切な資質であると私たちは考えています。
各種英作文コンテスト・英語スピーチコンテスト・英語暗誦大会の応募者が多く、全国大会で入賞している生徒も少なくありません。検定試験などの受検も奨励し、多くの生徒が積極的に受検しています。中学校で多くの生徒が準2級を取得、高校では2級・準1級を取得する生徒が多数います。
本校はますます国際化の進む中で、オールラウンドな外国語コミュニケーション能力育成を目指しています。
◆国際理解教育
本校は国際理解のための教育として、様々なプログラムが用意されています。
・オーストラリア体験学習・短期留学
オーストラリア体験学習は、夏休みに、ブリスベンとメルボルン郊外バララットの2都市を訪問し、ホームステイをする本校独自の語学研修です。現地の聖心女子学院(ブリスベン)またはロレット校(バララット)で、授業に参加し、英会話を学びます。ゴールドコーストなどのビーチやパイナップル農園などを訪れ、オーストラリアの美しく広大な自然を直接肌で感じるチャンスもあります。毎年30名の中高生徒が参加します。
・フィリピン体験学習
フィリピン体験学習は、アジアで唯一のキリスト教国であるフィリピンで11日間を過ごし、「学生や貧しい地域の人々との交流を通して、現地の文化、経済、宗教、生活の実態を体験する」ことを目的としています。この体験学習を通して、皆がそれぞれフィリピンの抱える問題について様々なことを考えます。
その他、姉妹校主催のタイ体験学習(札幌聖心主催)、韓国体験学習(不二聖心主催)にも参加しています。
・AFS留学生年間派遣・受け入れ
本校は財団法人エイ・エフ・エス日本協会の留学制度によって、海外への長期派遣・短期派遣の制度を取り入れています。毎年数名の高校生が、自分の希望する国へ派遣されています。また、ホストスクールとして海外からの留学生を、年間を通して受け入れています。
・姉妹校からの受け入れ
オーストラリアのブリスベンの姉妹校であるスチュアートホーム校、バララットのロレット校から、多くの留学生がそれぞれ本校を訪問します。また、合衆国シアトルの姉妹校であるフォレストリッジ校からも毎年数名の留学生が本校を訪問し、授業に参加します。本校の留学制度は、多くのホストファミリーによって支えられています。
◆奉仕活動
小林聖心女子学院は、85年前、神戸の住吉でオーストラリア・イギリス・フランス・ニュージーランドの国々から来られたシスター方によって始められ、小さな塾から現在の学院へ発展してきました。
外国からのシスター達が自分の命までを捧げた、奉仕の精神が今に伝えられています。生徒会や奉仕部の活動として、古切手、ベルマーク、テレフォンカード、牛乳パック集めがあり、外国の里親募金や、宝塚市福祉協議会への寄付金、聖心女子大学のヘルプラインへの助成金として役立てられています。
また、創立者の記念日(5月25日)には創立者をたたえてミサが行われ、学院の精神の理解を深めるための講演を聞きます。6月の聖心の祝日記念行事では、ミサ(または御言葉の祭儀)があります。この日は、イエズスのみこころの愛をよりよく知り、その愛を人々と分かち合うための奉仕の日です。
中学生は校内での作業(雑巾縫い・ベルマーク・古切手集め)などに沈黙で取り組みます。また募金活動やリサイクル運動の他、心を込めた手作りの贈り物を釜ヶ崎やフィリピンで役立てていただき、人のために何かできるかという喜びを体験します。
高等学校では体験学習がカリキュラムに組み込まれており、老人ホーム、養護施設などのお手伝い、釜ヶ崎での活動、手話や点字の習得など、中学校よりさらに一歩進んだボランティアの体験から、多くを学ぶことができます。
高校2年生・3年生対象、本学院主催のフィリピン体験学習は20年以上の歴史を持ち、フィリピンの人々との出会いを通じて国際的な支援のあり方を考える実り豊かなプログラムとして、参加者のみならず学院全体に大きな影響を与えています。
◆体験学習
学院の大切な教育活動の1つである奉仕の精神を育てることを目的とし、1990年から高校1年・2年の必修科目として取り組むとともにその体験を互いに分かち合ってきましたが、2007年度より総合的学習の中に取り入れて実施しています。
・総合的学習 -ソフィー・タイム- <ソフィーは創立者の名前で知恵の意>
中学1年では学年全体、2年・3年はクラス単位で授業を実施しています。
高校1年では、クラス単位で週1時間で実施しています。
中学1年では自己や学校・身近な事柄について知ることを、2年では自然科学分野に関心を深めることを、3年では共生をテーマに社会が抱える様々な問題点と自分の進路を幅広く考えています。
学習活動としては、基礎学習力(話し方・聞き方、課題発見、レポート作成、自己評価など)、メディア活用能力(インターネット、機器操作、情報編集など)、総合表現力(プレゼンテーション、壁新聞、ディベートなど)に関して各学年の発達段階に応じて体験させています。
特徴 |
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・中2・3: 数学少人数授業。 ・週1時間宗教の授業。 ・中2・3: 数学補習制度あり。 |
小林聖心女子学院中学校 トピック
- 教室は全室冷暖房完備
- 世界29カ国159の姉妹校
- 緑あふれる自然環境
- 豊富な海外体験学習
- 蔵書10万冊の学習センター
- 特待生制度なし
- 同志社大、立命館大、関西大、上智大などの指定校推薦大学あり
- 2009年第61回高円宮杯英語弁論大会 県大会第1位
- 著名な卒業生: 中條誠子、上山千穂(アナウンサー)、乾麻梨子 など
代表的な行事・修学旅行 |
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中2キャンプ、 中3登山合宿(立山)、 中学校合唱コンクール、 クリスマスウィッシング など |
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