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立命館中学校
立命館中学校の情報は中学受験わかばナビ立命館中学校の基本情報
- 住所: 〒612-0884 京都市伏見区深草西出山町23
- TEL: 075-645-1051
- アクセス:
JR奈良線「稲荷駅」より徒歩14分、京阪本線「深草駅」より徒歩12分
- 生徒数: 約660名
- HP: http://www.ritsumei.ac.jp/fkc/index-j.html
- 参考偏差値: こちら
初年度に掛かる経費 | |
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授業料 | 634,000円 |
入学金 | 138,000円 |
諸経費 | 323,000円 |
初年度必要金額 | 約1,095,000円 |
最新情報 |
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・説明会日程 こちら
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備 考 |
■英語
■募集 ・試験: ・高校募集: あり ・内部進学条件: 中学3年間 一定の成績をおさめた者
■併設学校 |
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併設高校の大学合格実績 上位校 |
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立命館大(併設大)、関西大、同志社大、慶応大、大阪大、筑波大 など ※殆どが併設大に進学 |
建学の精神
○建学の精神
立命館中学校・高等学校は、1905年(明治38年)9月「私立清和普通学校」として創設されました。京都御所の「清和院御門」の向かいの地であったため、その御門の名にちなみ「清和」と名付けたのが始まりでした。その後、1913年財団法 人「立命館」の設立認可とともに「私立立命館中学」と改称し、現在まで受け継がれています。
本学の創立者中川小十郎は、1900(明治33)年に「私立京都法政学校」(後の立命館大学)を創設し、 その五年後に、「形式的な束縛を受けず、のびのびとした生徒を育てる中等教育を」という考えに基づき付属校を開設しました。
中川小十郎は、二度にわたって内閣総理大臣を務めた西園寺公望の秘書官でした。 西園寺公望は若くしてフランスに留学し、自由主義的精神と国際感覚を身につけました。 帰国後、「進取の気質に富む青年の育成」のために京都御所内にあった自宅に、私塾「立命館」を開きました。中川小十郎はこの「立命館」の名称とその精神である「自由と清新」の学風を西園寺から受け継ぎ、今日の立命館の礎としました。
第二次世界大戦後は、末川博を総長として迎え、立命館は「自由と清新」の学風のうえに、新たに「平和と民主主義」を教学理念として、学園の民主的な体制と特色ある教育とを築きあげてきました。現在の立命館学園は、3付属中学・高校、2大学・ 大学院を擁し、約4万人が学ぶ日本有数の総合学園として発展しています。
立命館中学校・高等学校は、2005年に創立100年を迎えます。100年を機に「立命館小学校」を開設し、初等教育から高等教育までの一貫教育体制を完成さ せ、学園の中核を担う学校として、さらに大きな役割を果たしていきたいと思ってい ます。
時代の先に求められるものを常に鋭敏に感じ取り、新たな挑戦をし続ける「自由」 で「清新」な学校であり続けたい、そう強く考えています。
○教育理念
立命館学園は、「平和と民主主義」の理念を中・高・大の一貫教育の中心にすえて います。これは憲法、教育基本法の根幹をなす精神ですが、社会の進歩、人類の福祉を目指す真の教育 ・研究は、「平和で民主的な社会」であってこそはじめて達成することができるからです。
教育は生徒一人ひとりの人格を大切にして、そのすこやかな発達をめざして行われなければなりません。私たちは、生徒が現に持っている力、持つことができる力に信頼をおき、困難に立ち向かつて向上しようとする生徒の自主性を信頼するところに教育が成り立つと考えています。
私たちは、学園の建学の精神と教学理念を今に受け継ぎながら、新たな21世紀を生きる生徒たちの個性と能力を最大限開化させるための教育創造に向けて、常に挑戦を続けていきます。
沿 革
1900年 5月中川小十郎、京都法政学校を設立
1905年 9月京都法政大学の附属校として清和普通学校を設立
1906年 4月学校令に準拠して清和普通学校を清和中学校と改称
1913年 12月財団法人立命館が設立され、清和中学校を立命館中学校と改称
1929年 4月立命館商業学校を併設
1937年 4月立命館夜間中学校および、立命館商業学校夜間部を併設
1941年 4月上賀茂に立命館第二中学校を設置
1942年 4月立命館中学校を立命館第一中学校と改称
1943年 4月立命館夜間中学校を立命館第四中学校と改称
1944年 4月立命館第三中学校を設置 立命館工業学校を併設
1947年 4月立命館工業学校を立命館第四中学校に併合、学制改革により立命館中学校、立命館神山中学校を設置
1948年 4月学制改革により立命館高等学校、立命館神山高等学校を設置
1952年 4月立命館神山中学校・高等学校を北大路学舎に併合
1988年 4月男女共学制実施、学校規模拡大
8月深草学舎への移転、開校
1990年 3月〜4月カナダ交流プログラム第1回研修団派遣
1995年 4月創立90周年 新カリキュラム・基幹授業5日制実施
1996年 7月新校舎施工(コミュニティ21)
1997年 5月ニュージーランド タワカレッジとの交換留学決定
1998年 4月立命館中学校36人学級実施
2000年 1月アメリカ エピスコパル学園との交換留学決定
11月中学校ニュージーランド研修旅行開始
2002年 4月文部科学省より、高等学校が「スーパーサイエンスハイスクール研究開発校」に指定される。
8月第2アリーナ増築
2003年 3月立命館大学びわこ・くさつキャンパスに建設のコラーニングハウス II 内に本校専用施設を設置
4月文部科学省より、中学校が「理科大好きスクール」に指定される
8月中学校教室全面改修
2004年 8月高等学校教室全面改修 全校無線LAN設置
教育の特色
○教育について
立命館には、中高大院一貫教育による、理想の学習環境があります。それは、生徒一人ひとりが描く将来のビジョンに応じて、自分を磨いていける多様な学びを用意した、柔軟な教育システムです。
21世紀をリードする立命館の新しい一貫教育
小学校から中学校・高校、大学・大学院までの豊かな学びの中で、個性と専門性を磨く
。
○総合コース
(基礎教養習得プログラム:中学1年/2年/3年/高校1年)
中学1年から高校1年までの4年間で、基礎的な学力をしっかり定着させます。
◆中1
学習の習慣とリズムが身につくよう、知性の基礎体力を養う。
基礎作りのなかでも最も大切なものが、学習への興味づけ、習慣づけです。中学1年次では、教室での「考える・学ぶ」習慣づくりとともに、「デイリーラーニング」として、家庭学習向けに英・国・数の課題プリントを配布し、教室外でも学習のリズムづくりもおこないます。
◆中2
学ぶことに楽しさや発見を通じて、自主性と探求心を育てる。
中学2年次では、1年次に修得した規則正しい学びの習慣に加えて、自分自身の興味に従って学習することの楽しさや、やりがいを育成。生徒自身がテーマを見つけて研究する「デイリーノート」の提出などをプログラムに加えていきます。
◆中3
高校進学を見すえて、幅広い視野と学びの価値観を育成する。
1年後の高校進学に向けて、学科内容をさらに充実させながら、知的探求心・論理力・リーダーシップを育てます。また海外研修などにより、授業で得た知識を実践する機会づくりをおこない、自立心・国際感覚を育成します。
◆高1
基礎修得による実力をベースに、進路決定にみちびく
高校2年からの「高大院連携プログラム」のコースを決定するのが高校1年次。文・社系、数理系の多様なアプローチによって、自分の可能性の拡大をはかり、より広い選択肢のなかから、自分の個性や適正にあったものを発見していきます。
(個性伸長プログラム:高校2年/3年)
◆高2
大学へつながる専門性の高い学科と、学習環境を提供する。
高校2年次では、いよいよ将来に直結した「個性伸張プログラム」へ。さまざまな選択科目のなかから自分の関心にあった科目を学び、大学での研究やさらにその先の目標達成につながる力を、徹底的に伸ばしていきます。
◆高3
将来のビジョンを確立し、自己を高めていく。
中・高6年間の総決算となる高校3年次は、選択科目も増やし、生徒それぞれが自分の目標ビジョンに向かってより興味と集中力を高めていきます。大学という次のステージのために、培った学力を一気に飛躍させる1年間です。
○アドバンストコース ADC【募集人数 約30名】 医歯薬系をめざす中・高6年一貫教育
現代社会で大きな役割を果たしているライフサイエンス分野の学問は、今後も著しい進歩を遂げ、一層重要な意義をもつことに間違いありません。生命の誕生から死に至るまでの人間の全期間を通じて尊い生命を輝かせることに携わる分野に、立派な人格と専門性を持ち、高い志と使命感をもつ人を輩出していくことも立命館の使命であると考えます。
高い学力はもちろん、優れた医師を目指して、幅広い人間性と国際社会でのリーダーとしての資質を養うカリキュラムを実施します。これまでのスーパーサイエンスハイスクール事業で培ってきた経験を活かし、各方面で活躍中の医師による連続講座、病院研修、ボランティア体験、医学倫理、「生命」課題研究活動等を計画。また、国内、海外での研修旅行等によっても幅広い学力を追及します。
・ADCでのカリキュラムの特徴
週37単位のカリキュラムです(隔週で土曜日授業)。
英語・数学の先取り授業で高校での高度化を目指します。
高校での理科3科目に対応するため、中学校でもより深く理科の学習を深めます。
学習状況を細かく把握し、適切なアドバイスが行えるよう、日常の生活を振り返るノート指導を行 います。
・身のまわりの様々な現象に注意深く「科学の眼」を向けられる研究活動も重視して取り組みます。
・レポート作成や発表活動等、学習の基礎となる力を伸ばす教育を行います。
国内外のワークショップ、講演会等で、多くの人と出会い、学習の広がりと深まりを追求します。
ボランティア体験等、優しい心と人類へ貢献する力を育む教育を重視します。
○その他の特色
◆インターナショナル
留学プログラム:外交官・国連職員など国際社会で活躍する職業をめざします。
若い時に海外に出て異文化を知ることは、視野を広める貴重な経験であり、国際人として生きていくためのベースとなるでしょう。立命館ではさまざまな留学プログラムを設け、世界で通用する人材の育成に務めています。プログラムに参加する生徒たちは、現地の同世代はじめ多くの人たちとの交流を通じて自らを鍛え、たくましく成長しています。
(毎年薬40名の生徒が海外留学を経験しています)
特徴 |
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・ 高い学力と豊かな人間性を備え、社会に貢献できる自立した人に成長してほしいと願っています。「理想は高く 姿勢は低く 大地に足を踏ん張って 一歩ずつ 前へ前へと進もう」という末川博先生の教えを大切にし、子どもたちとともに考え、ともに創り上げる中で、前述のような人に成長してもらいたいです。 ・ 科学教育・国際教育に重点をおき、中学校ではまず、科学のおもしろさや科学する眼を養います。また、WYMやASEPなど、中学校が海外へ行く機会は少ないですが、本校高校生の豊富な経験や本校へ来ている留学生の話などを共有する国際理解講座を開くなどし、また3年生でのオーストラリア修学旅行で全員が2週間のホームステイを経験するなどにより、異文化理解と英語学習への大きな刺激として、高校へ繋いでいきます。 ・ 具体的には、毎朝始業前とし、学校生活が生活の中心になるよう工夫しています。家庭学習の習慣を定着させるために、日々の目標を自分でチェックしていくルーティンチェックやデイリーラーニング(毎日出される30分程度の宿題)を行っています。2010年度の中学校1年生から順次30名学級へと移行させ、よりきめ細かい指導を考えています。 |
立命館中学校 トピック
- 2010年4月 文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定
- 週6日制
- 3学期制
- 特待生制度なし
クラブ活動、コンクール入賞歴 など |
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陸上競技部・・・全日本中学校選手権大会(男子3000M)出場
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学校からのメッセージ |
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「自由と清新」を建学の精神、「平和と民主主義」を教学理念に一貫教育のメリットを活かした教育を実践しています。「主体的に学ぶ意欲と向上心を持ち、社会に貢献する使命感と行動力を持ち、他者を理解しリーダーシップを発揮できる自律(自立)的な人間を育成したい。」そのため、意欲に満ちた行動力のある生徒に来てもらいたいです。末川博名誉教授の「理想は高く、姿勢は低く、大地に足を踏まえて、一歩ずつ、前へ前へと進もう」という言葉のように、自分の目指す進路に向けて、主体的に頑張れる生徒に来てもらいたいです。 中学時代は、未来の自分を形づくるスタート地点。豊かな学び、課外活動や学校行事など、充実の学校生活を通して未来の自分の姿を見つけてください。成長の土台となる基礎学力、国際性と人間性を育み、夢に向かって確かな足がかりをつくりましょう。 |
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