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中学受験用語 「英数字」
◆2科目受験…国語と算数の2科目による受験のこと。中堅校や女子校で多く実施されてきた。受験勉強の負担が軽いので、かつては中学受験中途参入組や理社の苦手な受験生たちにとってはメリットがあったが、最近は4科目受験に変更する学校が増えてきているので、自分の志望校が現在2科目受験であったとしても油断はできない。
◆4科目受験…国語・算数・理科・社会の4科目による受験のこと。首都圏の難関校では、ほとんどがこの方式をとっている。また、算数・国語よりも理科の配点を低くする「傾斜配点」を実施している学校もある。
◆2科目・4科目選択制…受験生自身が2科目と4科目のどちらで受験するかを選べる受験方式。2科目受験から4科目受験への移行を考える学校が、その過程で実施する場合もある。合否の判定は、どちらを選択したかにかかわらず、まず2科目の合計点で合格者の80%を決定し、残りを4科目の合計点で決定するという方式をとっている学校や、それぞれ別個に2科目の合計点・4科目の合計点で合格者を決定する学校などがある。4科目受験の選択者が、うっかり4科目の合計点のみで合格者が決定されると思い込んでしまうと失敗する恐れがあるので、合否の判定基準を学校説明会等で質問し、確認しておくことが重要だろう。
四谷大塚の合不合判定テストで使用される偏差値表示法のこと。合格可能性が80%であるのが80偏差値、50%であるのが50偏差値。あの中学校は偏差値60で合格するという場合、それは80%偏差値のことを指すと考えてよい。つまり、偏差値が60あれば、100人中80人が合格するという意味である。ただし、これはその模擬試験の過去のデータから<今の時期にこれだけの点数を取っている人の80%が合格している>という意味であり、模擬試験の内容と志望する中学校の出題傾向までを考慮に入れた数字ではない。したがって、一般的な模擬試験との内容とは違う、独特の入試問題を課す学校には当てはまらない場合があることも注意しておきたい。
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